15日土曜日に行われた山上先生発声オプションについて、あらためて投稿させていただきます。
今回は、2回目以上参加のメンバーが集まり、各々の課題についてご指導いただきました。
私は先生に、高い音で張っても声が細くならないよう立体的に表現する方法について伺いました。
まずは、目標物を具体的に設定し、そこに向かって原稿を呼んでみよとの指示。
明確な前方の一点に向かって発声してみると、漫然と全力で張ったときよりもクリアに声が出ました!!
参りました。
私は、発声に必要な呼吸筋の筋力アップが解決策だと思っていたので、ボロッと目から鱗が落ちてしまいました。
さらに、原稿を誰に伝えるか(例えば、同じクラスの○○さんなど)を具体的にイメージして読んでみよとのディレクション。
具体的に誰に伝えるかをイメージすると自ずと聴き手に合わせた表現に変わるんですね。
これは、分かっている人にとっては当たり前過ぎることかもしれません。
しかし、今まで私はそれに気が付かぬまま、聴き手をイメージすることなど全くせずに原稿をそれっぽく“読んでいた”だけでした。
聴き手を明確にイメージして“伝える”こと。
聴き手不在のまま、ただ原稿を“読む”だけから、聴き手に届く“伝わる”表現に脱皮できそうな気がしてきました。
精進いたします。
山上先生、本当にありがとうございました。
先生の次から次へと繰り出されるディレクションは、素晴らしいの一言です!!