水曜ネクスト、齊藤きみよです!
9日、逸見先生の情報番組の授業。
ヒルナンデスから、ファッション・グルメ・便利グッズと、3種類の内容の原稿で教えて頂きました!
同じ情報番組でもバラエティ寄りだったり情報寄りだったり色々ある中、バラエティ要素強めの情報番組として読むと、より今っぽく読めるとの事でした。
最初に「自分の1番良い所が出るように読んでもらいたい」と仰っていたのを、授業の録音を聞いて思い出しました。読む時にはすっかり飛んでいて……自分の良い所、持ち味などが分かっていないからだと思います。とにかくやる事やって、早く、自分の立ち位置や強み弱みを具体的にしていきたいです。
原稿を一度読んでみて「全部同じ圧、同じ熱量で伝えている感じ」「さらっと流して良い所はさらっと」とアドバイスを頂きました。自分で聞き返してもいつもそう思うんです、全体が平らだなーと言うか……。
「番組冒頭、頭は特ににぎやかに」「グラデーションをつける。入りの音、雰囲気、響きを変えると分かりやすい」「ギアをがらっと変えていけると読みの構築がしやすい」など、ブロックごとにとても丁寧に説明して頂きました。
やっぱり、緩急高低強弱、メリハリ、足し引き……。それらを番組の道理に沿って構築していく、と言うことを、もっときちんとやっていきたい!
また「全てはVTRありき」という言葉で、文字ばかり追っていて映像をイメージできていなかった事に気付きました。映像が無くても、原稿を見た時にカット変わりやテロップの出方、どんなシーンかなど想像できれば読みの構築もしやすい。番組の道理、理解しなくては。
「文章に対しての意識を1回捨てる」「何言ってるか分からなくていいから、雰囲気と色を変えて音の温度で伝えてもらいたい」は、個人的にちょっと革命でした!
「何言ってるか分からなくていい」に、その時はそんなー!と思ったのですが、「原稿を見ると情報が沢山のようだけれど、ナレーションが無くても分かっちゃうくらい映像はテロップなどでゴテゴテになっている筈」と言うお話を聞いた時に繋がった気がしました。
確かに、自分の読みを聞き返すときちんと読み過ぎていて楽しさがない感じ。テレビ番組の中のナレーションの役割を意識しようと思います。
きちんと読まなきゃ!と言う気持ちを一旦捨てて、思い切り変な音や色んな読み方で練習してみたら、なんか違う世界が見えかけてるような……!
毎週の授業を受ける度に、今までの授業で教わって来た事がどんどん繋がって、あーだからコピーなんだなぁなど、自分なりに理解が深まっているように思います。
それぞれの先生方から色々な普段の練習方法を教えて頂きますが、なんでこの練習方法なのか、この練習をする事でどうなるのか、理解が深まる事で更に確信が持てて来て、練習がもっと楽しい!
ありがとうございました!