雪山に登るとは?

土曜ネクストの伊賀崎(いがさき)です。
「雪山に登る」
この言葉から皆さんはどんな雪山をイメージするでしょうか?
バーズでは「雪山に登る」ことを「ナレーターになっていく様」だとオリエンテーションで説明していました。各々がそれぞれのイメージを抱いたと思いますが、私のようにただただその言葉と写しだされた雪山の写真を受け入れただけに止まった方もいたかもしれません。
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先日、映画「エベレスト」を観てきました。実話を映画化したもので、感想をひと言でいうと“怖かった”です。IMAX3Dで見たので迫力も凄いし、音も体に振動が伝わってくるほどなので怖さが倍増されたかもしれませんが、それよりも何よりもあの常に危険と隣り合わせの状態でいることに胸中穏やかではありません!正直私には何故エベレストに登ろうとするのか理解できないです。登頂して皆でおにぎりを食べるとかそんなわけはなく、登頂しても景色を楽しむわけでもなくすぐに下山。本当にそんなところを登っていくの?という道ばかりで一歩間違えれば死の危険性がずーーーっとある。何故??と興奮状態で観ていたとき、ふと急にバーズオリエンテーションでの雪山の話が頭をよぎりました。
もしかしてこれが雪山・・・?
思えば私が知っている雪山はスキーやスノーボードで行った山くらい。テレビで観たのもこのエベレストを超えるものは記憶には残っていない。
映画では途中でリタイアしてしまう方が多かったです。また登頂はしたものの、嵐の接近で急に天候が悪化したため無事下山できなかった方もいます。エベレストでのルールを破って命を落とす方もいました。頂上まで行って無事に帰った方は若干名・・・。まさかの結末でした。
エベレスト登頂するためには日々のトレーニングは欠かせません。ベースキャンプで入念な準備もします。知識は絶対必要です!天候によっても左右されるので運も必要。
ナレーターを目指す上で当てはまることがありすぎて、ずっと頭の片隅にナレーターを置いたまま最後まで観てしまいました。
私にとっての雪山はエベレストかもしれません。
「テレビで売れること、生き残ることは雪山を登るように厳しい」これもオリエンテーションで伝えられたこと。今だとこの言葉がずっと、もっと自分の中に入ってきます。
漠然としたイメージではなく、よく言われているビジョンをしっかり持つことは本当に大切ですね。
エベレスト登頂には決断力、そして相当な覚悟も必要です。めざせ頂上!
伊賀崎知子

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