水曜モードの復学Mです。
先日は田子さんによる授業、原稿は情報バラエティーのコーナーナレーションでした。
今回は、映像チェックは全員で行う1回のみ。そして順番にブースで収録。(収録の間教室には映像も音も流れません。)仕事の状態を再現したような授業でした。
その1回のチェックで、タイムの頭とお尻、画変わり、テロップ、SEを捉えていく…加えて、もちろん原稿の内容を理解できているか、どう読むかプランをしっかり立てられるか、ポイントは盛り沢山です。
田子さんはパワフル、ダイナミックなプレイスタイルでありながら、その分析・解説はとても緻密で繊細だと、いつも感じます。
そして、場を沸かるエンターテイメント性の中にも、指摘が的確で分かりやすく、プロとしての愛と厳しさに富んでいます。
そして田子さん語録もまた、胸に刺さるものばかりです。
この日、特に心に残ったのは「声の質は関係ない」ということ。
人それぞれに様々な声がある中で「自分の声」が”はまるネタ”を見つける、その中で幅をつけることが大切。
そして「あなた」がやってる場所を(プレイの)どこかに作ること、(“遊び”の部分を作ること)、それが引っ掛かりや面白味になる、と。
今回も田子さんのプロ意識の高さに触れ、身の引き締まる授業でした。
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また、アフターバーズで学長と話していた時に話題に上がった「プロの感覚」の話は、実感することでした。
私の中にもまだ小さな「ヤバミ」(逸見さんがブランディングの授業で提示してくださった、技術だけはあるけど振る舞いがへりくだりすぎてヤバい人)はいるのですが、 それでもヤバミを笑えるのは、自分はそうならないようにしたい、と思える「価値観」が育っているから。
たまに小さなヤバミが顔を出すとき、いかんいかん、と…そう思えるのは、スクールバーズに通っているからです。
毎週講師の方は第一線で活躍する現役トッププレイヤー。
そして業界の第一線を動かすマネージャー陣。
そんな人たちと毎週話をすることができる環境。(って、なかなかないです。)
現場での話を聞いたり、何に興味があるのか、どんなことを考えているのか、どんな考え方をしているのかを聞ける機会。
「第一線で活躍する人」というのがポイントだと思います。
そんな人たちと過ごす時間を重ねると、知らず知らずのうちに「振る舞い」に影響していきます。
(もちろん偉ぶるのでも、人の威を借るのでもありません。)
プロとしての自覚や心構え、覚悟というものが、いつの間にか少しずつ蓄積され…自分の中の意識の基準値が上がっていく。
よく、「成長したいなら”凄いと思う人”の近くに行くべし」といいますが、本当にそれを実感しています。
現場での「プロとしての在り方」「プロとしての振る舞い」、それは『この人なら安心して頼める』という(技術と同じくらい必要な)プロとしての要素。
そんな「感覚・意識」も育てることができる場所…改めて、スクールバーズは稀有で貴重な場所だと、感じています。