宗形奈緒美さんのスポーツ

モードのK崎です。メガネとショートカットが魅力的な宗形先生。どちらかと言えば可愛いらしい見た目からは想像できない低い声!カッコいい!そして美肌、モチ肌!

実際の現場で使用された原稿を、一度映像を見て、すぐ収録。これまでと違うのは、ほかの人のナレーションを聞こえない状態にしたこと。他の人を聞いてしまうと、無意識のうちに、真似したり、取り入れるので、この方法も新鮮で良いなと感じました。

結論。スポーツにもやはり様式美がある。引き出しが足りない。番組を観て研究が必要。

個人的に、前回の大江戸さんの授業の反省を踏まえ「出すだけ出してみよう」というスタイルで臨み、今週も玉砕。「もう少しカロリー抑えめで」とアドバイスをいただきました。出すも、抑えるも、その加減が難しい。当然ですが、全部出すと、メリハリがない。緻密な計算が必要。

発見は、バラエティよりスポーツの方が「はる」印象でしたが、逆に抑え目?なのか?という気がしました。「引くところを作る」「興味なさそうに読んでいるから聴ける」など、他の生徒さんへのアドバイスを聞いても、押し引きが大切。スポーツにも、ここだけは上げる!を間違えない。様式美があるのだと知りました。

バラエティ同様、元高校野球マネージャーだったにも関わらず、今ほとんどスポーツ番組を観ないので、スポーツと言ったらこんな感じ。という引き出しがなさすぎて、反省しました。もっともっとテレビを見なくては。

印象に残ったのは、宗形先生の「高校時代どんな曲を聞いていたかで、その人のナレーションに個性が出る」というお話。その後のアフターバーズで、生徒さんに、どんな曲を聴いていたかリサーチして「ああ〜!」と納得。

宗形先生のボイスサンプルも、元メイクさんという経歴を知った上で改めて聴くと、おしゃれなリズムが含まれている気がしました。

事務所の大先輩が、「ナレーションにはその人の人生が現れる」と話していて、当時サッパリわからなかったのですが、個性は「自分の好きなものの積み重ね」でできていき、その集大成として人生が現れるのか?人生とナレーションについて考える機会になりました。

最近の自分は効率最優先だったので、もう少し、好きなものを大切にしていく暮らしをしたいと思いました。今回もありがとうございました。