振替で土曜にお邪魔しました。水曜コアの神林拓真です。
今回のレッスンは藤本さんによる「情報番組とVO」
前半でVO、後半では情報番組を読みましたが今回はコアで初めて映像に合わせてのレッスン。
声優の吹き替えほど高度な物は求められないものの、VOは実在する生きた人間を表現するため上っ面だけで演りすぎず、人物の背景や見た目からどんな声を出すかを考える。提案と変化が肝とのこと。
藤本さんからは「良いんだけど、なんでこんないかがわしくなるんだろう」というお言葉。
このままでは初めてお会いした土曜コアの方々になんかいかがわしい奴が来たとしか認識されません。
そして後半、情報狙いの僕にとって情報だけは負けられません。まじで。
いかわしさを自分なりに抑えようと意識した結果、こちらはかなり上手くいって藤本さんにも褒めていただけました。めっちゃ自信になります!
今まではテキストだけから自分なりに足し引きを構成していた部分が画とBGMが加わったことでより鮮明に構成しやすくなったこと。
モードの最初の頃は流れていく原稿を読みながら画やSEに追いつけずてんやわんやだったのに、むしろ自分の読みの手助けになってくれるなんて、まるで少年ジャンプによくあるかつての敵が味方になる「フン、貴様を倒すのはこの俺だ」状態。
先週のレッスンが堀場さんの音楽とバラエティだったことも功を奏してより音楽を意識でき、(この緩いBGMならもっととぼけて読もうかな)と考えられるようになりました。藤本さん曰くそれこそが足し引きの引きだということ。
これまで「足し」は盛って「引き」の部分は極力なにもしないくらいがちょうどいいかなと思っていた読みの構築が一気に変わりました。引きの概念を根本的に見直していかなければ。
気づけばコアも残り2回、今回掴んだものを定着させてもっともっと成長したい!
応援ありがとうございました!神林拓真の次回作にご期待ください。