春17期コアの田中早弥です。
コア最後の授業は畠山さんの「強みを探す」でした。
4つの原稿に対してそれぞれ3つのBGMが準備され、自分に合った演出を選択し読んでいくと言う作業は悩む事だらけで苦戦したのですが、練習自体は曲とがっちりはまる感覚が気持ちよくて思わず何度も読みました。 聴いて頂けるのが1ジャンルに対して1パターンのみとの事だったので、
3つのBGMのうちどれを選択し授業に挑むのが良いか、今までの授業の中でも当日までに1番時間を使ったと思います。
畠山さんの授業内容を知らせるFacebookの中に「オーディションだと思って自分をアピールして」と言う言葉があった為、
「アピールになる読み」が何なのか、自分で自分を分析する必要があり非常に難しかったです。
堀場さんの授業内で「これがボイスサンプルだとしたらどう読む」と言うフレーズが出てきた時から、
授業だとしてもしっかり自分のナレーションのアピールをするつもりで取り組もうと、得意なジャンルの原稿を選択し授業に挑んできましたが、
今回は選ぶのはBGMでジャンルは得意なもの以外も必ず読まなければならず、しかもそれで「自分らしさをアピールできるナレーションをする」となった途端にどう読むのがいいか、強みはどこか全く把握しきれていないジャンルがあると授業の準備段階で感じました。
実際授業を受けた中で畠山さんが
「どうしても生徒さんは良くなかった部分に注目しがちだが、褒められた事を覚えておいて」とおっしゃっていて、ダメ出しばかりに気を取られた結果、先生方が教えてくださった伸びそうな良い部分を逃している可能性に気づき、今後の授業での受け取り方が変わりそうです。 それが自分の強みの把握になるんだなと勉強の仕方を改めて教えて頂けた気がします。
ダメ出し依存になると、次はダメ出しをされない様にと読むようになり、
最終的にはダメ出しはされないが面白みのない物になってしまうと言うお話は、勉強しはじめの今の段階で聞けて良かったと感じています。
曲選びでは、どのジャンルにおいても3曲中必ず2曲で悩みました。
どちらもいけそうな気はするが、どちらが自分にとって「らしい」のかの選択。
最終的には印象付ける為に、今のところ得意としている読みを最初と最後に持って行き、2番目は雰囲気を変えて違いも演出してみたのですが、畠山さんから良い評価をいただけて一安心でした。 悩みはしたものの、必ず「これは無しだ」とすぐに却下する演出があった事は良かった気がします。
「やりたくても自分には合わないもの」は把握でき諦めて捨てられるようになりました。
この「合っていないかもしれないがやりたい」という欲はバーズに入る前では捨てられなかった事でした。
半年で少しはナレーションとの向き合い方が変わったのかなと思います。
ただ、アフターで同じ生徒さんとお話をしてる中で「自分は合っていないと思っている読みが意外と面白いと評価される」という事も授業内である為に、その「合っていないからやめる」と言う選択が実は勿体無い選択になっていたりして…と言う話があり確かにと頭を抱えました。
これを聞いて、今後受ける予定のモードの授業内では得意である読み以外も色々試して、得意としていないジャンルも自己評価だけでなく客観的な評価を授業で把握するようにしようと決めました。 お話しくださった生徒さんに感謝です。
それぞれのジャンルの評価を頂いた中で、バラエティでは少し色々入れすぎかもとの事でした。
沢山研究して色々やっているのはいいが、「引く」部分があった方がいいと教えて頂きました。
自分の読むバラエティに頑張ってる感があるなと思っていたのですが、余裕のない感じは「引き」のなさだったと分かりました。
盛り癖のある自分にはかなり重要な課題のように思います。
情報は、サンプルを流した際に学長から艶っぽさも次回あったらいいねと言って頂いたので、その方向性で作ってみました。
普段そこまでやる読みではなかったのですが、良かったと言って頂けたので次回サンプルで使えるくらいにはレベルを上げたいと思います。
報道は相変わらず上手くいきません。
ストレート、今のところ撃沈です。
「暗くなる」から抜け出せない状況である事と、でだしに勢いがついてしまいがちです。
スポーツはドキュメンタリーだったのでハスキーをいかしてカッコよく読んでみました。
悪くはない評価でしたが、畠山さんから少し変化が足りないとの事で、ウィスパーな部分と全くウィスパーを入れない部分を入れたら変わるかもとアドバイスを頂きました。 どのジャンルも「引き」が今回キーワードだったと思います。
終わった後家でやってみたのですが、これだけでもかなり印象が変わった感覚がありアドバイス頂けて良かったです。
ただ、どのタイミングでウィスパーを抜くかと言うセンスはまだいまいちなので、プロの方の番組から傾向を盗もうと思います。
半年間だけでもかなり発見が多く濃い時間でした。
毎回の授業で沢山の情報が入ってくるので、ついていくのに必死な半年間でしたが少しずつ自分のナレーションや練習の仕方が変わり向き合い方を覚えられた事で、課題は増える一方ですがモヤモヤするより楽しいが強くなったと思います。 10月からの授業も宜しくお願い致します。