ただのセコイヤツ

 先日、炊きあがりのメロディーが鳴ったので、しゃもじを片手に炊飯器を開けたら、空でした。大変、ひもじい思いをしました。米を研がずに、スイッチだけを入れた、思いが先走りがちな、モード下牧です。

 先週は狭川先生のVOのレッスン。原稿の練習をしていると、時々、出てくるVO。なんとなく見よう見まねでやってみてはいましたが、教えていただくのは初めて。

 いつも大体、女の子が出てきたら、高くてかわいらしい声、おば様が出てきたらエロめ、おばあちゃんは、おばあちゃん節、という感覚でやっていましたが、

 高さで、高中低の3種類、それをそれぞれ年齢別に、若者、中年、老人としていくと、9つものパターンが作れることを知りました。さっそく取り入れたいと、研究中ですが、低い声の若者がなかなか作れません・・・。

 吹き替えとの違いもわかっていませんでしたが、VOはナレーションの役割、情報を伝える役割もあると聞き、だから、ああいう読みをするのだと納得しました。

 そして、もう一つ、勉強になったのは、姿勢について。今回は特に、初めてのレッスンで、自分なりに考えて臨んではいましたが、これで合ってるのかな?という不安もありましたし、とりあえず、平身低頭な感じでいるべきだと思っていたのです。

 私としては、「できます!」と言って、あんまりできてない、というのが一番良くないと思っていたので、「はじめてなんです。」とか、「あんまりできてないんです。」という姿勢でいた方がいいと思っていたんです。でも、それって、マイナスになっているということを聞いて、目からウロコ。しかも、言い訳的なことを言って、予防線を張って、ダメージを受けないようにしようとする、ただのセコイヤツだったなと気づき、反省。いつからそんなラクな人生を選ぶようになったんだ!と深く反省。

 「自信なさげにラーメン出されるお店で、ラーメン食べたくないよね。」その通り。たとえ、おいしいものを出されてたとしても、おいしく感じられないな・・・と激しく共感。

ブランディングについても考えさせられ、大切なことを教えて頂けたレッスンになりました。