母音強化中のモードクラス下牧です。
最近、街なかを歩くときには、目に入った看板を、母音に気をつけながら読み上げているのですが、気づいたら、オトナのお店の看板ばかりを連呼していました・・・。非常に恥ずかしい思いをしたのですが、あの手の看板は、のばし棒が多く入っているので、良い訓練にはなりました。
さて、先週は、よしい先生の「報道の読み」のレッスンでした。
報道というと客観的に読まなくては、ストレートに読まなくては、と思うあまりに、起伏がなくなりがちに。報道の中でも、グルメや衝撃映像的なものでは、ある程度出せる緩急が、普通のニュースとなると、どうも活かせていない。ナレーターは、アナウンサーと差をつけていかなければいけないわけで、そのあたりの意識が欠けていたなと反省しました。
今回学んだのは、ストレートの中でも高低がつけられるということ。さらに、変化をつけようとすると、どうしても高くしようとしがちだったのですが、音を上げなくてもしっかり出したり、強く出したり、圧をかけたり、パンチのある音を使ったりすることで、変化が付けられることがわかりました。
また、緊張感を出すためのテンポアップする読み方などを、生で聞かせていただくことができ、とても勉強になりました。OAや動画で聞くのとは違って、音を出す姿までも間近で見せて頂けたことで、自分の中に深く入ってきた感じがしました。
アフターでも、自分とは真逆の方の読みをミラーリングしてみたら、わかることがたくさんあったというお話や、その時はしっくりこなかったミラーリングでも、少し時間をおいて、寝かせてから、もう一度やってみると、意外と身についていたものがあったりするなどのお話も伺うことができ、試してみたいことがたくさん出てきたレッスンでした。