限りなくド♯に近いド

 近くの小学校のプールから、歓声が聞こえる季節になりました。

夏になると、小さいころから汗っかきだった私は、別にプールに行ったわけでもないのに、近所のおばちゃんたちから、「プールに行って来たの?気持ち良かったでしょう?いいわねぇ。」と言われ続けてきました。

びっしょりと濡れた髪も、透けてるシャツも、みんな汗のせいなのです・・・とは言えずに。

そして、けさも汗びっしょり。モードクラスの下牧です。

先日は、大江戸先生2回目。緩急のパターンのレッスンでした。先生のレッスンは、前回も今回も、ボイスサンプル作りのヒントをたくさん下さいます。

今回の読みに対しては、世界観がある(ちょっとまだ、自分ではどういうことかつかみ切れていない・・・)、和と洋なら洋、DJ風もあり。という、自分では思ったこともなかったコメントを頂き、挑戦してみようと思うことが増えました。

バーズは、色々な先生に教えて頂けるので、良いところも悪いところも、それぞれの視点からコメントを頂けて、一度落ち込んでも、また、希望が見えて、がんばろうと思えます。

今回は、先生のNスタの特集のミラーリングの課題が出ていたのですが、そこで2つ発見できたことがありました。

初めて、実際にナレーションをしている姿を見ながらミラーリングをしたのですが、いつもだと、どうやって出せば、この音になるんだろう?と考え込んでしまうところが、先生の表情も真似して、目を細めてみたり、しわを寄せてみたり、首をかしげてみたり、遠くを見てみたりしたら、ちょっと近づいた感じがしたのです!

表情で音も変わるんだ・・・と発見。

もう一つは、私、ピアノを弾いたり、楽器を吹いたりしていたので、「ドレミ」、わかるんですけど、これまで、人間のしゃべりをドレミという決まった音で表現するには無理があるんではないかと思っていたんです。なので、ミラーリングもかたくなにドレミは使わず、もう少し高いな、もう少し低いな、とやっていたのですが、

今回、どうしても何かが違う・・・というところを、自分なりのドレミにしてみたら、ああ、そういう音の並びだったのか、と目に見えるようになったというか、納得できるところがあって、びっくり。

しかも、ドレミにする前は、その部分を練習しているときはできるようなったのに、はじめから通してみようとすると、どういう音の並びだったか忘れてしまうことが多かったのですが、ドレミにしたら、忘れない!もちろん、ドレミに置き換えるので、微妙な違いはあると思うのですが、私には、こういう身に付け方もあったのか、と発見でした。

そして、自分はどういう方向に進むべきか、自分のことを正しく知ることって大事だなと思いました。気づかされることがたくさんです。