ナレーションは自由だ!

初めまして。18期秋からお世話になります。

土曜コアクラスの低音マルチリンガル、岡田まりと申します。

今期第二回のテーマは田子千尋さんによる「ナレ知っトク!」でした。

事前に原稿が渡されたものの、読み込まずにとの指示だったので、読みたい欲求を抑え込みつつレッスンへ。

講義が始まる前から先生の話術と人心掌握術にすっかり魅了され、定刻と共にスタート。

健康管理、立ち居振る舞いについてのお話から始まった今回のレッスン、実際の現場に即したお話を沢山伺って、心の「へぇ〜」ボタンを何度も押していました(世代…)

ブースに入る前の立ち居振る舞いがブース内でのパフォーマンスにも影響することを伺い、大昔の、数少ない現場での自分の立ち居振る舞いを思い返して、何もやってなかったな、と内心頭を抱えていました。

実技もありつつ、その結果見事に自分の日本語への無頓着さ、無関心さをしっかりと思い知らされる結果でした。伸び代ですね!

ナレーションは番組制作の中でもファイナルタッチに近い存在だとは思っていましたが、より強く最後の砦でもあるという意識を持たねばならないのだと思い知りました。

恐れずに提案し続ける度胸、これから勉強したら身につくんでしょうか…。

アフターでは、「ポジもネガも、評価を得たという意味では+1」という金言が刺さりました。

箸にも棒にも引っかからない全方位配慮型の無難な読みよりも、好きな人は好き、嫌いな人は嫌い、が分かれる位の読みの方が、良くも悪くも耳には残ってくれる。自分には何も無いのだからこそ、恐れずに振り切ってみる肚の括り方を身に付けたいと強く思いました。

その場に居た生徒全員がすっかり田子さんのファンになったアフターバーズ。

私も帰宅してレッスンの振り返りを書き出して、来週へ向けての日々がまた始まります。