ストレートの中にもフックを

最近めっきり寒くなってきましたね。。気付けば2024年も終わろうとしています。
今年もあっという間でした。

そして私がバーズを卒業してから2年が経ちます。
本当にあっという間です。
ご無沙汰しております。ナレーターの久保多聞です!

今回は【ストレートの多様性セミナー】第一回目、
目黒泉先生による「教養バラエティとスポーツドキュメント」を振り返ります。
授業はスタジオとマイクを使った収録形式!とても貴重なレッスンです。

報道番組のナレーションを長く担当されていることに加え、ボイスサンプル作成もされている目黒先生ならではの視点で、鋭くも的確に助言をして下さいました。
 
 
今回大きなポイントとなるのは読みの「切り替え」です。
"教養バラエティ"と"スポーツドキュメント"といったジャンル自体の切り替えは勿論、各ジャンルの中に存在するストーリー展開により、さらに細かい切り替えが大事になります。

典型的なバラエティ番組では分かりやすい緩急や高低が、ストレートナレーションでは一見分かりずらいものです。
でも実はよりセンシティブな緩急が盛り込まれているのです。
それをどのようにコントロールして表現するか。
一音一音の音程まで見る目黒さんの真骨頂が炸裂します!

大事なのは考え方でしょうか。
「ストレート」だから何となく抑揚を付けずにさらっと読むではなく、
しっかりと「立てる所」と「捨てる所」を意識する。
実はバラエティと一緒なんですね。

自分の癖や弱点、また昔より成長した部分と新たな課題。
これらがよく見えるとても有意義なレッスンでした。

目黒さんありがとうございました!