ストレートセミナー木曜クラスを受講しております、村井真里と申します。
やさぐれハスキーボイスを持ち味としてお仕事をさせていただいておりますがストレートの読みには自信がございません。
ですが、私だって本当はニュース読みたいです。今回のセミナーを機にストレートを習得してやろうじゃないか、と意気込んでセミナーに参加し あっという間に3回目のレッスンが終了いたしました。
1回目は目黒泉先生の「教養バラエティとスポーツドキュメント」
目黒先生曰く、自分がいかにできないかを知るためのレッスンです。とのこと。一人ずつブースに入って読むのですが、緊張感漂うレッスンで、私も力が入ってしましました。 私の読みは「読み慣れてないねえ。表現をやりすぎてる。」と、バッサリ。
2回目は山本健太郎先生の「報道における品ある緊迫感」
報道番組における品のある煽り。というなんとも難解な題材。ぎこちない読みをしてしまう私含め受講生の一人一人に
山本先生は微笑みを絶やさず、優しい雰囲気で、緊張を和らげてくださいました。
「ちゃんと真面目にニュース見てる?少し響きが足りないかな。村井さんは勘所がいいのに今までなにしてたの?」と微笑みながらもグサグサと刺さる言葉をくださる山本先生。 レッスンの最後の最後まで山本先生は自分が今までどのように積み上げてきたのか、そしてオーディションでの経験談もお話ししてくれました。 その中で一番印象に残ったのは「響きは説得力。」という山本先生の言葉。山本先生は響きのある声を大事にしてきたそうです。
なぜかその言葉が自分の心に響きました。・・・そんな初歩的なことが今もできてない自分が悔しかった。私は一体なにをしにこのセミナーに来てるのか。
ただただ、お金を払って習得した気になってるんじゃないのか。私も一プレイヤーとして、先生側にも「むむ。やるなー。まいったなー。」ぐらい思わせなければいけないのではないか。 いつまで生徒をやっているんだろう。情けない。本気でプレイヤーの一人として受講しよう。
そこからの一週間はいかにして響く声を出せるか、という一点に絞って練習しました。
普通に読むと首から上でしか声が出ていない。口先に頼ってしまっていて説得力に欠ける。そこで、筋トレしたり動き回りながら読んでみたり、胸やお腹に手を当てながらどの音域で喋れば体に響くのか、 同じ声量で声の粒を揃えながら読むにはどういった体の使い方をしたら良いか、ということに重点を絞ってひたすら読みまくりました。 3回目のよしいよしこ先生「皇室ものから社会派ドキュメントにおけるストレート表現の振り幅」
難しい原稿でしたが、ふんわりと品良く読むには一息で文節ごとに読む力と、社会派ドキュメントを読む際には淡々と、また時には抑揚をつけた読みが求められることを教わりました。 まだそう言われてもイメージがパッと頭に思い浮かばないところもあるので、すぐにイメージできるように番組を見て引き出しを増やしたいと思います。 今回は「響きのある声でいいですね。」
とよしい先生に言っていただけて本当に嬉しかったです。
アフターバーズでは楽しく受講生の皆さんやマネージャー、先生ともいろんなお話ができて本当にたくさんのことを吸収できました。 あと残すところ2回のセミナーとなりましたが
レッスン生として卒業してからもこういった学びの機会を作ってくださったスクールバーズ、そしてセミナーの募集人数がすぐに満杯になってしまった際に起点をきかせてくださった畠山マネージャー、本当にありがとうございます。