はじめての投稿です

「しゃくれの術」
水曜Bのぷりきみです。
少し前の授業になるのですが、発見したこと!を書かせて頂きます。
バーズに通い始めて4カ月が過ぎたにも関わらず、一向にナレーションの表現が出来ないみじめな状態が続いております。
もどかしいやら情けないやら、大阪へ帰る夜行バスの中はいつも自分のふがいなさに敗北感でいっぱいでした。
他のメンバーはどんどん上達しているのに・・・。感情はあるのになぜそれが表現できないのかな・・。今まではアナウンス系の仕事が多く、ナレーションとして成立しない読みしかできない・・・。
それがバーズに通いはじめての5ヶ月目となる山上先生のバラエティのレッスンでのこと。
その日はレッスンの1番始めに私の番がやってきて、がんばったもののやっぱり表現力ゼロ。読んでいるだけという評価。ナレーションではなく読み。
しょっぱなから、またもやの惨敗感・・・。情けなくて心がcloseしそうになるのをなんとか持ちこたえようとしていると、
レッスン後半に、再び声を出す場面がまわってきました。何度か声を出した後、山上先生が「全力でしゃくれて読んでくれるかな」という御指示。
私は思いっきりあごを突き出ししゃくれ顔全開で一行を読みました。
すると・・・
なんだろう?この気持ちよさ。解放感。解き放たれた感覚・・・私は私だけど、もう1人の私が出せた感。
開放感の中で声を出したら、声も心も解放されて楽しい!楽しい!楽しい!
「この後も噂のパフォーマーが続々登場するよ〜」
「ほしがりやさんだね〜」
このわずか2行だけですが、この時、バーズに通いはじめてはじめて心をオープンにして何にとらわれることのない声が、自分が、出せた気がしました。
しゃくれ顔をしたことによって。。。
しゃくれた顔により、新しい表現ができた気がしたのでうれしくて家についてからはすぐ、しゃくれた顔全開で数行ではなく今度は頂いた原稿をたくさん読んでみました。
すると、無味乾燥だった私の読みがなんとなくおもろい(関西的な表現です)感じのナレーションの表現になっている気がしたのです。
そしてしゃくれた顔で読むと、今まで文章の中で立てていなかったところを立てている違う表現をしている自分にも気が付きました。
すべてに適用できるわけではないのはわかっているのですが、今やっていることは、まずしゃくれて読んでみる→立ててる所を認識し自分に覚えさせる→そして普通の顔でその表現をしてみる
と言う風にしています。
(なんだかわかり辛い表現ですみません・・・。)
私の場合はしゃくれ顔が効果的でしたが、顔を少し変えて読むだけで、こんなにも自分の中で何かが変わるんだ〜!スイッチが変わるんだ〜!と体感した瞬間でした。
とてもうれしかったのでお伝えさせて頂きました。
ほんとに些細な内容で申し訳ないのですが、私にとっては、確実に何かの糸口になった、そんな気がしたので投稿させて頂きました。
しゃくれの術へと導いてくださった山上先生ありがとうございました。
これからも色々研究して試して発見していきたいと思います。
ありがとうございました。
水曜Bぷりきみ

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