秋14期の入試が終わりました

秋14期の入試が終わりました。

今期からオンラインでのレッスンも正式に加わり、日本全国からたくさんの応募がありました。
また、アナウンサーや声優などプロの受講生も例年になく多く、審査は侃侃諤諤。厳しいものとなりました。

才能と才能がぶつかり合って、レッスンではどんなプレイが出てくるのか、今から楽しみです。

※受験者の方は、今日中に合否メールが届きますのでご確認ください。

(写真は撮影用にマスクを外してます)

走ってきた半年間

勘違い力が強みです。土曜コア近藤真央です。

コア最終レッスンは山上さんによる「強みを探す」
集大成やし、爪跡残すんや!と、気合に気合を入れて練習しすぎて作り込み過ぎました。また盛りに盛ってしまった…( ˙꒳​˙ )

その盛る場所もここぞ!というところを見極めて良いポイントで、活かせるようにとのアドバイス。もっと原稿全体を見渡して一点集中で私の勘違い感、ズレ感を活かせる練習に切り替えていきます。

優等生でもなく天才でもない私だからこそ、失敗してもいいや!と大胆にチャレンジもした結果。今回のレッスンでのアドバイスを踏まえて、私の生存戦略の外枠が見えてきました。基礎が固まっておらず、なかなか手放しでの良い評価をもらえなかったので、客観的に自分の表現について考える時間を持てたのが良かったのだと思います。でも、もっと提案ができたなぁ、半年間を漏れなく肥やしにできたかなぁ、との反省もあります_( _´ω`)_

そして、これは今後も続けますが、ブログを書くことが練習の何倍も実になりました。

山上さん、アフターも含めて様々な角度からのアドバイス、ありがとうございました!いただいた言葉たちの中で「自立したナレーター」について自分なりの答えを見つけていきます。

ラスト2週間で悩みや迷いが吹っ切れたので、まっさらな気持ちで秋期へ =͟͟͞ ( ˙꒳​˙)ヒューン

以上、近藤真央でした!おおきに!

メタモルフォーゼ

土曜コアの田中奈々です。何から書き始めたらいいか、受け取った物が大きすぎて上手くまとまりません。

朝までアフター、帰宅してシャワーを浴びてベッドに入って目を閉じても、頭の中がグルグルして全く眠れませんでした。  

今期最後のレッスンは、山上先生の「強みを探す」。

正直、強みを探すどころではありませんでした。その前段がすっぽり抜け落ちていたからです。

「自立したナレーター」を目指していたはずが、スクールの「お客さん」だったと痛感。

ショックで、レッスン後は全部の内臓が溶けて体の中でドロドロに混じったような気持ちでした。  

市場は?競合は?自社の強みは?勝つための戦略は?

商材は自分、営業も自分、CEOもCOOもCSOもCFOも全部自分。

そんな中、どうしたらお客様気分でいられるんでしょうか。半年前の自分を殴りたいです。  

とはいえ殴っても何も解決しないので、いま自分がやるべきことを三つにまとめます。

①市場を知る:TVを観る、ナレーターを知る、番組を知る、制作者を知る

②事業計画を作る:なりたい自分となるための道筋を具体的に描く、計画をもとに実行する

③基礎の定着:発声、滑舌、型、コアで学んだことの定着を図りつつ、来期もレッスンを重ねる  

このまま間違いに気付けなかったらと思うと恐ろしいです。

叩き起こして下さった山上さんにはなんと感謝したらいいか…本当にありがとうございました。  

ところで、サナギの中身ってどうなっているかご存知ですか?どうしたら芋虫がチョウやカブトムシになるのか不思議ですよね。

実はサナギの中身は、ドロドロのクリーム状。新たな目的に向けて体の仕組みを大きく変えるために、一度ドロドロに溶けて新しく組織が作られるんだそうです。

レッスン後に感じたドロドロ感、それはきっと自分の中の意識が新しく作り変えられていく過程だったのだと思います。

新しくなった自分で、来期もまた学びます!今期もお世話になりました!来期もよろしくお願いいたします!

勝ち筋を描く

今期もブログ完走しました!水曜コアの神林拓真です。
今回のレッスンは山上さんによる「強みを探す」

4種の原稿を3種の異なるBGMから選び自分なりの演出でプレイ。文字通りどんな読みで勝負できるかの強みを探す集大成のレッスン。

山上さんの評価は、
「平均点高くてポテンシャルを感じるし非常に良いけど、どこ行っても期待されてあと一歩足りない感じだった気がする」
「爽やかバラエティができるのは分かるから更にもう一つ別の提案が必要」
と「まさにー!それー!」と叫びたくなるお言葉。

たしかに演出を自由に選べるため「得意orこれならやれる」という4本を並べた印象でした。
全体のパッケージでどう見せられるかを考えていなかった。勝負できるもので挑めたものの、オーディションとして選ばれるための工夫、提案には欠けていた。ぐぬぬ。
今後の課題は選ばれるため、勝ちきるための提案力となりそうです。
「まだ良い奴すぎる、優等生な感じ。コピーに新たな視点を持っていい段階、ドリカム作曲法を見なさい」というありがたい助言、これは本当にすごい。確かに胸打たれました。研究したからこそ伝わる愛と毒にも繋がるユーモア、コピーができてるからこその批評の目線。
最後のレッスンで視界が一気に広がった気がします。やっぱり楽しいナレーション。もっと学びたい!!と思うところで一旦来期は休学します。0からのスタートでできないなりに積み込み式で学んできた分、復習、営業、基礎力向上とやりたいことがたくさん!休むけど休んでられねえ!!

ここでバーズで3期を終えての個人的な感想ですが、僕は「一応経験者だしまあ大丈夫かー!ウェーイw」とイキってモードから入学しブランディング→コアと経由してきました。このコースはハッキリ言ってハードモードです。
コアは「基礎クラス」と考える方が多いかと思いますが、この場合の基礎はナレーションの基礎というよりナレーターとして戦う上での根幹を学ぶという形になります。コアでコピーを学び自分なりに考え研鑽しナレーションで戦う武器を得るという感じです。
そんな方々がモードクラスに集まるので単純にバーズ初回のレッスンでレベル差にビビりました。また、コアで学んだ前提で講師の方々も指導されてるので、ダメ出しの内容も理解・吸収できず次へ次へと進み詰む可能性もあります。まさにナレーターの最前線。
経験者問わず順当にコア→モード→ブランディングと進めるのが正しいルートかと。ただモードから入って後悔してるかと言うとそうではなく、高い環境に放り込まれた結果無理やりにでも成長できたとも感じます。精神と時の部屋みたいなものですね。
もし入学前にこのブログを読んでいる方、これを見ても特に怯えることなくナレーションに興味があるならバーズに飛び込んでみてください。首脳陣、講師陣、そしてクラスの人々、皆さん良い与え手の方々ばかりです。僕ともどこかでお会い出来たら嬉しいですね!

応援ありがとうございました!神林拓真の次回作にご期待ください。

その気になるのだ

先週から札幌市民になりました、土曜コアクラスの宇都美樹子です。自然豊かな街と美味しい食に、宇都さん、いろんな意味で大きく成長しそうです。

ナレーションを読む時、私がよくやっていた失敗が勝手なイメージで勝手な先入観でなんとなく読んじゃうことでした。
何を言いたいのか、どんな構成にするのか、どこが大事なのか…コアの授業で、ナレーターはそれを瞬時に理解して声を出さなければならないと学びました。

省吾先生のCMのレッスン。
自分の勝手なイメージではなく、呼吸を使って自然に出てきたその感覚を大切に。
自分の呼吸を感じて読んでみたものの…「あのね、地に足つけて」「それを感じてもう一回読んでみて」
何回読んでも、なかなか出来ませんでした。
「普段から感じてごらん」とアドバイスいただいたので、目についた言葉を感じては声に出すようにしています。隣にいる子ども達は大丈夫か?という顔をしていますが、気にしません。

さあ、次が春コアクラスのラストレッスン!
リアルに札幌から向かいますーー♪

前回オンライン大画面を独り占めした、宇都美樹子でした!

感覚の揺らぎ

土曜日コアの薮中亮平です。

先週のレッスンは鈴木省吾さんの「CMの立ち位置」でした。

今までバーズで学んできた角度とは、また違った角度からパンチが飛んできたような、そしてそれをコアで半年近く学んだこの時期に体験できたことがとても効果バツグンでした。ホワイトファングくらった感じです。はじめの一歩ですね。

さて、内容は自分の真ん中の部分というか、芯に触れていくような濃いレッスン。

あくまで吸収しやすいよう噛み砕いた個人の感想ですが、なんとなく舞台の稽古のようでした。

まずはその世界観を感じてそこに存在する。
「呼吸」で状態を憑依させる感覚でしょうか。
レッスンでは一言、

その気になる

と教えていただきました。深いけど、わかりやすいです。

そして文章と向き合って、フラットだった感覚が揺らいだら、その変化を大事にする、それを増幅させる。そしてそれを表現する。

その呼吸で、その感覚でその世界観に入り、表現していけば、呼吸も変わるしその結果、間も変わる。

すごく内面へのアプローチが多く、そういえば最近コピーや型を大事にして、ここはこう読めるなとか、どう読もうかな、とかに意識がいきすぎて、そもそもの文章を読む上で表現者でいる意識が薄れていたなと気づけました。
とはいえ、これを自分のナレーション表現に入れるのは簡単なことではないなと痛感してます。

技術と感覚、この体幹をバランスよく鍛えて初めてデンプシーロールが打てるんだと。はじめの一歩ですね。

舞台でも声優でも喜怒哀楽の表現を整理できないまま表現するのは確かに辛いし、何より嘘になります。それはナレーションでも同じことです。

何年も前に、舞台で涙を流す演出がついた時、一回だけそのシーンまでに感覚を上手く構築できなかったことがありました。
気持ちをその世界まで持っていけてないのに流す涙は気持ち悪かったです。お客さんにはバレなくても、ね。

嘘のない表現をして初めて心に届くナレーションができるのでしょう。ハートブレイクショットです。はじめの一歩ですね。
難しいですね、でも楽しいですね。これからも楽しんで吸収します。

独り言のような文章になってしまいました。

読んでくださった方、そして省吾さん、ありがとうございましたー!

あいつ、波に乗ったってよ

スクールバーズのクララ、こと、土曜コア近藤真央です。なぜクララ?と気になる方は続きをどうぞお読みください。

今回は鈴木さんによる「CMの立ち位置」
これまでのレッスンでは型・型・型のオンパレードで、苦しみを伴うレッスンでもありました。
ですが今回は、その気に”なって”読む。感情ではなく感覚。呼吸を大事に、とのことで、もう感じたままをぶつけてみることに。チャレンジするって勇気がいりますが、常に失敗したり下手こいてる私にはどうってことない話。モットーは、やらぬより、やって後悔。

みんなのプレイを聞きつつ「呼吸で”なった”状態になってはじめてみて」「読んでいるときは自分の声やプレイを批判しないで」と、いつも通りアドバイスをメモ。今までなら、アドバイスだ!表現しなきゃ!改善しなきゃ!といった強迫観念みたいなものに襲われていたんですが、今日は良い意味でフラットな感覚。

そして肝心の発表。呼吸を整え、最初に原稿を読んだときに感じたものを出してみると…鈴木さんからは「いいんじゃないかな」の言葉が。 え?本当に?という驚きと、そうか、こういうことなのか、といった視界が開けた感覚。私の心の中のクララが見事に立ち上がった瞬間でした。

鈴木さんも「身になってることは、自然と出てくる」というアドバイスをされていたのですが、今までは身になるまでしっかりコピーをするように、という狭い意味でしか捉えることができていませんでした。 しかし、上手くやらなきゃ、といった背伸びを取っ払って「今」の私ができることを力まずに表現することで「自然と出てくる」が体感できた気がします。

とはいえ、このままで良いよという太鼓判が押されたわけではないので、引き続きコピーと発声練習は必須です。

鈴木さん、気づきをありがとうございました!
さて、今週末がコア最後のレッスン。クララは歩くことができるのか。
以上、近藤真央でした!おおきに!