どこに向けて読むのか

【モードクラス 緩急とパターン】

みなさん、おはようございます〜🐰

春18期 モードクラスの田口真子です。

大江戸よし々さんによる授業、

『緩急とパターン』を振り返ります💣✊🏻

ミラーリング課題を行っていたので

授業前から学びたっぷりでしたが、

授業では1人ずつ原稿を読みそれぞれ

アドバイスをいただきました。

授業のテーマは、

文頭と文末にこだわること

そして文中のクイックな動き

違和感のある表現

でした。

このクイックな動きがとても印象的でした。

クイックな動きがない読みと、

動きをつけたパターン。

大江戸さんが実際に2パターン読んでくださり、音の違いをしっかり認識することで理解が深まりました。

最近、良くないものと良いものを実際に

自分の身体で表現してみると、違いが分かりやすいと感じます。

また、私は大江戸さんから

『ディレクターさんに商品を渡すイメージ』

で読んでみてとアドバイスをいただき、

無意識に視聴者へ向けて読もうとする意識が働くことで、作られたもの感がでてしまう。

求められたこと以上のもの

予想を裏切るナレーション

それを提示するためにも必要な意識だと

学びました😤

大江戸さん

本当にありがとうございました!

学びに感謝です🌼

田口真子

限りなくド♯に近いド

 近くの小学校のプールから、歓声が聞こえる季節になりました。

夏になると、小さいころから汗っかきだった私は、別にプールに行ったわけでもないのに、近所のおばちゃんたちから、「プールに行って来たの?気持ち良かったでしょう?いいわねぇ。」と言われ続けてきました。

びっしょりと濡れた髪も、透けてるシャツも、みんな汗のせいなのです・・・とは言えずに。

そして、けさも汗びっしょり。モードクラスの下牧です。

先日は、大江戸先生2回目。緩急のパターンのレッスンでした。先生のレッスンは、前回も今回も、ボイスサンプル作りのヒントをたくさん下さいます。

今回の読みに対しては、世界観がある(ちょっとまだ、自分ではどういうことかつかみ切れていない・・・)、和と洋なら洋、DJ風もあり。という、自分では思ったこともなかったコメントを頂き、挑戦してみようと思うことが増えました。

バーズは、色々な先生に教えて頂けるので、良いところも悪いところも、それぞれの視点からコメントを頂けて、一度落ち込んでも、また、希望が見えて、がんばろうと思えます。

今回は、先生のNスタの特集のミラーリングの課題が出ていたのですが、そこで2つ発見できたことがありました。

初めて、実際にナレーションをしている姿を見ながらミラーリングをしたのですが、いつもだと、どうやって出せば、この音になるんだろう?と考え込んでしまうところが、先生の表情も真似して、目を細めてみたり、しわを寄せてみたり、首をかしげてみたり、遠くを見てみたりしたら、ちょっと近づいた感じがしたのです!

表情で音も変わるんだ・・・と発見。

もう一つは、私、ピアノを弾いたり、楽器を吹いたりしていたので、「ドレミ」、わかるんですけど、これまで、人間のしゃべりをドレミという決まった音で表現するには無理があるんではないかと思っていたんです。なので、ミラーリングもかたくなにドレミは使わず、もう少し高いな、もう少し低いな、とやっていたのですが、

今回、どうしても何かが違う・・・というところを、自分なりのドレミにしてみたら、ああ、そういう音の並びだったのか、と目に見えるようになったというか、納得できるところがあって、びっくり。

しかも、ドレミにする前は、その部分を練習しているときはできるようなったのに、はじめから通してみようとすると、どういう音の並びだったか忘れてしまうことが多かったのですが、ドレミにしたら、忘れない!もちろん、ドレミに置き換えるので、微妙な違いはあると思うのですが、私には、こういう身に付け方もあったのか、と発見でした。

そして、自分はどういう方向に進むべきか、自分のことを正しく知ることって大事だなと思いました。気づかされることがたくさんです。

仕事をとれるサンプルには「理由」がある

おはようございます。最近、何人かの授業レポートがブログよりインスタに流れてちょっぴり寂しい、春18基ブランディングの北村です。 いや、いいことなんですけど、なんか俺取り残されてる・・・? みたいな?

少し前の話ですが、5月18日は狩野社長の「トップサンプル」の授業でした。
狩野社長視点で「これは良かった」と思うサンプルをひたすら流しながら「どこが良かったのか?」を開設していただきました。
まとめると、

1. 同ジャンルの番組を「○○さん(そのボイスサンプルのナレーター)」が読んだらどうなるかが想像できる
2. 名前を覚えてもらう工夫がある
3. 同じく、ナレーター自身の特徴を覚えてもらう工夫がある
4. ある程度仕事をした人ならオンエアのつなぎあわせも有効

というところだと思います。「名前を覚えてもらう工夫」については、桑原さんとかまさに「そうだろうな」と思っていたのですが、一番衝撃的だったのは一つ目に挙げた「想像できること」です。
私自身は、ボイスサンプルというとクリエイティブの一部でオリジナルにこだわりたい派なのですが、起用したあとを想像してもらうという意味では既存の原稿を使うのも一手なんだろうな・・・と思いました。

スタジオバーズを利用したことがある方ならわかると思うのですが、サンプル収録の申し込みをすると、希望のジャンルにあわせた原稿がたくさん送られてきます。そういうリソースもうまく活用しながら、ボイスサンプル作りに励む必要があるんだろうな・・・と、ボイスサンプルに関する考え方を変えるきっかけになりました。

狩野社長、とても実りのある授業をありがとうございました。

それでは。本日も笑顔120%な1日を。

大いなる勘違い

 今年は梅雨入りが遅れている関東ですが、この季節になると、湿気で頭のボリュームが2倍になってしまう、天パーの教授の姿を思い出します。

 モードクラスの下牧です。

先日は、あおい先生の旬の実技のレッスン。ダンディーだけどとても厳しいと伺っていた上に、事前の原稿の提示がなかったので、ハラハラドキドキ。どんなにばちぼこに言われてもヘコたれないようにしようと強く覚悟を決め、向かったレッスンでしたが・・・

ばちぼこどころか、大きな勘違いを正してもらうことができました。

今回は、その場で配られたバラエティーの原稿を、軽く下読みしてから聞いて頂きました。

前回のレッスンで、「いい感じに気持ち悪かったです。」と言って頂いたことに気を良くし、今回も、バラエティーだし、気持ち悪めの変わった感じで行こう!と読んでみたのですが、

なんと!先生曰く、「変わったナレーションをすることが、バラエティーのナレーションではない。」

 そうだったんだ・・・。

 調子だけにとらわれて、一番大切な、内容を伝えることがおろそかになっていました。どこをたてるかということも、どこか機械的なたて方になっていて、心がなかったなと反省。

 また、たてることろ以外の捨てるところは、適当に読めばいいと誤解している人が多いけれど、そこも、はっきりとしゃべらなければいけないと聞き、それこそまさに私。捨てる部分をも、粒だててはっきりしゃべるという意識がなかったことに気が付きました。

 そして、粒だてるためには「母音」が大事。これは、これまでのレッスンで気づかされていたところだったのですが、あおい先生のようなベテランの方でも、母音の練習は毎回しっかりしていて、しないとぼんやりとした音になると聞き、改めて大切さを痛感しました。

 自分でもここ最近、母音に気をつけてみると、それだけで、声の響きも変わったような気がしていたのですが、レッスン中に、母音の練習をしてから、同じものを読むと、別人のように読み方が変わる方が何人かいて、母音が大きなカギになるのだと実感しました。

 アフターでは、レッスン中には知ることのできなかった、先生の私生活のお話を伺うこともでき、それがまた、ナレーションにもにじみ出ているのだと感じました。今回のレッスンで勘違いがしっかりわかりましたので、次回のレッスンまでには、改善させたいと思います。

 

黒蜥蜴

 先日、アイシャドウを買いました。色の名前が「黒蜥蜴」色でした。

 目元は黒蜥蜴、モードクラス下牧です。

 先週は、大野先生のレッスン。放送作家の村松先生も来てくださいました。

 今回の課題は、1分ほどのテロップ付きのアバンのナレーション原稿を考えてくるというもの。あらかじめついている必要最低限の仮ナレを膨らませるわけですが、色々と言いたくなってしまう私は、ナレーションがキツキツになりがち。

 でも、キツキツだと、高低が付けにくいし、個性が出せない。そもそも、考えるべきは、視聴者のこと。私が言いたいことを詰め込んで楽しくなっていてはダメなわけで。視聴者が参加できるように、考える余白を作ってあげることが大切とのこと。すぐ、自分が、自分が、になっちゃうからな・・・。

 おいしいものを「おいしいんです。」と言って終わらせてしまうのではなく、見ている人に、「おいしそう!」「食べてみたい!」と思わせてこそ、食いついてもらえるわけですよね。

 これは、ボイスサンプルをつくるにあたっても、とても重要なことだな、と感じ、それを踏まえた原稿づくりに意欲がわきました。

 今回は、自分で作ったナレーションを、ブースに入って収録してもらいました。ブースに入ってマイクに向かうのって、本当に最高の気分です。

 大野先生からは、「いい感じに気持ち悪かったです。」とコメントを頂き、村松先生から、「業界では誉め言葉です。」というフォローまで入れて頂くという、私の中では、最高に贅沢な評価を頂きました。

 もう少し、語尾を工夫できるよう研究しながら、ボイスサンプルづくりに励みたいと思います。

ゴールドクイーン

 母音強化中のモードクラス下牧です。

 最近、街なかを歩くときには、目に入った看板を、母音に気をつけながら読み上げているのですが、気づいたら、オトナのお店の看板ばかりを連呼していました・・・。非常に恥ずかしい思いをしたのですが、あの手の看板は、のばし棒が多く入っているので、良い訓練にはなりました。

 さて、先週は、よしい先生の「報道の読み」のレッスンでした。

 報道というと客観的に読まなくては、ストレートに読まなくては、と思うあまりに、起伏がなくなりがちに。報道の中でも、グルメや衝撃映像的なものでは、ある程度出せる緩急が、普通のニュースとなると、どうも活かせていない。ナレーターは、アナウンサーと差をつけていかなければいけないわけで、そのあたりの意識が欠けていたなと反省しました。

 今回学んだのは、ストレートの中でも高低がつけられるということ。さらに、変化をつけようとすると、どうしても高くしようとしがちだったのですが、音を上げなくてもしっかり出したり、強く出したり、圧をかけたり、パンチのある音を使ったりすることで、変化が付けられることがわかりました。

 また、緊張感を出すためのテンポアップする読み方などを、生で聞かせていただくことができ、とても勉強になりました。OAや動画で聞くのとは違って、音を出す姿までも間近で見せて頂けたことで、自分の中に深く入ってきた感じがしました。

 アフターでも、自分とは真逆の方の読みをミラーリングしてみたら、わかることがたくさんあったというお話や、その時はしっくりこなかったミラーリングでも、少し時間をおいて、寝かせてから、もう一度やってみると、意外と身についていたものがあったりするなどのお話も伺うことができ、試してみたいことがたくさん出てきたレッスンでした。

私は水鳥です。

 この間、スーパーで大根を買ったのですが、はじめに1本、かごに入れていたにもかかわらず、会計前になぜかもう1本入れてしまい、会計した時には、大根を2本も買ってしまっていました。そろそろはじまったのかもしれない・・・。モードクラス下牧です。大根は2本ともおいしく頂きました。

 先日は、松浦先生の情報とバラエティのレッスン。

 「弱い映像をナレーションで派手に色付けして下さい。」がお題でした。

 引き算のナレーションは、Maxを知った上でないとできないということで、大胆にやってみましょう、というもの。

 派手というと、常に元気でキラキラで・・・というイメージが強かったのですが、メリハリを大胆につけることが派手につながるんだと実感。

 表情の落差が効いてくる。遊んだあとは、さっと正気に戻る読みをする。声が低いからと言って低いだけにしないで、盛り上げるところは高い音も使う。高低だけでなく、筆のように濃いところ薄いところをつくる。声を変えるのではなく、リズムで変化をつくるなど、たくさんのヒントを頂きました。

 そして今回、私が身に沁みたのは、私の読みは、水面をス―ッと走る鳥みたいになっているという指摘。原因は母音がしっかり出せていないこと。実は、コアの時にも指摘を受けたことがあったのですが、その時はあまりピンと来ておらず、明るくしっかり読みなさいってことかな?くらいにしか思えてなかったのです。しかも、できるようになっていると思っていたので、ここ最近は、母音のことなど、すっかり忘れていました。しかし、改めて母音だけで読んでみると、なんと!?全然、言えてない!

 派手さを盛り込みつつ、さらっと読んだ方がかっこいいんだろうな、と思っていた私の読みは、ピアノで言うところのチャラ弾き。浅っ・・・。もっと踏みしめた読みをしないといけないんだ。半年レッスンを受け、ここにきて、ようやく母音の大切さが、自分の中に、しっくりと入ってきました。私に足りないのは母音。目が覚めました。

 もう少し、地に足を付けたような音を出し、大根を2本買わないように、地に足を付けた生活を送りたいと強く思いました。