第17回「リズムと緩急」イラストレポ by 関 美希奈 (秋17期 コアクラス)

気づけば2月も終わり。
ブランディングクラス前回の授業、畠山マネージャーによる「サンプルめった切り」を振り返ります。
のっけから真っ黒な武士が刀を振り回すスライドからスタート。まさにめった切り!
うむ。
大丈夫、あれは絵だ、斬られはしない。
例え斬られても心までは斬られないんだから…などと思いつつの授業開始。
畠山さんはサンプルを聴く際、声質・コンセプト・突破力・技術力の4点を意識してチェックしているとのこと。
そうして全員のサンプル再生、からの評価。
僕の感想…皆上手い…!
皆、良い声であり、ナレーションとして遜色ない。実際、皆標準以上の評価は貰えていたと思います。
でも、これが1番の問題なんだな、と。
この「普通に良い」ゾーンからいかに抜け出すか。
畠山さんは今回のサンプルを聞いた際も、以前のサンプルも聞き返し、さらに競合しそうなナレーターサンプルも聞き返し、評価を書いてくれたそう。なので、良い点、イマイチな点、ライバル、将来性など様々な観点でアドバイスを頂けました。
特化するには汎用性をなくすこと。
何でも食べられるファミレスではなく、
「○○にこだわっている□□が美味しい店」と特異点がなければ意中の相手は誘えません。
自分という素材でどんな店が作れるか。
研究と考察と勇気と俯瞰をもたねば、と思いました。
畠山さん、1人1人に時間をかけて向き合ってもらってありがとうございます。
あとわずかですが、またの授業もよろしくお願いいたします。
ブランディングクラス17期秋
堀川輝幸
堀場亮佑さんによる『リズムと緩急』の授業を
振り返ります!
水曜コアクラスの田口真子です!
今回は【バラエティ】【ドキュメンタリー】【情報】の3種類の原稿を、
リズムと緩急を変えて読むという内容でした。
それぞれのジャンルにどのような特徴があるのか、自分に合う読みは何か?など
とても多くのことを学びました。
中でも印象的だったことは、
『間』に関してでした。
緩急=読んでいるところのスピード&読んでいないところのスピード・間
間を取るために意識的に腕を動かしたり体を動かしたりするとよい。
体を動かしてる間は、読めないから。
自分が思っているよりも、間はたっぷりとっていいんだなと感じた日でした。
特にドキュメンタリーでは、間を取ることで
聴いている側はそこに何か意味があるように感じるのだそうです。
"間を取る"ということだけでも、番組のジャンルが変われば『間の意味』も変わってくるのか、、!
と、ナレーションにおける『間』の深い意味に感動しました。
また、原稿を読んだ後に堀場さんが
沢山のアドバイスや、どんな風に聞こえるのかを
教えてくださり、とても勉強になりました。
自分のいいところを武器にできるように、
頑張ります。
そして、足りない部分を沢山研究していきます。
学びに感謝です。
ありがとうございました!
田口真子
おはようございます。秋17期モードの北村です。
2月21日、逸見さんの「ソフトドキュメント」を振り返ります。
まず、その日の私は往復含めて約8.5時間の移動から30分も経たずにオンラインでレッスンに参加したということで、「体力が限界状態でいるとき、どれぐらいのパフォーマンスを発揮できるのか?」をテーマにいざレッスンへ。 逸見さんからは全ての授業で「普段より声が高めな爽やかラインよりもナチュラルな部分を大事にしたほうが良い」とのご指摘をいただいておりました。これが思いのほか難しい……。「本当に自分の素に近い声で大丈夫なのか?」という不安がぬぐえない私なのでした……。
ただ、ここで大江戸さんの授業で絶賛していただいたドキュメンタリーと、逸見さんの授業で改善を指摘されたドキュメンタリーの聞き比べを実行しました。 すると、たしかに声が違う!!
そして気づいてしまったのです。今まで、ドキュメンタリー関連になると自分の爽やかラインを使って「女性が読みそうなドキュメンタリー読み」をしようとしていたことに……。唯一、スポーツだけは格好良さ重視なので、そこには当てはまらなかったのですが。
武器や切り札は使うべき時に研ぎ澄ませて使うもの。
ということで、爽やか読みをどこで発動するように構成していくか、しばらく考えてみます。
余談ですが、私は格闘ゲームとカードゲームが好きなのですが、ナレーションはカードゲームっぽいですね。フィールドを整えながら出すべきカードを出して勝利を目指す。私は、格闘ゲームはプレイヤー目線で戦うもの、カードゲームはカードを操る監督目線で戦うものだと思っています。ナレーションは構成がものをいう芸術だと思うので監督目線のカードゲームに近く、お芝居は逆に相手と泰司しているのでプレイヤー目線の格闘ゲームに近いのかなと。
ということで、モードの授業もあと3回となりましたが、一緒に名監督を目指していきましょう。
本日も笑顔120%な1日を。
先週のブランディングクラス、畠山マネージャーによる「プロデューサー目線」を振り返ります。
プロデューサーってどんな考えで、ナレーターのキャスティングしているの?ということを身をもってシミュレーションしてみようという授業。
まずP役4名を選出し、どんな番組、狙い、視聴者層かを考えます。
そして全員が好きな原稿をプレイしてアピール。
P役はピンと来た人に注文を出しつつ再プレイ&トライ。
そして自分の希望するナレーターを選んで、さぁ行きつけの鯛刺し屋に、と思いきや、そこに鬼上司からの伝達が!方向性が大転換、先に言っといてぇ~、しかも売れっ子ナレーターが使えるらしい…。
視点を変えてイチから選び直し、さぁ行きつけのちゃんねぇの店に、と思ったら閻魔大王様からの指令が!またも大転換。今度は売れっ子芸人も候補に!もう目がクラクラ。
そうして最終的に各自、ナレーターを選ぶのでした…。
プロデューサーと言えども貝社員。ケッキョクカイシャニハサカラエナイ。
とまぁこんな結末になりましたが、実際のプロデューサーは上からの指示に従順な貝社員タイプと、頑として自分のプランを崩さないクリエイティブタイプに分かれるそう。
順調に出世するのは貝社員タイプ。だけど超出世するのはクリエイティブタイプ。しかしクリエイティブタイプのほとんどは途中で組織に絶望し社を去っていく。これぞ生きた社会科デスね。
そんな私は、平穏無事な貝社員タイプでした。
組織のしがらみに巻かれて生きる悲哀。
泳げたい焼きくんの歌詞が心に沁みる。
そんな大企業であるテレビ局という組織論理の中で、フリーランスの僕たちはどう生きるか、常に考えていねばなるまいと思い沁った授業でした。
畠山さん、面白い授業をありがとうございました!今週はお手柔らかにお願いします!
ブランディング17期秋
堀川輝幸
墨屋那津子さんによる『NHKメソッド』を
振り返ります!
水曜コアクラス 田口真子です!
スクールバーズに通い始めてから、
初めて耳にした言葉『ストレート』。
何故ストレートはこんなにも難しいのか。
墨屋さんは、2つの難しさがあると仰っていました。
①耳が到達していないから難しい
②ストレートの読みに対して、『物足りなさ』を感じて不安になってしまうから難しい
物足りなさを感じると足し算しようとする。
でも聞き手がそれをいいと感じるとは限らない。
今回も、相手にどう伝わっているかを考えることの大切さを感じ、これまでの授業で学んだ事と
繋がりました。
自分の読みを録音したら、当日に聴くのでは無く
数日あけてから聴いた方が勉強になるよとスクールバーズで教わりました。
数日経つと、自分がどのように読もうとしてたかを忘れてしまうので、聴く側の気持ちで聴くことができる。
そういうことか!と墨屋さんの授業を受けて
より理解が深まりました。
今回墨屋さんの授業の中で私が印象的だった事。
⚫︎日常の自分と普段の自分を一致させる
→普段の自分と違う、普段しないことをしようとするから緊張する。
売れている人は、何もしない。そのまま!
⚫︎蓄える息はMAX。使う量はコントロール
→長い原稿を読む際、使う息の量をコントロールする。そのために自分の呼吸の量を知る。
墨屋さんの授業での学びは
日常生活と繋がることがとても多く、
いかに普段の生活が影響しているかを痛感します。
日頃から意識できることがあると、
以前よりも日々を過ごすのが楽しく感じます。
ナレーションの勉強で普段の生活に楽しさが生まれるとは、、!嬉しい発見でした!
学びに感謝です。
ありがとうございました!
田口真子