心を打つ表現を!

水曜ネクストの古賀安沙美です。
1月18日のスタジオ実習を振り返ります。
今回気をつけたこと。
まずバラエティのアバンの方では、前回男っぽい感じの読みになっていたり、張ってるだけで引き算ができていないと言われていたので、
女性らしい読みを意識して、全部張ってるだけにはならないように引く所も意識して臨みました。
その後、武信さんと狩野さんからご指摘を受けたこと。
まず、セクシー系を目指したように聞こえていたそうで、自分では、男っぽくはならないようにただ女性らしく…としか思っていなかったので、自分の考えが浅はかで中途半端だったことに気づかされました。
(その結果、いまいち心を打たれないナレーションになっていて、小さくまとまっている感じになっていたとのこと。)
女子っぽくするならもっと女子女子感を出す方がいいとのアドバイスを受けました。
また、読みが軽くて、あえて抜いているように聞こえたとも言われました。
声の線が細いので、軽い読みをすると映像や音に負ける。

つまりその方向は違う。
と!
私の場合声が細く、特徴もない声なので、映像や音に負けないために、もっといろいろ表現や表情の工夫をしないと届かないんだ!と気づかされました。
(声に特徴がない分、表現に遊び心をたくさん散りばめられる!とポジティブに考えようと思います。)
ただ女性らしく…程度ではなく、女子女子感やそれ以外のテーマをやるならやるで思いっきりだそうと思いました!(ただしやりすぎ注意、足しすぎ注意ですが…)
イッテQの感動ものの方は、、
声はこちらの方が合ってるけれど読みのテンポが悪く、辿々しい、説明がぎこちないとの指摘を受けました。
前回も流れが悪いと言われていたので、改善できていなくて反省しました。
説明文に読み慣れることが必要だと感じました。
他の方への指摘の中で心に残ったことは、
聞いてて心を動かされるもの、惹きつけられる表現を。
という言葉です。
サラッとしすぎて毒がないのはだめ。
私はこう読みたいんだ!としっかり意志を持って、悪意のある表現だったり意外性のある読みができるようになりたいと思いました。
武信さん、狩野さん、ありがとうございました。

強み

土曜ネクストの西山果鈴です!
今回は21日のスタジオ実習と28日に開催してもらいましたコピーオプションについて。
スタジオ実習の原稿はおなじみしゃべくり007と世界の果てまでイッテQ。
スタジオ実習を受けるのは私は3回目でした。
前回よりは型が入ってきたとのことですが、
癖になっているのか、語尾でしか処理が出来ていないとのこと。
大事なのは、全体でどうするのか。
そして、私は声が細いので、張っても商品としては負けてしまうとのこと。
授業でいい評価がもらえたとしても、勝負には勝てないそうです。
前よりも張ったり出来るようになってきたと自分では思いましたが、
あくまで生徒として出来るようになってたとしても、勝てなきゃ仕事にはならないということに言われてやっと気づきました。
何か工夫を入れて、この声でも勝負していけるように!
それこそ語尾だけじゃなくて、途中にも工夫を入れたり、ブレスを工夫したり。
生徒としてではなく、ナレーターとしてどこか勝負できるポイントなのか見極めていきたいと思います。
そして28日、冬休み中であるにも関わらず、
藤本先生にコピーオプションを開催してもらいました!
(オプションレッスンとは、先生のご厚意で普段のレッスン以外で開催してもらう少人数のレッスンのことです)
コピーは今までは宿題になってた人とか自分と近いかなと思う人をしていたのですが、
よしい先生が真逆の方をコピーするのも役に立つと仰ってたので、自分とは少しかけ離れた人を今回コピー対象としました。
自分と決定的に違ったのは、立ち位置だということを教えてもらいました。
コピー対象の方は、できる女感が溢れてる感じとのこと。
うわっ!限りなく遠いわと思いましたが、
逆に私は距離感が近いというか、懸命な感じが出るそうです。
そこもスポーツなどでは活かせるポイントになるのかなと思いました。
余裕は基礎力から生まれるとのことで、
まだ基礎力が足りないなと思う部分も分かりました。
息混じりに読むと、表現が暗くなるし、小さくなるし、
タイトルでお腹で支えられなくて、取って付けたような読みになったり…。
少人数でじっくり見てもらったので、
自分の課題も強みも見えてきたような気がします。
他の方の読みもじっくり聞けたし、
とても勉強になりました!
こう聞こえるのは、こういう話し方や表情をしてるからという説明が分かりやすくて、
音を出すときの参考にもなりました。
武信さん、狩野さん、
そしてオプション開催してくれた藤本先生
ありがとうございました!

脱力の冬

水曜ネクストの古賀安沙美です。
1月14日に受けた大江戸先生の授業を振り返ります。
4種類の中から各々好きな原稿を選んで読んでいきました。
私は、個人的に一番イメージが湧いたものを選びました。
今までの授業で言われてきた足し引きのことや緩急、型にハマることを考えつつ、、
選んだ原稿の中で、一つのフレーズだけあるナレーターさんのことが浮かんできたのでその一文だけその方を意識してやってみようと思いました。
そして、脱力すること!!
大江戸先生の最初の授業で、【緊張の秋】と言われた私。
今期最後の大江戸先生の授業では緊張の秋から卒業したく。
〜回想〜
以前、アフターバーズなどで大江戸先生が、授業では失敗することが大事だとおっしゃっていました。
失敗することで学べるのだと。
その言葉を聞いて、私は考えが変わったような気がします。
授業では失敗していい場だから。
仕事で失敗するわけではないから。。
失敗していい場だと思えてから脱力できるようになってきた気がします。
今までは、そういう自分だと真剣に臨んでいないのではないかと思ってしまいそうでしたが、そうじゃあないんだと!
〜〜〜
この日、脱力も意識して臨んでみました。
(読む姿勢も脱力気味で)
すると、、
もちろん緊張も多少はありましたが、以前よりも冷静に臨めました。
(ただ、家に帰り改めて録音したものを聞くと、反省点はたくさん見つかりましたが。)
大江戸先生からも、脱力できてきたんじゃないですかーと言っていただけたのでほっとしました。
ネクストの授業も折り返し地点にきていますが、、
正直まだふわっふわした感じで掴めていない妙な感覚です。(早く地に足つけたいです。)
ですがこの日、今期大江戸先生の最後の授業を受けて、少しは成長できているのかーと知ることができました。
ようやく、少しずつ脱力を覚えてきた(と願いたい!)ので、今度はバラエティの音の型を増やしていこうと思います!
(今回選ばなかった原稿ももっと読みのイメージ構築ができるように引き出しを増やしていくことが大事だと痛感しました。)
大江戸先生、ありがとうございました。