半年間をふりかえって

春7Bカキウチです。今さらながら初投稿です。
半年のレッスンを終えて、自分自身を振り返ってみました。
あまりにも初歩的な内容でお恥ずかしいですが、
これも意味のあることと信じて、思い切って書かせていただきます。
多くの先生方から発声のダメ出しをいただきました。
いわゆる「裏声」。さらに「響きがない」。
これまで自分の普通の声が裏声だという認識はまったくありませんでした。
「裏声だと説得力がない」・・・ガーン!!
地声を出すべく、また、響きのある声を出すべく、ボイストレーニングを申し込みました。
先生方それぞれ、いろいろなアプローチでわかりやすくアドバイスを下さいました。
が・・・この声での仕事歴20年、体にしみついてしまっている発声は、
そう簡単に変えることはできません。いきなり大きな壁にぶちあたりました。
そんな私を、先生方は根気よくご指導下さり、本当にありがたく思っています。
ボイトレ2クール目もあと2回ですが、まだまだ開発途中です。
それでも!先生方のおかげで、半年前には出せなかった声が出るようになったと感じます。
(これでも・・・ですが・・・・・・)
なんとか発声の問題を乗り越えて次のステップへ進めるよう、
トレーニングを続けていきたいと思います!
そのほか、これまた多くの先生方からご指摘いただいたことは、
「アナウンス読み」ではなく、「ナレーターとして視聴者を引きつける表現」をするようにということ。
自分では意識していなかったのですが、どうやら私はどんな原稿でも“きれいにまとめてしまう”ようです。
「インフォメーション」と「表現」の違いを、まったくわかっていませんでした。
また、つい発声のことに気を取られ、表現をするという意識がおろそかになり、中途半端になっていました。
これからは、表現できるプレイヤーになれるよう、レッスン中、他の方の表現をよく聴いたり、
いろいろな方のコピーをすることで磨いていきたいと思います。
他にも、この半年でいろいろなことに気付かせていただきました。
今ふりかえると、気付いただけで改善できなかったことばかりのような・・・。
このままではダメです。何も変われません。
来期もベーシックで基礎を学ばせていただきます。
なんとか自分のカラを破れるようにがんばります!
長くなってしまいました。読んで下さり、ありがとうございました。
m(_ _)m

自分から変化のタイミングを作ること

4月からバーズのお世話になり始めてあっという間にほぼ半年。
こんな風に発信するのはまだ苦手ですが、自分なりの小さな進歩を感じられたことがあったので、飛び込み台から落ちる感じで初投稿してみようと思います。
(…と思って下書きしたら、ちょっと長い文章になってしまいました。興味のある方だけお読みください。)
先日、山上先生の発声オプションレッスンを受けまして、その中でポイントがつながる感触があったのです。
これまで受けてきたレッスンでいろんな先生から言われたまま掴みきれずに散在していたたくさんのヒントやアドバイスがなんとなく実感としてつながったというか。
私は、頭で考え始めると感覚がつながる道をふさいでしまうことがあるようで、山上先生はそこを取り払ってくれたようでした。
(とは言ってもまだまだ危うい感じでしたが。)
今期も残り少ないということもあり、翌週のレッスンでは思い切ってその感覚を頼りにこれまでと違う表現に挑戦してみました。
表現自体は別に おおげさなものでもなかったけれど、そこで初めて良い意味で「変わった」という言葉をいただけたのです。
一歩引いてしまう悪いクセを直すのに四苦八苦していた中で、飛び込む楽しさを味わえた幸せな時間でした。
出、出来は、ともかく。
実は、私は山上先生のレッスンが特に苦手でした。
もちろん、よく動きよく笑う楽しいレッスンでもあります。
けれど、同じくらいに苦手意識も捨てきれずにいました。
山上先生はとても熱くて、 私たち生徒に、力いっぱいまっすぐに熱意と本気をぶつけてきてくださいます。
(こんな言い方はどうかと思われるかもしれませんが、自分から悪役になろうとしているように見えることがあります。)
とても尊敬する反面、受け皿の小さな自分は怖じけづいてしまうこともしばしば。
それが申し訳なくてまた縮こまってしまうという悪循環にハマったりしていました。
でも結局は、そこに負けずに堂々と自分をぶつけていかないと。
バーズという場所は、いろんなヒントもアドバイスも刺激もとにかくたくさん与えていただける環境だけれど、それをちゃんと腑に落ちるところまで持ってくるには、タイミングを待つだけじゃなくて、自分からどんどん飛び込んでいかなくちゃいけないんだな、と、改めて実感できました。
このブログ内でも、みんながそれぞれの言葉で言ってくれていることですが、頭でわかっているだけじゃ実行するのは難しかったです。
今回は運よく私でも気づくようなわかりやすいタイミングを与えてもらえたけれど、次は自分から変化のタイミングを作っていけるように、来期はもう少し挑戦姿勢を見せることを意識しようと思います。
山上先生のレッスンでも、がんばる、ぞ。
ということで、諸先生方、来期もどうぞよろしくお願いいたします。
あと、長々とここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。
土曜日ベーシック さわだ

刺激的な1day 2lesson

暑中お見舞い申し上げます。ネクストのしらす丼です。
先日、大江戸せんせいの型オプションを受けました。
『型を破るなら、型にはまってから』~型を徹底的に学ぶレッスン~
縦軸として(高低、声量、テンポ)横軸として(間、厚み、演じ分け)という型をもとに、
一人一人の読みに足し引きをしてアドバイスをいただきました。
そこで提案して頂いた事が、今の自分の課題にピタリときました。
私の読みは、良く言えばなめらか、しかしベタッとしがちで熱が伝わらない。
以前別の先生に、(もっと汗をかいて)と言われたこともありました。
せんせいは、このベタっと読みに、新たにカクっと読みを加え融合してみて、と図解でアドバイス。
これが自分にはものすごくわかりやすく、これからの読みのヒントになりました!
他にもコピーや日々の練習の大切さを改めて気付かせて頂き、大充実なレッスンでした!
大江戸先生ありがとうございました!
さてそのあとのネクストでは、山上せんせいのバッラエティー!
二人一組で掛け合いナレーション。相手がノレるような良いタマを投げるように。
そして受けたら、さらに良いタマを返せるように。コミュニケーションを取って、相手に届く、伝わるナレーションレッスン。
そのうちもう言葉でもなく、&$0=”$%&|*〜! ときて ’=#%”~*+!!☆! で返す、タマシイのキャッチボールに発展?!
言葉じゃないから、ちゃんと集中していないとお互いにタイミングがずれてしまいます!
**さんがパラシュートで窓の外に!『え”ーーー?!』
そして『ドゥーーン!!』城東のテルの『あ”~~!!』
段取りではなく、感じるままに出す。いや、出てしまう、、、が、リアルな表現なのですね。
自分はどれも未完成で、やればやるほど難しく感じ、分らなくなってしまうありさまでしたが、
(こうやってみて)のアドバイスでやった『ドゥーーン!!』で、ほんの少し違いが見えて嬉しかった!
魂を動かすナレーション、聞く人の予想を裏切る、勝てるナレーションを目指し、さらに精進しなくては!
Hey! Funkyー! !山上先生ありがとうございました!
刺激的な2レッスンのあとアフターで頂いたスイカは、甘くて冷たくて本当に美味しかったー!
大江戸先生、ごっそーさまでした!

ゲストの松田さんをお迎えして。

水A茨キヨシロウです。
今日のアドバンスはテレビ番組ディレクター松田裕士さんをお迎えして色々なお話をお聞きしました。
一番印象に残っているのは、理想のナレーター像は「(カメラマンも編集も音楽も全部そうだけど)勘の良さ」とお話されていたこと。
理解度の深さ、Dの意思をさっと汲み取れる力…
技術の高い低いも見ないとは言わないが、一番重要なのは「最高に良い番組を作っていくための良い仲間」であること。
つまりは人間力でもあるのだと感じました。
松田さんの、「スタッフ・キャスト全員が同等で、一緒に最高の力を出しあっていい番組を生み出す」というスタンスが、松田さんはすごく楽しんで番組を作っているのだとひしひしと感じました。松田さんと一緒に仕事が出来たらどんなに楽しいだろう、そんな高レベルな仕事が出来たらどんなに細胞が喜ぶだろうと思いました。
松田さん、貴重なお話をありがとうございました!!
ぜひまた色々なお話を聞かせてください!
それから帰る直前、学長から「ボイサンは未来だよ!」とお話を聞いて、はっとしました。
未来の可能性を提示するのがボイサン。
過去や現在の自分を提示しても広がりはない。
そのためには、時代の流れを読む力が必要。
松田さんの「勘の良さ」の話も、学長の「ボイサンは未来」(時代を読む力と提案力)の話も、人間力につながっているなぁと感じました。
ではそこを磨くにはどうしたらいいのか?
やはり、恥をかいても何でも、一流の人たちに近づいて、業界や人生を生きる、センスや捉え方を盗むことが大切なんじゃないかと思いました。
私も、何を話したらいいか、こんなこと話したら低レベルか…と思うことが多々あるけれど、試していかなければ質問力もコミュニケーション能力も上がらない。
松田さんも仰っていた「追い詰められてるギラギラがあっていいんじゃね?!」というガツガツ感、自分ももっともっと持っていなきゃだめだ、と思ったのでした。

楽しいことする!

Hello! 銀杏・オブ・ジョイトイこと、アドバンス小田切です。
あ、ナレーター楽しい!って今日やっと思えました。「そのナレーションで視聴率が変わるかどうか?」っていう山上先生の一言に、もうキラキラが止まりません。義村学長が言っていた「芸能とは集客力である。」とも繋がって、海が割れてジョイトイが出て来ました。小田切はまだ本気になっていないって言われ続けてのは、コレか!この気持がなかったからか!
あー、授業出てよかったぁー♡ありがとうございました!

ネクストで体感したこと

私、先日約2年ぶりにネクストのレッスンに参戦させていただきました。
その中で強く感じたのが、なぜか『アドバンス』での営業論やメンタル論のことでした。
先日のレッスンでは、ナレーションに対する緻密さや表現のあり方、またマインドのコントロールの仕方そして自分の見せ方など、各々のプレイに対しての指摘や雑談、またそのプレイヤーをどう変化させるかなど講師陣自身のレッスンスタイルを通して、営業やメンタルについて体感的に学ばせていただきました!
以前受けたレッスンでは吸収できなかった部分をレッスン全体を通して今回感じ取らせて頂きました。
特に営業については最近、色々感じることがたくさんあったところで、制作会社などに伺った際、先方の方と色々お話をするのですが、その中で自分がどのように映っているのか?とりわけ第一印象でどのように感じ、またどう認識されているのか?を実際に感じたことがありました。
先日飛び込み営業がきっかけでお世話になっている方と飲む機会がありました。
(飲みのきっかけはFacebookでした。以前からFacebookでの交流もあったのですが、たまたま私の友達リストに、数年前まで一緒に仕事をしていた方がおり、先日営業で会社に伺った際にその話題になったのがきっかけでした)
そしてその飲みの席で仰っていたのが、「営業に来る人は大抵、2つに分かれる。ひとつは仕事がなく切羽詰まっている人。もうひとつはそうじゃない人。前者は、過去をよく持ち出す。後者は、そうではない」
ちなみに、私はどうだったのかとたずねてみたところ、「いつも営業に来る人と違って、理由が明快だった。ホントにそうなんだなと感じたから。」と仰っておりました。
コレにはなるほどと思いました。
相手側も当然品定めしているんだけれども、どういった所をみて反応しているのかと言う事。これはどちらも、アドバンスで学んだことであり、人狼ゲームでもやっていることだったりしますが、直接制作会社の方から言われて、改めて実感しました。
ちなみに、その方には以前別の制作会社の方をご紹介頂いた事があったのですがその方にも、自分の見せ方が自身の仕事に多いに影響してきたというエピソードをおききしました。
当然、私もナレーターですから周りにどう聴こえているのかは勿論、どう振る舞いどう映っているか、客観的に感覚を持つことはすごく大切な要素だと思います。
先日のネクストのレッスンでは、客観的に自分のスタンスを振り返ることができる、多いに充実した時間でした。この時間をご提供して頂いた皆さん大変ありがとうございます。
コーイチ

張らない張り

今期映像セミナーを受講してます、目黒です。本日の授業は、山上先生の「張らない張り」
実は昨日スタジオバーズでボイスサンプルを収録しまして・・、思いっきり張りまして・・、今日はきっと自分の読みとは真逆の事を体感するんだろうな〜とドキドキしてました。
大きな表現=大きな声=大きな抑揚=勢い
すべて単純な解答で結んでました。
でも!!!
今日の授業でいざブースに入り、いつもの張った大きな声で読みましたが、なーんか頑張って読んでるんだけど、実際にはミキシングで音を下げるしかないという事実を目の当たりにしました。
(いえ、いつもそうやって何とかしてもらっているのでしょうが自分で気がつけないんですね・・)
次、張らない声。どういう声か文章で書くと、「小さい声」や「息声」ではなく「張らずにマイクにのる響きの成分を前に出した声」でしょうか。いつもイメージしていた発声からすれば、ほんとにこれでマイクにのるの?と、ちょっと不安になるくらいの音量です。
先の張った声と、ミキシング後の張らない声との違いを聴いた時に、後者は頑張ってないのに、表現に説得力がある!なんかかっこ良くなる!とその違いに驚きでした。
も、ただ張らないだけでは効果は出にくいし魅力的にならないということも聴き比べることができたので、いろんな方の声を聞きながら、コピーをしながら研究して行きたいと思います。
映像や作品によって、最大限に伝える為のベストな発声、表現があるということ、その一つの選択肢として、こういう方法があるという事をビフォー、アフターで体感することができました。「自分の表現だけに集中しない」ってこういうことも一つ意識に入れないといけないんだなあ。
ナレーションは作品の一番最後の仕上げ。もっともっといろんなことに意識を向けながら、流行や知識を蓄えながら、作品に命を吹き込めるようなナレーションができるようになりたいと思いました。
来週、そんなビフォーの張りまくった私のボイスサンプルを持っていきたいと思います・・!
これはこれで今の自分に出来ることすべての血を込めたものです。一個一個産み落として形にしながら先を尖らせて行きたいと思います。すべての気付きに感謝です。