金Nよしのです。この間のネクストは狩野社長のレッスンでした。その中で何度も仰って頂いたのが、
「これが、○○の提案?」
収録の時は、やることに夢中で、バラエティぽくしなきゃ、○○な読みをしてみる?、などなど直前まで迷いながらプレイしてしまいました。そしてイメージがちゃんと出来ていないばかりに一貫した軸のないブレた読みに。。。「私の提案」なんていう視点では、全然やれていませんでした…(´д`ι),
そしてその日のミッドナイトバーズでは、表現を学ぼう!と、2本映画を見せて頂きました。1つはエンターテイメント要素がドドーンと前面に出てるミュージカル映画「ロッキー・ホラー・ショー」。もう1つは、暴力という観点から、最初から最後までずーっと表現された作品「時計仕掛けのオレンジ」。
ポイントは、どちらも角度は違うけど、表現を突き詰めている作品。(はっきりいって恐かったです。でも半端のない表現を貫いているから、恐かったのかもしれません)
特に2つ目の「時計仕掛けの…」は天才スタンリー・キューブリック監督の作品で、義村学長曰く、「どの作品も表現を貫いている」。
狩野社長が仰っていました。
「盛り上げ方の“型”は確かにあるけど、それだけじゃない。
「○○」の提案の、別の盛り上げ方・別の表現の仕方でやってみたら?」
そして、それをまさに教えて下さった、今回のミッドナイト教養バーズ!!迷いばかりでブレブレな私ですが、ちゃんと提案できる読みを作っていきたいと思います。
狩野社長、ありがとうございました!!
義村学長、「表現とは」といつも色々な角度から教えて頂き、ありがとうございます!!キューブリックの作品、他にもトライしてみようと思います。
そして一緒にミッドナイトを過ごして下さった皆様、ありがとうございました!又よろしくお願いしますm (_ _)m
カテゴリー: レッスンについて
アドバンスゲスト講師@「演出家・黒川高さん」
今週のアドバンスコースは、日本テレビ『世界番付』『スクール革命!』など人気番組をてがける演出家「黒川高」さんをお招きしての講義です。どんなボイスサンプルをきいてキャスティングしているのかなどなど最前線からの生の声を伺いました。
黒川さん、貴重な講義ありがとうございました!
「キャスティング直結イベント」総勢120人!
キャスティング直結イベント開催!【生中継も】今夜19時〜21時!!
ど頭マックス!
金曜ベーシック、カズオこと千葉一雄です。先日、山上先生のバラエティ講座を受けて、感じたことを書かせていただきます。
お笑い芸人が24時間、納豆を混ぜ続けたらどうなるかというバラエティの原稿を読み上げ、山上先生が○か×をつけていくという内容でした。
1回目、自分の評価はベーシックとしては○、仕事としては×という判定でした。2回目、やったことは、少しだけ声を大きくしただけで、内容は1回目とたいして変わらないものでした。それに対して山上先生からは、2回目だからキャスティングを考えてみようと。1番うまいか、1番下手か、1番腹が立つ読み方か。なんでもいいからディレクターに印象づけなければ意味がない。
声を大きくする、読み方を変えてみるのは家での練習で出来ること。どれがおもしろいかを聞きにくるのがレッスンで、ちょっとづつ声の大きさを上げるだけでは何の意味も無いと。
今までの自分はただ、うまく読みたいという意識ばかりでキャスティングを考えて読むといくことはあまりしてきませんでした。当たり前のことですが、キャスティングされなければ仕事はもらえません。その大前提を考えず、自分とはまだ関係ないと考え、それよりもうまく話せるようになりたいとばかり考えていました。
山上先生がレッスンやアフターバーズでもよくおっしゃっているように、うまい人はたくさんいる。でもうまい人が必ず売れるわけではない。仕事をとるためのレッスンなのに自分にはその意識が希薄過ぎました。
その後、自分なりに変えたつもりでしたが全然変化が起こりませんでした。×を出されるということは、それはディレクターの求めるものではないということ。同じことをやってはいけない。意識しても変えられないようなら体を動かして変えるしかない。それが山上流改善策でした。
山上先生は、サンバを踊る、相撲をする、怒るなど、原稿内容とはまったく関係の無いことをしながら原稿を読むというアプローチの仕方で変化を起こそうとしてくれました。共通しているのは非日常的な事をすることにより、その人が持っている限界を超えたものを引き出そうとすること。
予定調和の表現では胸は打たれない。その人がなんとか搾り出して発した表現こそが胸を打つのだと。
これらのアプローチによって、クラスメイトの表現が1回目とあきらかに変化しているのがわかりました。自分でも全然違っているなというのが実感できました。
常に言われている「ど頭マックス!」自分ではやっているつもりでもなかなか出来ていない。最後のほうに出来た表現を、山上先生の力を借りずに頭から出来るようになる。それが今の課題ではないかと思いました。
また、今回のレッスンは感情的な部分だけでなく、①文章の最後を立てるなら、その前は落とす。最後から逆算して考えるとどう読めばいいかがわかる。②巻いたら、その後はゆっくり話すなど、とめ・はねをしっかり意識する。③文章の終わりの音と出だしの音が同じ高さなら、間をあけても違和感無く聞こえる。という①強弱・②緩急・③高低の技術的な事も学べ、とてもためになりました。
ど頭マックス!とキャスティングの意識を忘れず、残り少ないレッスンを頑張ります!
最後にオリンピック期間ということで、自分が印象に残っている名言を。
「勝負は強い者が勝つのではなくて、勝った者が強いんだ」
元々はサッカーの西ドイツ代表、フランツ・ベッケンバウアーが言った名言ですが、自分には長野オリンピック、スピードスケート日本代表の堀井学選手が言った、この言葉がとても印象に残っています。それまで金メダル最有力候補として挙げられていたのに、新たに導入されたスラップスケートの取り組みが遅れたため、長野オリンピックでは惨敗。
潔く自分の負けを受け入れ、涙を浮かべながら発したこの言葉が胸に響きました。
「うまい人はたくさんいる。でもうまい人が必ず売れるわけではない。」この言葉を初めて聞いたときにこの場面が頭に浮かんだのを覚えています。
どこか似ていると思いませんか。
カズオ
アドバンス聴講
春2期生のサイキと申します土曜日に、アドバンスの授業『キャスティングのシュミレーション』の聴講に行ってきました。
ナレーター役とP役に分かれて、オーディションを想定しPの要求する読みに答えていく、果たして誰がキャスティングされるのか?また、上層部からの秘密の指令によりキャスティングが変化するのか、最終的に選ばれるのは誰なのか?・・・という内容でした。
今期の生徒さん達が、多様な表現でPの要求に答え、更に予想以上のプレイをする方々の姿を見ていると、考えすぎて縮こまって、頭ガチガチの自分に気づかされました。
また、秘密の指令によってキャスティングが変えられる場合もあれば変わらない場合もある、その違いは何なのか?人が思いつかないような表現を提供できれば、無名の新人でも隙間に入り込む事ができる。では、自分にできる突飛な表現とは何なのか?についても考えさせられました。
バーズ卒業後に営業へ行くと、小さな『?』が沢山生まれてきました
土日に制作会社のチャイムを鳴らしたら誰も居なかった、、、映像制作関係者の方に出会ったら、即名刺交換&ボイスサンプルを渡してしまう、、。
その度に、バーズのイベント等で先生や先輩方から話を聞き、ひとつずつ改善していく日々でした、受講中に営業に行っていれば、毎週質問が出来たのに。。。と、今更言っても始まりませんね、
義村校長曰く
『闇雲にサンプルを配った後にアドバンスに来ると、色々と分かるんだよね。』
『君たちの前に舗装された道はない、けもの道しかありません。』
アドバンス受講中も同じことを言われていたはずなのにピンときませんでした、が、今はずっしりと心に染みます。。。
けもの道しかないのに、石橋を叩いて渡るような事してたらちっとも前に進めませんね、まずは自分にできることに、怖がらずに挑戦します!
義村校長、アドバンスの皆様、沢山刺激をいただけました、どうもありがとうございました!!!
山上先生のバラエティレッスン
春6期金曜ベーシックのそらです。金曜日、山上先生のバラエティレッスンでした。
私は前期ネクストに通い、山上先生のレッスンで×しかもらえず、山上先生のレッスンを沢山受けたくて今期ベーシックに通っています。
大切なことは書いてある文字を読むことではなく、その内容(魂)を伝えること、全力で。自分の力以上の全力で!じゃないと伝わらないから!!!
自分のマックスを更に超えるために体を使ってみること、踊ってみること、モノマネをやってみること、怒ってみること、山上先生は様々な方法で「自分のマックスを超えること」を教えて下さいました。
アフターバーズで同じクラスの人に「そらさんって、もう羞恥心とかってないの?」と聞かれました。それは「羞恥心を取っ払った突き抜けた表現が出来ている」と思って頂いているんだとありがたく思ったけど、私はここまで来るのに随分時間がかかっています。(笑)
前期、数回のネクストのレッスンでは理解できず、オプションを受け、ベーシックでのレッスンを受けて、沢山×をもらって、やっと理解できるようになったことです。
金曜日2時間のレッスン中にどんどん変わっていく金Bの皆の方がよっぽど吸収力があると思いました。
それが表に現れていたかどうかわからないけど、ずっと悩んでいた部分でした。
今でも完璧に出来ているなんてちっとも思わないけど、私の中では全くできなかったところから少しずつ〇が出るようになってきたという感覚です。軽々やっているように見えるのかもしれないけど、ともすれば×に戻ってしまいそうで毎回必死です。でも全力で伝えるってそういうことなのかなとも思います。
私達が自分を超えて全力で伝えることができるよう、一人一人に全力で、そして短時間で理解できない私を見捨てることなく根気よく教えて下さる山上先生、本当にありがとうございます。
私個人のことではないのだけど、このレッスンでKくんが先生から褒められたのが、自分のことのように嬉しかったです!!!
Kくんは自分の弱点を気にしてどの原稿を読むときも読みに自信がないように感じられていたのだけど、山上先生のレッスンでは(そんなことを気にしている余裕もなく)力一杯自分を出すことに専念していて、なりふり構わず出したそれを先生に褒められて、あたしの中ではもうスタンディングオベーションでした!
色々な偶然が重なってこのタイミングでこのメンバーで同じクラスに通うことになった金B皆さん、残り少ないけど今後とも共に頑張っていきまっしょ〜い!!!