畠山先生発声オプション 「気づき、そして感謝」

仙骨を立てて、体がニュートラルな状態でのいい声探しのために、オプション参加してきました。
最初に覇気のある原稿を読み、声の大きさと響きをチェック後、
鍵盤を使い、地声と裏声を一音ずつ発声していきました。
その時に衝撃的な一言をいただきました。
「すべての音が裏声」
高音は、裏声だと認識していたものの、まさか低音まで裏だったのでびっくりしました。
現状の問題点
仙骨を立てようとすると、背骨が反ってしまい体が緊張する
息が続かない(開鼻声)
裏声で地声が出ていない
熱心に教えてくださるものの、地声の感覚が体で理解できず、
授業中に先生を相当困らせてしまいました。すみません・・・
その後、あたたかい畠山先生は大杉専用の改善策を考えて下さいました。
(原稿を読むときは、一部裏声にひっくり返るものの、大きさと響きがある地声が出るので、
原稿を読み込んで裏声と地声の違いを把握すると、個々の問題点も体で理解できるようになる)
練習する順番って人それぞれなんですね。
大きな気づきでした。
この言葉に忠実に従い、これからも試行錯誤し続けます。
ありがとうございました。
ブログに投稿する勇気を下さった山上先生に感謝します。
乱文で失礼いたしました。

小坂先生滑舌スパルタオプション

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これは浮気がバレて三行半を突きつけられている夫の図ではありません。
小坂教官に根性を叩き直されているトビー上原です。
実は本日、小坂教官によるスパルタ滑舌オプション実施いたしました。
これは「オプション」とは名ばかりのまさに教練で、教官の厳しくも温かい指導により、
滑舌が甘党な志願者たちは、目から涙、もとい鱗が落ちまくりでした。
なぜこの言葉が言えないのか? どうしてこの文脈を走ってしまうのか?
いまさら聞けない滑舌の疑問がすっかり解消! 各志願者たち、十数年抱えていた悩みを
すっかりそぎ落とし、アフターオプションはみんな弁舌がさわやかになっていたとか。
小坂教官、ありがとうございました!

小野寺一歩先生のボイストレーニング

木曜日Bクラスの目黒泉です。
本日、小野寺一歩先生のボイストレーニングを受けさせて頂きました。
私はずっと、声が出し辛いなあと感じていました。
自分の声って何だろうとわからなくなってました。
レッスン開始時には、まずは自分が今までどんな風に声に関わって来たかをお伝えし、どういった壁に当たり、どういった声になりたいかをお話しました。
『響きと、声のコントロールが出来るようになりたい』
目指したい声を伝えてから今日のレッスンが始まりました。
まずは、身体の動きを知る為に、呼吸をする時に背中が動く感じを、実際に目と手で確認させてもらいました。
身体の動きや姿勢はそう間違ってはいないと言って頂きました。
これは、今までのレッスンで学んだ事を実行しました。
このまま続けていきたいと思います!
次に、「呼」「吸」
私は吸う時に、意識して吸わないとたくさん息が吸えません。
でも、吸ってしまうと、身体に力が入るので、次に吐く時にはまた身体に力が入ります。
これでは、力んで響きを消してしまうと教えて頂きました。
全部吐いたら、自然と息は入ってくるから、その感覚を身体で掴めるように、呼吸のトレーニングを繰り返しました。
4拍吐いて一気に吸い、また一拍目の頭から吐いていきます。
(4拍の次は8拍で練習しました)
息は歯の裏に当て、吐くのは後ろから目標位置を高めに吐いていきます。
吐く時に、背中は縮まらないようにします。
最初、呼吸だけでも響きが少ないと言われました。
呼吸にも響きがあるんだと、初めて知りました!
今度は、イメージをちょっと変えて吐いてみました。(鋭さよりもなんとなく丸いイメージです。きっと、吐く量で変わってくると思うのですが、ちょっと文字での説明がし辛くすみません・・)
頑張って吐きすぎると力が入ってしまうので、とにかく呼吸する事が自然になるように繰り返し練習します。
その後は吐く息の中に「z」の音を混ぜていきました。
その「z」も、最初はふらふらと安定せず、何回か繰り返しながら、その中に響きを探って行きました。
そして最後に「a」の音に変えていきます。
母音に変わった時に、私の喉は「ガサガサ」と音を立てました。
そして薄っぺらい音が出ました。
先生から頂いたアドバイスは、あくびをする直前の喉の開きを意識する事、胸の位置を高くするそして、なるべく太い筒で出すイメージを持つ事。
そして、音程は「a(ラ)」の音をもらって出してみました。
まずは出しやすい音で、響きの位置を探りました。
ここかな、これかな、と思いながら出していき、先生に「今の感じ」と言って頂いた感覚をこれから意識していきたいと思います。
自分で練習をしていても、どれが良いのかがなかなかわかり辛いです。
確かな判断をしてくださる先生に聴いてもらって「それ」と言われた音を覚え込み、そこから自分で聴き返した音が一致するようになれば、目指す声に近づいていけるのかなと思いました。
まずはベースとして呼吸を身体に覚え込ませて、それが安定したらいろんな自由度が効いてくる、というアドバイスを頂きました。
電車を待ってる間にも、街を歩いている間にも、呼吸の練習は出来るので、意識して続けていきたいです。
そして迷ったら、今日教えて頂いた身体のポジションを意識して、確認をしていきたいです。
今日また一つ、新しい事を学びました。
一つ一つ、意識が改善されている感じがします。
今までいろんな先生教えて頂いたいろんなアプローチを組み合わせて、積み重ねていき、自分の声を信じられるようになりたいです。
一歩先生、そして本日お声掛け頂いた義村校長先生、有り難うございました!
また宜しくお願いします!
目黒 泉

交換留学、最終日!

アドバンスの、さいとう・モスキート・ゆうこです。
遅ればせながら、エアーエージェンシー交換留学2日目体験レポートでござぃます。
まずは前回同様、レッスン開始前に生徒の皆さんが各自ストレッチ&発声練習。
前回はやや雰囲気にのまれてしまいましたが、今回は私も真似してやってみました。身体が暖まったせいか、気持ちもかなりリラックスできたような気がします。
この日は、「線画」というアニメーションになる前の画コンテの様な画像に合わせてのアフレコ。ワンカットごとに1枚の画が映し出され、セリフのタイミングになると画面の端にパッと役名が出る…というものです。実際の現場では、この線画を使った収録が多いそうです。
私の感想としては、出来上がったアニメのキャラクターの動きに細かく合わせる前回よりも、この線画の方が自由度が高くやりやすい様に感じました。画からの情報量が少ない為かなり想像力が必要となりますが、その反面、シンプルな画に集中して感情を込めやすく、さらにタイミングも判りやすかったです。
そして今回も、講師の藤原さんからいろいろなお話を聞かせていただきました。
まず1つ、尺に関する技術。
例えば、セリフが尺からこぼれたり、反対に尺が余ってしまったり…と合わせにくい時。これは、求められているセリフのスピードが自分の生理に合っていない為に起こります。そんな時は、リハなどの段階でそのようなセリフをチェックし、「早く」、「ゆっくり」、または調節するためのブレスの位置などの印を予め台本に書き込み、視覚的にわかりやすくするといいそうです。
これはナレーションでも使えるなぁと思いました。
また、前回のレッスンのキーワードだった「パッション」という言葉にまつわるお話も聞かせていただきました。
「もともと努力や情熱という言葉は嫌いです。結局、才能やセンスには叶わないものだと考えているので。でも、才能やセンスを語るにはまだまだ努力が足りないと思うようになりました。だから、最近は努力や情熱という言葉を口にするようになったんです。」
そうだったのか!そんな理由があったとは!
ならば今の自分はなおさら、情熱を片手にひたすら努力する他ないのだなぁとしみじみ思いました。
また、こんなお話も。
「僕はお金をくれるこの仕事が大好きですねぇ。お金を貰えるからこそ真剣に向き合えるんです。好きなことをやって、なんと!お金が貰えるんですよ?それを考えたら芝居もテンションが上がるでしょう?上げてって下さい。」
思わず笑ってしまいました。そして確かにそうだなぁと納得。
好きなことをやってお金がもらえる仕事。声優さんもナレーターも同じです。なんて、幸せな仕事でしょう。そりゃテンション上がります。
でもそれは同時に、お金をいただくに値する仕事をしなければいけないということ。プロという厳しさも、笑いを交えつつ教えていただきました。
レッスンで聞かせていただいたお話はナレーションと共通した部分も多く、バーズで習った事をまた違う角度から再確認出来ました。
また、アニメならではの空間を意識した発声や芝居の要素なども、自分なりに研究して今後のナレーションにぜひ活かしたいと思います。
2回に渡る交換留学。
声優さんたちの学びの場に行かせていただいたことは、自分にとって非常に良い経験、そして良い刺激となりました。たくさんの収穫にホクホクです。
これを材料に、精一杯進化したいと思います!
最後に、このような機会を与えてくださった義村校長、藤原さん、スタッフの皆さん、温かく迎えてくださった生徒の皆さんに、心から感謝いたします。
本当にありがとうございました!
☆モスキート☆

オプション授業の効果!!@岡

スクールバーズの皆様こんにちは。春5期生、木曜ベーシックの岡です。
先日の授業で嬉しい事があったのでご報告させて頂きます。声の世界に憧れるものの、今まで勉強もせずに初心者のままスクールバーズに入学したわたしは、学ぶ事全てが新鮮で、魅力的な先生方や素敵なクラスメイトの皆さんのお陰で楽しくレッスンに参加しておりました。
が、毎回、壁にもぶち当たっていました。
それは「声が弱くて、小さい事」。
どの先生方からも同じご指摘をいただき、それがわたしの大きな課題となっていました。
レッスンで、クラスメイトの皆さんが大きな声で伸び伸びと発声している姿がとても羨ましく、自分もそれに倣おうとするのですが、どうもうまく出ない。大きな声を出そう出そうと思っていても、何故か体に力が入らなくて、しぼんでしまう。焦って大きく出そうとすると、単に張り上げただけの甲高いだけの声になってしまうのです。
「声をもっと下に、芯のあるしっかりした声を出していこうね」
という先生方のアドバイスが頭の中には入っているのに、体で上手く再現できないといった状態でした。そして課題をクリア出来ないまま、あっという間に月日は経ち、気がつけば二度目のベーシック。新学期がスタートし、レッスンを受けるうちに、やはり今回も、今の自分の最大の課題は「声の弱さである」という事を痛切に感じました。
問題を抱えながらもどこか吞気に過ごしていた私も、流石に遅すぎる焦りを感じました。やばい、今度こそリミッター解除できないと本当にやばい。どうしよう…!そんな時に、山上先生のオプションをクラスメイトの方が立ち上げて下さり、わたしも縋る思いで参加しました。
オプション授業では、体を思い切り動かす事によって頭から邪念を取り去り、余計な緊張感を解く事によって、大きな声が出せる事や、体を動かして思い切り声を出す…といった事を学びました。山上先生がレッスンの為に用意して下さった音楽に乗って、みんなで楽しく、そして熱くダンスしながら声を張り上げること約2時間。
山上先生の熱心な指導の元、一心不乱になることで、最初は小さかった声も、段々と大きく出せるようになり、声を出す気持ち良さを味わいました。今思えば、わたしの声が小さかった理由はきっと、躊躇いや気恥ずかしさや弱気など、メンタルな要素が大きかったのかもしれません。そして、「思い切り声を出すってこういう感じなんだ、MAX出し切るってこういう事なのかな?」っと、自分なりのヒントを見つけることができました。以来、授業や練習をする時はそのヒントを意識しながら取り組むようにしました。
そして、畠山先生のレッスンの時に、「前より大きな声が出せるようになったね。もしかしてオプションを受けました?」との嬉しいお言葉をいただき、オプションの成果を確実に感じました。受講できて本当に良かったです。今後も掴んだヒントを忘れないように、大事にしていきたいと思います。

年内の映像プロセミナーを終えて

映像プロセミナーを受講している、東 タマ子です。10月からはじまった映像セミナーも、昨日が年内最後のレッスンでした。
ブースを使ってのレッスンは実践的かつ刺激的。ナレーションの組み立て方について、先生方が惜しげもなく教えてくださったり、映像とナレーションとのシンクロについて(この映像のためにこのナレーションがあるのか!等)改めて考えさせられたり、各先生方のディレクションに四苦八苦しながら対応したり、毎回シビれるレッスンです。
そんな中で、大江戸先生のレッスンが特に心に残りましたので、少し書かせていただきます。
一度のレッスンで、ブースに入るチャンスは二回。一回目は録音せず、ブースで映像にあわせてナレーション。全員一回目が終了すると、すぐ二回目。今度は録音していきます。
一回目と二回目の間に個人個人へのダメ出しがあるのかと思いきや、、、ナシ!!
最初は戸惑いました。
「どこがダメだったの?どうしたらいいの?」そんな気持ちがあったからです。今思えば、【依存】ですね。
一回目より二回目をより良くするにはどうしたらいいのか。自分で考え、他のひとのプレイを集中して聞き、人と違うことをしてやろう、
ここは盗んでやろう・・・そんな気持ちでレッスンをうけることができました。
『表現に正解はない。』
そんな大江戸先生の言葉のおかげか、みんなのプレイもすっごく自由。爆笑を生むナレーションもたくさん。荒削りかもしれないけど、『人の心を掴む』ナレーションとはどういうものか、垣間見えたような気がしました。
何より、「ナレーションって楽しい!!!」と思えたことが、大きな収穫です。
そんな場を創り出してくださった大江戸先生、ありがとうございました!!是非また映像セミナーに降臨してください!!
映像セミナーのレッスンも残りわずか。『人の心を掴む』ナレーションに近づくべく、精進していきたいと思います。
東 タマ子