力を抜く、下で支える

初めまして。
土曜ベーシック、久道ゆきです。
先週土曜日、山上先生の『「汗かかない発声の初歩」帰って家で発見するオプション』に参加しました。
私は発声が苦手で、表現の幅が狭いのが悩みです。
まず椅子に座って原稿を読み、その姿をスマホで撮影。
「姿勢良く読むこと」を、いつものように気にしていました。
山上先生の説明で、びっくり。
私の読む姿のおかしいところは、読んでいる間「微動だにしない」こと。
人形のように固まって、読んでいたこと。
その後、丹田を意識した腹式呼吸を確認し、横になって呼吸に深く向き合う時間。
「腹式呼吸はできている」そうです。
でも、立ち上がって上半身を楽に動かしながら読んでみると、動けない。
ギクシャクカクカク。「稲穂のように揺れる」のが、全くできません。
腹式呼吸をやろうと思えばできるのに、読みに生かせていない。
意識を下に。丹田を支えとして、身体の他の部分は楽に。
頭でわかっていても、読みながら実践できない。
読もうとすると、身体に力が入って動けなくなる。
大きな発見でした。
録音して聴くだけでなく、録画して見る、立って動いて読む練習を始めました。
上半身が、胴体が、カッチカチです。
かたくな、頑固、不格好。
自分の体が思うようにいかないことが、とても悔しく感じます。
自由に動ける楽な身体で、自由な表現で読めるようになりたい。
現在の自分をしっかり見つめて、前進していきたいです。
山上先生、ありがとうございました。

発声にフォーカスされた8日間

水曜ネクストの古賀安沙美です。
とても濃い8日間を過ごしました。
まず、1月28日。
藤本先生のコピーオプションを受けました。
久しぶりの藤本先生の授業。
コピーのコツや特徴も教えていただいて、コピーは楽しんで(時に良い意味で悪意を持って)取り組むのが大事なんだなと感じました!
各々コピーのチェックもしていただいたのですが、、
私の場合は、息苦しそう…とのこと!
ベーシックの時にも藤本先生に同じことを言われていたのでズドーンと心に刺さりました。
迷いなくパーンと声を出してほしい、と。
声をつくる時は喉を閉めがちだけど、逆に喉を開くこと。そうしないと苦しい感じになる、、と教えていただきました。
喉を開くってどういうことなのだろう。。
そう思いつつも、声が細い自分の場合は表現で工夫しないと、、!今回コピー練習した方のような女子女子感を出せるようにしよう!
と思って臨んだ、、
2月1日のあおい先生の授業。
まず報道の特集のアバンを読みました。
すると!
喉を閉めてしゃべっている感じがする。たてようとすると喉を閉めちゃうのかも…と指摘を受けました。
聞いてて気持ちのいい音を出せるようになった方がいいと。表現の前に、素直に声を出すこと。
そのアドバイスとして…
力が入っているのは体幹と腹筋くらいで後は脱力すること。だらんだらんに力を抜いて素直に声を出す…と教えていただきました!
自分の中では脱力しているつもりだったのですが、脱力できておらず喉も閉めてしまっていたようです。
その後のドキュメンタリーでも、、
声のボリュームがあってお腹からしっかり出しても、しっとりとした柔らかい温かみのある声は出せるとおっしゃっていて、、
まずは声を出すことだ、、と痛感。
ここ最近はどうしたら細い声でも引っかかりのある表現ができるのかということばかりに囚われていて、読みの時に発声のことをあまり考えていませんでした。。
大事なことを忘れていたことに気づかされました。
そしてその後のアフターバーズで山上先生と発声についてお話していたら。。
なんと!そのまま発声のオプションをやっていただけることになり、すぐに日程も決めてくださいました!!
そして迎えた2月4日。山上先生の発声オプション。
まず自分が読んでいる姿を知るために録画してもらい、それをチェックしました。。
私の場合は、こんなに背中や肩を上げてしゃべってるんだ、、と自覚。(これが喉を閉めてしまっている原因か)
日頃自分が読んでいる時の姿を見ることはないので残念な姿に衝撃を受けました。
山上先生からは、丹田は動かさずに上部は力を抜いて、稲穂のように動きながらしゃべってみて、とアドバイスを受け、そのようにしてしゃべると、喉に力を入れずにしゃべれているような?!…この感覚をしっかり掴めるようにしたいと思いました。(オプションのサブタイトルが「帰って家で発見する」なので家で自分で発見できるように)
その他にも自分の呼吸と深く向き合う時間も!
里美先生がボイトレでおっしゃっていたことを改めて、より深く実感できました。
また、日常生活での自分の発声でも、重心は下に。低めの声を意識することが大事だとのアドバイスも受けました。
上からではなく地面を伝わって相手に届けるような意識でいこうと思います。
(バーズに通い始めた当初も低い声を意識しようと思っていたのにいつしかその意識が薄れていたので反省。)
その翌日2月5日、里美先生のボイトレを受けました。
まず読みを見ていただくと、以前よりも底辺の声が出ていると言ってもらえましたーーー!!
少し前進できたような思いになり、苦手意識が強い発声に対しても前向きになれました!
亜門を開くということも、以前よりイメージしやすくなりました。
ーーーーーー
早速家でアシタカせっ記を流しながら自分の呼吸と向き合ってみたのですが、
(里美先生に教えていただいた完全呼吸や普通の腹式呼吸をやりながら、、)
5分間も自分の呼吸と向き合うというのは、なんて贅沢な時間なのだろうと思いました。。
発声についての指摘をいろいろな先生の視点から聞くことで、ようやく分かったような、、前向きに取り組んでいけそうな、、そんな貴重な日々でした。
本当にありがとうございました。
こんなにいろいろな先生方に教えていただいたからには何としてでもこの1番の課題をクリアしたい、クリアせねばと思いました。

自覚と責任感の芽生え

こんばんは
17Bの藤原周二郎と申します。
本日、ボイスサンプルを収録しました。感想を添えさせてください(^_^)
収録担当の松田先生、ありがとうございました!
今回、初めてサンプルを収録しました。
内容は、ストレートナレーションの収録をお願いしました。
すべてが新鮮に映ります。
目の前で、つい先ほど録音した物を、
懸命に作品として完成させる先生の
姿を見ていると、
ありがたい、ありがたい、
と、ひとり感謝状態でした。赤面(^_^)。
ソファーで気になった事をメモして過ごしていました。
私自身、いつも、常日常から、
読み(喋り)が、固くなる事があり、性格的な部分も占めているのでは、と考えていましたが、
もっと基本的な、「滑舌」が影響している事が考えられるとアドバイスでわかりました。
もっともっと、更に舌をぐるぐる廻してして、
いかないと行けません。
ストレートナレーションを選んだには、アフターバーズで先輩、様々お話を伺ううちに、わずかながら今後の考えができたからです。
自身の「現実」の読みを知り
音楽が入り、読む事で気分が高揚したり、感情がめまぐるしく動いた2時間!
でした。
迅速な調整をくださった山上先生ありがとうございます。
レッスン発声のヒントを、畠山先生ありがとうございます。
次に繋げていきます!

山上先生の発声の初歩オプションを受けて

土曜ベーシックの岡崎藍子です。
よろしくお願いします!
2月4日に行われた、山上先生のOP
「汗かかない発声の初歩」帰って家で発見するオプション
について振り返ります!
今回は、発声に悩みを抱える人たちのために、日常生活で意識できる発声のトレーニング方法について教えていただきました。
今回学んだことは大きく三つでした。
①丹田(おへその下。にぎりこぶし一つ分位のところ。)について
→声を出した時に丹田が内から外に膨らむ感覚を覚える。具体的にはベルトで丹田周辺をきつく巻きつけ、椅子に浅く座ります。その状態で時計の14時くらいまで体を傾けて、背中は一枚の板のイメージを持ち、顔を上げて原稿を読む練習。その際に誰かと一緒ならばきつくひっぱってもらい、それに反発して声を出すとより分かりやすいです。私は最初その感覚がピンと来なくて、そういう人はまずはベルトをした状態で体操座りをしてやってみると、その周辺が膨らむ感覚がよく分かるのでおすすめです。
②腹式呼吸について
→寝転んだ状態で腹式呼吸を繰り返し行う。3キロ位のダンベルを下腹部に置くと、負荷がかかりお腹がふくらむ感覚が分かりやすかったです。
肩に力を入れずに落として、下腹部に意識を集中させる。そうすると自然と下の方を大きく使って呼吸する感覚がわかりました。更にうつ伏せになって同じように呼吸をする練習。背中が膨らむ感覚を覚えました。
③自分が普段読んでいる姿を客観視
→いつも通り自分が読んでいる姿を録画し、客観的に見ます。そうすることで自分がどこに余計な力が入っているのかが分かりました。
私は全体的に微動だにせず、特に肩や上半身に力が入っていることが分かりました。下腹部で支え、上半身はできるだけ自由に動かすことを意識したいと思いました。
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①と②については、特に日常生活でも取り入れやすく、
①は普段の会話でも意識できることだと思いました。気づいた時や自分で決めた時間だけでも丹田に意識を集中させて力を入れることで筋力はアップするとのことだったので、早速やってみたいと思います。
②についても今回のレッスンで5分間音楽を流して呼吸にだけ集中する時間を作って練習したように、自宅でも隙間時間などを使って繰り返し練習ができると思います。
両方に言えることは、自分のできると思っている限界は限界ではないということ。ここまでしか息が吸えない、吐けないと思っていても、実はもう少し吸えたり吐けたりする。この限界を毎日少しずつでも超えることで、確実に筋力アップに繋がるんだということを教えていただきました。
③については、繰り返し見ることがとても大事とのことです。そうすることで、自分の発声方法の細かい違和感やその原因についての発見にもつながるとのこと。普段自分が読む姿を客観視することはないので、発見も多くありとても勉強になりました。
今回のレッスンで学んだこれらの”感覚”をしっかり体で覚えて、意識をしなくても当たり前にできるように日々訓練していきたいと思いました。
山上先生、ありがとうございました!

心を打つ表現を!

水曜ネクストの古賀安沙美です。
1月18日のスタジオ実習を振り返ります。
今回気をつけたこと。
まずバラエティのアバンの方では、前回男っぽい感じの読みになっていたり、張ってるだけで引き算ができていないと言われていたので、
女性らしい読みを意識して、全部張ってるだけにはならないように引く所も意識して臨みました。
その後、武信さんと狩野さんからご指摘を受けたこと。
まず、セクシー系を目指したように聞こえていたそうで、自分では、男っぽくはならないようにただ女性らしく…としか思っていなかったので、自分の考えが浅はかで中途半端だったことに気づかされました。
(その結果、いまいち心を打たれないナレーションになっていて、小さくまとまっている感じになっていたとのこと。)
女子っぽくするならもっと女子女子感を出す方がいいとのアドバイスを受けました。
また、読みが軽くて、あえて抜いているように聞こえたとも言われました。
声の線が細いので、軽い読みをすると映像や音に負ける。

つまりその方向は違う。
と!
私の場合声が細く、特徴もない声なので、映像や音に負けないために、もっといろいろ表現や表情の工夫をしないと届かないんだ!と気づかされました。
(声に特徴がない分、表現に遊び心をたくさん散りばめられる!とポジティブに考えようと思います。)
ただ女性らしく…程度ではなく、女子女子感やそれ以外のテーマをやるならやるで思いっきりだそうと思いました!(ただしやりすぎ注意、足しすぎ注意ですが…)
イッテQの感動ものの方は、、
声はこちらの方が合ってるけれど読みのテンポが悪く、辿々しい、説明がぎこちないとの指摘を受けました。
前回も流れが悪いと言われていたので、改善できていなくて反省しました。
説明文に読み慣れることが必要だと感じました。
他の方への指摘の中で心に残ったことは、
聞いてて心を動かされるもの、惹きつけられる表現を。
という言葉です。
サラッとしすぎて毒がないのはだめ。
私はこう読みたいんだ!としっかり意志を持って、悪意のある表現だったり意外性のある読みができるようになりたいと思いました。
武信さん、狩野さん、ありがとうございました。

強み

土曜ネクストの西山果鈴です!
今回は21日のスタジオ実習と28日に開催してもらいましたコピーオプションについて。
スタジオ実習の原稿はおなじみしゃべくり007と世界の果てまでイッテQ。
スタジオ実習を受けるのは私は3回目でした。
前回よりは型が入ってきたとのことですが、
癖になっているのか、語尾でしか処理が出来ていないとのこと。
大事なのは、全体でどうするのか。
そして、私は声が細いので、張っても商品としては負けてしまうとのこと。
授業でいい評価がもらえたとしても、勝負には勝てないそうです。
前よりも張ったり出来るようになってきたと自分では思いましたが、
あくまで生徒として出来るようになってたとしても、勝てなきゃ仕事にはならないということに言われてやっと気づきました。
何か工夫を入れて、この声でも勝負していけるように!
それこそ語尾だけじゃなくて、途中にも工夫を入れたり、ブレスを工夫したり。
生徒としてではなく、ナレーターとしてどこか勝負できるポイントなのか見極めていきたいと思います。
そして28日、冬休み中であるにも関わらず、
藤本先生にコピーオプションを開催してもらいました!
(オプションレッスンとは、先生のご厚意で普段のレッスン以外で開催してもらう少人数のレッスンのことです)
コピーは今までは宿題になってた人とか自分と近いかなと思う人をしていたのですが、
よしい先生が真逆の方をコピーするのも役に立つと仰ってたので、自分とは少しかけ離れた人を今回コピー対象としました。
自分と決定的に違ったのは、立ち位置だということを教えてもらいました。
コピー対象の方は、できる女感が溢れてる感じとのこと。
うわっ!限りなく遠いわと思いましたが、
逆に私は距離感が近いというか、懸命な感じが出るそうです。
そこもスポーツなどでは活かせるポイントになるのかなと思いました。
余裕は基礎力から生まれるとのことで、
まだ基礎力が足りないなと思う部分も分かりました。
息混じりに読むと、表現が暗くなるし、小さくなるし、
タイトルでお腹で支えられなくて、取って付けたような読みになったり…。
少人数でじっくり見てもらったので、
自分の課題も強みも見えてきたような気がします。
他の方の読みもじっくり聞けたし、
とても勉強になりました!
こう聞こえるのは、こういう話し方や表情をしてるからという説明が分かりやすくて、
音を出すときの参考にもなりました。
武信さん、狩野さん、
そしてオプション開催してくれた藤本先生
ありがとうございました!

脱力の冬

水曜ネクストの古賀安沙美です。
1月14日に受けた大江戸先生の授業を振り返ります。
4種類の中から各々好きな原稿を選んで読んでいきました。
私は、個人的に一番イメージが湧いたものを選びました。
今までの授業で言われてきた足し引きのことや緩急、型にハマることを考えつつ、、
選んだ原稿の中で、一つのフレーズだけあるナレーターさんのことが浮かんできたのでその一文だけその方を意識してやってみようと思いました。
そして、脱力すること!!
大江戸先生の最初の授業で、【緊張の秋】と言われた私。
今期最後の大江戸先生の授業では緊張の秋から卒業したく。
〜回想〜
以前、アフターバーズなどで大江戸先生が、授業では失敗することが大事だとおっしゃっていました。
失敗することで学べるのだと。
その言葉を聞いて、私は考えが変わったような気がします。
授業では失敗していい場だから。
仕事で失敗するわけではないから。。
失敗していい場だと思えてから脱力できるようになってきた気がします。
今までは、そういう自分だと真剣に臨んでいないのではないかと思ってしまいそうでしたが、そうじゃあないんだと!
〜〜〜
この日、脱力も意識して臨んでみました。
(読む姿勢も脱力気味で)
すると、、
もちろん緊張も多少はありましたが、以前よりも冷静に臨めました。
(ただ、家に帰り改めて録音したものを聞くと、反省点はたくさん見つかりましたが。)
大江戸先生からも、脱力できてきたんじゃないですかーと言っていただけたのでほっとしました。
ネクストの授業も折り返し地点にきていますが、、
正直まだふわっふわした感じで掴めていない妙な感覚です。(早く地に足つけたいです。)
ですがこの日、今期大江戸先生の最後の授業を受けて、少しは成長できているのかーと知ることができました。
ようやく、少しずつ脱力を覚えてきた(と願いたい!)ので、今度はバラエティの音の型を増やしていこうと思います!
(今回選ばなかった原稿ももっと読みのイメージ構築ができるように引き出しを増やしていくことが大事だと痛感しました。)
大江戸先生、ありがとうございました。