春10期最後の授業

水曜ベーシックの古賀安沙美です。
去る9月14日、春10期水曜ベーシックの最後の授業は、あおい先生の『旬の実技』の授業でした。
生徒一人一人、原稿を読む様子をあおい先生が撮ってくださいました。
その後スピーカーで、収録してもらった自分の読みを聞くことができ、あおい先生から各々コメントをいただきました。
生徒一人一人へのコメントや説明が具体的でとても分かりやすかったです!
いろいろなポイントを教えてくださいましたが、その中でも特に印象的だったことを綴っていきます。
まず、
面白く聞かせるには、どうメリハリをつけていくかが大事だということ。
メリハリの要素は…緩急、高低、強弱、間の取り方、表情・ニュアンス。
そして、物足りない時は、どんな表情で伝えるかということに変化をつけると印象が変わるということ。
そのためには、目線を変える!
たとえば、、
「明るく元気」じゃないパターンでやるためには…→「自分も視聴者と同じように、新鮮な発見をした」というパターンを加えてみたり。
ただ明るく元気な表現ではなく、視聴者と同じような目線になると、ガラッとナレーションが変わるのだそうで、
実際にあおい先生の目線を変えた読みを聞くと、印象が違うのが歴然!引き込まれました。
また、「明るくする」読みは、親しみやすさが生まれる点は良いけれど、視聴者からは軽く見られがちになってしまうということで…衝撃を受けました!
なので、バラエティーにおいては、視聴者を上から見るという目線にするなど、媚びない読みというだけで毒がある表現になるそうです。
その他、捨てたり引く読みをする時に大事なことは、音がデコボコにならないよう丁寧に言うことだと教えてもらいました。
個人的には…
メリハリを考えているのは分かるけど、技術が足りていない。力強い声、強い声が出せるように…と指摘してくださいました!
セーブした声でやっちゃっているのだそうで、言われてみると確かに自分で自分に圧をかけてしまっているような感じがあったように思います。。
それはなぜか。
メリハリをつけた読みをしたくても、それをやりながら一緒にボリュームのある声が出せないということを、自分が思っているからかなと思いました。
力強い声・強い声というのは、声を大きくすればよいというわけではないと今期の授業でも教わりました。
里美先生のボイトレでも、原稿を読むとき、棒読みではなく表現をした上で力強い声が出せるようにということが一番の課題となっています。
ボリュームのある力強い声を出すと、上辺な読みといいますか棒読みのようになってしまうんです。。
あおい先生の授業を受けて、改めて、声をお腹からしっかり出すこと、そして、滑舌、発音をしっかりさせることが今の自分の一番の課題なのだなと思いました。
この半年を振り返ると、最初よりは声は出るようにはなりましたが、まだまだ全然足りていません。
でも、自分の課題がはっきりと分かり、具体的にそれに向かって進めるようになったのでよかったです。
授業の中で、あおい先生は、自信がないのはダメ!とおっしゃっていました。
はったりかますくらいの勢いが大事なんだと感じました。
力強く、野太く、たくましく!!精神面も鍛えていきたいです。
あおい先生、ありがとうございました。
今期からバーズに入りましたが、あっという間の春10期でした。
たっっっくさんの刺激を受けました。
先生方、プロの凄まじさを感じました。
自分の練習が全然足りていないこと、アマいことを知りました。
それと同時に、ナレーションの魅力にもっと引き込まれていきました。
アフターバーズや時にミッドナイトバーズでもいろいろな方とお話をして貴重な時間を過ごしました。
今は受けてばかりなので、早く与え手になりたいです。
春10期、生徒の皆さんにも恵まれていました。
今期出会った皆様、うまく言葉に表せないですが、本当にありがとうございました。
濃厚な半年間でした。
来期、秋10期も通います。
引き続きよろしくお願い致します。

空けないで、とらないで

土曜ネクスト蔵重綾子です。
松田先生のレッスン「巻いて読む」
一体どんな秘策があるのか!?
ポイントはシンプルにたった1つ!
それは…
「間を詰める」
ふむふむ、そうね。間がなければその分短時間で読み終わりますね~。
って、それだけ!?
そうなんです。たったそれだけで変わったんです。
「巻いて~」といっても、読みのスピードアップではなく、これで入るようになるんです。
そしてその分抑揚で表現する。
後半に、ほんのちょっとの間も「空けないでください」「とらないでください」と指摘を受けながらチャレンジしたことで、間を詰めるってこういうことかとよくわかりました!
やりたいことができるための技術☆
そのほか、この日の私にとって大きなポイントだったのは、映像に合わせて読むレッスンで初めてトップバッターだったこと。
映像を先に見ることなく、ブースで初めて流れてきたのに合わせて読む。
未経験の、本番に近いカタチ。
「画が…画が!」と言いながら、収録したものを見てみると、全然見えてなかったんだとわかるずれっぷり。
自分の今の実力がはっきりとわかる、この経験は貴重だと思いました!

行間を大事にする。

水曜ベーシックの古賀安沙美です。
9月7日、省吾先生の『スポーツドキュメント』の授業を受けました。
やろうとしていない感じでやる。
これがとても難しかったです。
かっこつけてるけどかっこつけてると思われない読み。
そして、感覚とマッチした声が大事ということ。
感覚の違いとマッチした声。
また、6:4で意識しないでしゃべるということが勝った方が良いとのこと。
省吾先生のおっしゃることが、なんとなく分かっているような気もするのですが、なかなかできないもどかしさがありました。
そのためにも、
情感たっぷりに言ったり、普段自分がしゃべっている感覚でやるということも教えていただきました。
前回のCMの授業の時も、普段の自分がしゃべっている感覚が大事だと教えてくださいましたが、まだその感覚を身につけられていません。
また、情感たっぷりにというのは、ただゆっくり言うというのではなく、間の取り方のことでした。(最初は勘違いしていました…)
(個人的には、声の幅や底力をつけることもポイントとして指摘してくださいました。)
行間を大事に、次にいく感じを大事に。
でもその意識は見えないようにする。
ある種のノリのような。。
難しいけどなんとか習得したい!
省吾先生は、気持ちよくなる感覚に乗る、とおっしゃっていて、、これは、前回の里美先生のおっしゃっていた、ピークエクスペリエンスのことなのかな!?と思いました。
普段のしゃべりを所々に入れることで、ナレーションの読みが活きてくるとのこと。
まだ自分の感覚としては掴めていないですが、
やろうとしていることをやるけど、それをやろうとしていると分からないようにする、ということ。
意識は見えないようにするけど、ドラマティックに、ダイナミックな所を入れる。
また、この、なんとも言葉に言い表せない、意識していないけどその感覚にのること。
そして行間を大事にするという、情感をちゃんと自分の感覚で掴めるようになることが大事だと思いました。
省吾先生、ありがとうございました。

意思

土曜ベーシックの西山果鈴です!
10日土曜日は省吾さんのスポーツドキュメントのレッスンでした。
私的には技術以外で自分に足りてないもの、必要なものを教えてもらったレッスンだったと思いました。
「誤解を恐れず、自分がかっこいいのというプレイをする、やりとおす」
というのが、今の私にはすごくすごく難しかったです。
明確な意志をもって、これだ!という選択もできず、
意志に隙があって、ここまでしかできないからなんとなく選んでやってしまう。
今までのレッスンで足りない技術を指摘してもらい、
出来るようになろうと自分なりにやってきたつもりでしたが、
自分がどうなりたいのかビジョンも甘く、
まだまだ何もかもが足りなかったと痛感しました。
もっと具体的に、何かを求めて練習すること。
わかるまでやること。
そして作為的なんだけど、作為的に感じさせない
のが必要なのかなと感じました。
あんなに頭抱えたレッスンは初めてでした…。
とても難しかった。
でも色々と考えるきっかけももらえた気がします。
省吾さんが伝えてくれたこと全ては理解できてないと思います。
でも自分で考えて、何度も言葉を聞き返して、
自分なりの答えは出しました。
自分の答えは、自分の行動で示したいです!
省吾さんありがとうございました!

カメラワークのリズムを掴め!

「演出家 ディレクターは皆 カメラマン」
山上先生のレッスンで、これがわかりやすかったです!しっくりきましたー。
土曜ネクスト蔵重綾子です。
カメラワークにはリズムがある。
例えば、引き→単体足元からパンアップ→顔で静止、というように。
そして、そこに作り手の意図がある。
コピーで盗むのは、そのリズム!
キューシート作りで、以前よりは大分カメラワークに目がいくようになりましたがまだまだだなので、瞬時にとらえることに慣れていきたいと思います。
それと語尾センスアップのために、カメラワークと語尾に注目していきます!
(ルアーの話を聞いて、猫と遊ぶ時も同じだー!と思いました。同じ動きだとすぐ飽きちゃう)
それから、前回の答え合わせ☆
予想以上にアゲアゲだなぁと思ったら、そういうことかー。
「普段なら~」に、じゃあ今は違うんだな、なんでだ?と引っかかってましたが…なるほど。
また、もう1ブロックは予想外!後半は笑いシーンじゃあないですか(笑)
は~、全然違って勉強になりました。

原稿に寄り添うこと。

水曜ベーシックの古賀安沙美です。
8月31日、畠山里美先生の『場をつかむ』の授業を受けました。
今期、春10期の里美先生の最後の授業です。
ストレートIII型。
今まで基本的な練習をやってきた上で、
最後はどう作品と向き合うかが大切で、
作品と自分が一体化し、共鳴しあうことで一段落良い表現が生まれるのだそうです。
各々、前もって里美先生からいただいていた原稿を読んでいき、コメントやアドバイスをいただきました。
その中で特に印象的だったことは、
原稿の中にお宝がいっぱいある。
ここはこう読もう!こう読みたい!など、自分なりの表現の見せ場を見つけることが大切ということです。
それが、聞いている人を惹きつけることに繋がるのだそう!
その他、
グッとくることに触発されて読むこと。
自分だけのペースで進めるのではなく、聞いている人をその世界に招き入れること。
ドキュメンタリーの中でも起承転結があるので、キメの言葉を見つけること。
気持ちとリンクした自然な発声が大切。
などいろいろなポイントを教えてくださいました。
それぞれ、二回読むことができたのですが、
個人的には…
一回目は、表情が出てきて良い部分もあるが、それをもっと自由に思い切って出せるようになるとよいとコメントをいただきました。
今の読みでは、いろいろなライバルがいる中で勝てないとのこと。
二回目は、他の方が読んでいた、全く違うジャンルに挑戦してみました。
すると!一回目よりもこっちの方が良いと言っていただけました!
ただ、全体的に息声ベースになっていたので、メリハリをつけることが大事というアドバイスをいただきました。
今年四月に同じ原稿を読んでいたら、ボソボソ囁いているだけの、人に聞こえないただの小さな息声になっていただろうなと思うので、バーズのレッスンと里美先生のボイトレの効果を感じました!まだまだこれからですが!!
今回の授業を受けて、
原稿の内容に寄り添うことが大切だと知りました。
里美先生のおっしゃっていた、ピークエクスペリエンスを体験したいです。
里美先生、ありがとうございました。
——
この日のミッドナイトバーズで心に残った言葉があるので記します。
それは、大江戸先生の言葉です。
毎日ご飯を食べるように、ナレーションの練習をしないと売れない、ということ。
日々の生活の中に溶け込むほどナレーションの練習をしないと伸びない。
大江戸先生とお話をして、初心を思い返しました。
貴重なお話を本当にありがとうございました。

引っかかり

土曜ベーシックの西山果鈴です!
3日土曜日は、里美先生のレッスンでした!
テーマは、「場をつかむ」
作品に寄り添った表現をして、周りの人を別世界へ連れて行く。
前もって渡されていた
人それぞれ違う原稿を読みました。
テンポ感やいきおいはよかったし、前に比べてよかったと言ってもらえました!
しかし、まだ読み癖があるとのこと。
そこになにか表情があれば気にならないとは思うけど、まだそれがないのでただの癖になってしまってるそうです。
癖…なかなか治りません…。
2周目は、自分の原稿を再挑戦してもいいし、
他の人の原稿を選んでもOKでした。
私は去年の同じレッスンで読んだ原稿に挑戦!
でも、去年同様上手く行きませんでした。
難しい…!
里美先生曰く、引っかかりがないとのこと。
「引っかかりがない」は藤本先生にも指摘されたことがあります。
引っかかる読みを得るためには、コピー。
まだ自分で決めた原稿以外で出せてないので、
どの原稿でもコピーしている人の特徴がでるまでつきつめていきたいと思います!
去年のリベンジとまではいきませんでしたが、収穫もたくさんありました。
里美先生ありがとうございました!