水曜ベーシックの古賀安沙美です。
7月27日、松田先生の『感情と距離感』のレッスンを受けました。
ジャンルはインフォマーシャル。内容はメイクアップリムーバーでした。
そして、今回のテーマは「感情を入れる」ことと「しっかり相手に届ける」こと。
まず、メイクアップリムーバーは日用品なので軽い感じの声で。
そして、
相手に届けるためには、、
まず、語尾を下げないことがポイント!
語尾が落ちてしまったり、低い声(下で響く声)だと独り言みたいに聞こえて相手に届きにくい。
高い声(頭で響く声)だと、遠くに届きやすい。
とのこと。
次に、話しかける対象を定めること!
大衆にしゃべっているのではなく、一人に話しかける。
これは、アフターバーズでのお話の中でも出てきたことなのですが、舞台やコンサートなどで、大衆に視線を向けるのではなく、その中の一人を見るほうが、その一人だけでなく周りにいる人まで見られている気持ちになる…とのこで、
ナレーションも、対象を定めることが大事なのだそう。
授業中の、自分のしゃべりの録音を聞くと、ぼんやりとして聞こえました。
その後、松田先生からの指摘を受けてそれを実践していくと、、だんだん、だんだん、少しずつ、話しかけられていると思ってもらえる方向に進んでいる感じがしました。
その指摘というのは、対象を定めることだけでなく、定めて聞こえるようにするための指摘でした。
私の場合は、、
助詞や出だしの音が低すぎる読みになっていたので、それらの音を、落ちないように上げて読むこと。
語尾が流れてしまっていてぼんやりしてしまうので、ちゃんと置くこと。(人によっては置かない方がいいという指摘もありました。)
そして、前に気持ちを届けること。
でした!
授業の前半は、技術的なアプローチでしたが、後半は身体を使ったアプローチでした。
身体を使ったアプローチというのは、重心を強制的に前に置かせるやり方!
重心を前にすることで、声が前に届くというもの。
私の場合は、フェイドアウトしがちと指摘されていたのが、強制的に重心を前に置かせてもらうことで、最後まで声が前に出せた感じがしました!
これを、人にやってもらうのではなく、自分でクセ付けてやれるようにしないと!
感情を入れたり相手に届けるということを、
メンタル面だけでなく、技術的な方法や身体的な方法から教えていただけるのが、とても興味深かったです!
今回、自分の無意識なクセを新たに知りました!
今まで、自分の読みは伝わってこない読みだなと思っていた原因をまた一つ、いや二つ三つ四つ知ることができました。
松田先生、ありがとうございました。
声を相手に届けること
