NOKORU!!

土曜ネクスト、伊賀子です!
普通はつまらない。
つまらない読みはどこでも必要とされない。
キャスティングのときに「残る」というのは重要。
これまで3回受けた狩野先生と武信先生によるスタジオ実習のレッスン。どの回も共通して何か違う雰囲気が漂っているとは感じていましたが、今回レッスンを受けてみて実感したこと。お二人は常に「キャスティング目線」だということ。マネージャーだから当然でしょ?とか、そんなこと分かってるし、とか思われるかもしれません。だって私だってそんなこと分かってる!!
・・・と思ってた。でもそれはきっと言葉だけで理解してるとか、何となく分かってるくらいのレベルです。でなければ、クラスでももっと飛び抜ける読みが出てきていたはず。アフターバーズでも狩野さんは、「皆まだおさまってる。もっと飛び抜けた表現がほしい」と話していました。
レッスン中に何度も出てくる「それではキャスティングで残れない」という言葉。最近私は、ボイスサンプルや名刺を作ったり、ブログを書いたりし、「何か人の記憶に残る印象的なものを」と考えることが多くなったためか、以前聞いた時よりずっと耳につくようになった。では、キャスティングで残るには?
勢い・パワー・大きい表現・対比・メリハリ・変化・切替・違い・差別化
これは私が今回のレッスンをまとめたノートの中で目立った言葉ですが、これらを並べてみるだけでも見えてくるものがあります。他にも細かいことは多々ありますが、それを意識するだけでもきっと違うはずです。私がレッスンで言われたことも「やろうとしていることは工夫を感じるので、それをもっと大きく表現して!」ということでした。家での練習で一回りも二回りも大きくやろうとしなければ、実際人前では出ないのかもしれません。大きい表現練習します!
特徴がないと残れない。そこに自分らしさも必要。人が覚えてないというのは残ってないということ。「残る」というのは重要です。さらに、そのための「選択」も重要です。どんなチョイスをするか、そこで出す一言でどうなるかがかかっている、と。映像と音とナレーションのバランスが成立していなければ、ナレーターは変えられてしまう。そしてそれはよくあることだそう。もっともっとたくさんプレーを聞いて、センスを磨きます!!
狩野先生、武信先生、どうもありがとうございました!!
伊賀子

「2020年は東京オリンピック!」

土曜ネクスト、伊賀子です! 2020年東京オリンピックがあることは誰もが知っているはず。その中で、オリンピックに関するスポーツ番組を絶対に自分が読むんだ!と思ってレッスンを受けていた人はどれくらいいたのだろうか。
先々週の逸見先生によるスポーツのレッスン。
スポーツセミナーがあるくらいだから『スポーツは特別なもの』と思い込み、なんとなく勝手に距離を感じて、今まで私はスポーツとしっかり向き合っていなかった。今、そのことを大きく反省しています。
世界中が注目するオリンピックに向けてスポーツが増えていくのは当然のことで、ドキュメンタリーがあればバラエティと融合させたものもある。可能性の幅は大きく広がっている、と。各局によって傾向も違って、どういう読みが好まれているかなどもテレビから読み取れるそう。どの競技とどの局を狙うかを具体的にイメージして、それに合わせたナレーションを考える、という戦略的なことまでお話してくれました。さらに驚いたのは、自分が一番ハマる選手を見つけるのがポイントだということ。「この選手を読んだら絶対自分がハマる!」そういう視点で考えたことがなかったので、本当に驚きです。プロの視点をひとつ知ることが出来て嬉しいし、私はそういう選手を見つけたいっ!探します!
読みについても新たに学んだことが多くありました。まずポイントは、構成をいつも以上に把握して読むこと。起承転結がはっきりしているので、きちんと理解しないと気の抜けたような作りになってしまうのだそう。そしてスポーツはライブ!何かが起きそうな期待感とライブ感を煽ることがポイント。特に気を付けなければいけないことで、ナレーターは下読みで内容を把握して展開が分かっていても、なるべく新鮮に反応しているようにする、ということ。そうすると視聴者も素直に聞けるし、あざとくならないのだそうです。スポーツを作る人たちは時間がないとは言え取材期間が長く、そのため作り込みと思い入れが違い、音・映像・ナレーションに対してすごくこだわっていることも教わりました。これらを踏まえて、上手く聞かせるための細かいポイントを一文字レベルから伝えてくれました。色々なテクニックが詰まったスポーツの読み、今まで目を向けていなかったのは大きく損していたように思います。これらを研究すれば、スポーツに限らず他の分野でも自分の読みがずっと広がると思います!
「東京オリンピックを一緒に読みたいなと思ってレッスンしました。」レッスンの最後に逸見先生が言ったこの言葉に、私は衝撃を受けました。それまで初めて学ぶスポーツに驚きや発見でどんどん興味を持ちのめり込んでいっている自分に「はっ」とする瞬間でした。先生はしっかり先を見てレッスンしてくれているのに、まだ目の前のことにしか必死になれない自分に愕然としました。ですが、ここで気付かせてもらったのだから、それを無駄にすることなく私はしっかり前を見て進んでいきます!!
逸見先生、とてもためになる貴重なレッスンをどうもありがとうございました!!
伊賀子

武信先生・狩野先生/スタジオ実習

お疲れさまです!
秋9期ネクストの谷合です。
先日は武信先生と狩野先生のスタジオ実習でした。
現場を知り尽くしているマネージャーのお二人に声を聞いていただける貴重な機会。
長時間にわたり、大人数の声を集中して聞いてくださり、それぞれに的確なアドバイスをいただき、すごく充実した授業でした。
制作側が声優でもアナウンサーでもなく、
ナレーターにお願いする意味を考えること。
ナレーターとしてのアプローチ、技の引き出しを持つこと。
自分がやりたいからではなく、音と画から逆算して、どうプレーするか構築すること。
個人的には、現在地と課題が浮き彫りになりました。
とにかく無難に可もなく不可もなくまとめてしまう。
型にはめるのではなく、内面から。私ならではの声と表現を出せるように。
ポジティブに解釈すれば、もう綺麗には読めてるってことで。
そこは一旦置いておいて、
違う角度からのアプローチを探ってみます。
目指せ!脱☆無難!!
目の前がクリアになりました。
ありがとうございました!

移ろいやすいもの

土曜ベーシックの蔵重綾子です。
鈴木省吾先生の大事にされていることって何だろう?から始まった先日のレッスン。
感覚、思いを大事に。
イメージはあってもなくてもいい。
決めたとしても、どんどん変わる危なっかしさ。
自由で、移ろいやすい。
どうなるかわからない。
何かを込めるのでも、感じながらでもなく。
その時の気分で、ただしゃべる。
ただしゃべるって普段しているのに、CMのひと言を前にすると難しく感じました。
考えないこと、日常と同じようにやることをがんばる難しさ。
どこかで言い方を考えていたり、変化なくそれしか出ない状態に私もなっていると感じました。
他のナレーション練習時はもっと構成考えないと!と思っていますが、今回のレッスンではまた違う、新しい感覚がありました!
ありがとうございました!

呼吸が大事

ベーシック小林将大です。
初、鈴木省吾先生の授業でした。
CMの読みでたった一言に注げる想い。
なんとなーくではわかりますが、染み付いた癖のようなものは2時間のうちに拭うのは難しく、きれいに型どったように読んでしまいがち。
そんな話の最中で呼吸についての話は、授業を受ける前からなんとなーく基礎の基礎を底上げしなければと注視してたことだったので、ピンポイントな良い話を聞けました。
まさに芝居でも同じようなことかもしれませんが、呼吸を上手くコントロール出来たらなんと良いことか…
アフターでも若かりしオーディションの話などありがとうございました。
胸中、ヴィンセントの人とお話できてると嬉しかったです。

逸見先生/スポーツ

お疲れさまです!
秋9期ネクストの谷合です。
先日は、逸見友惠先生の『スポーツ』のレッスンでした。
バラエティーとも情報系とも違う、
スポーツならではの狙いや構成、ドラマ性があるというお話から、
それを原稿からどれだけ読み取れるか、実践。
はじめに音も映像もない状態で読ませていただいたのですが、だいぶアワアワしてしまいました。
伝えたい!でも暑苦しくあざとくしたくはない!じゃあどうすればいいのか。
ライブ感やリアルな生体反応を大切に。
読んでるけど読んでないように聞かせたい。
SE感覚で接続詞を入れたり、
時間経過で立体感を出す。
セリフをセリフによせない、ギリギリのラインを探る。
ほんのちょっとの余韻や息、気持ちのブレで聞こえが全然違う。要研究。
一つ一つの説明に説得力があって、
目から鱗がポロポロでした。
個々にあったアドバイスもいただけました。
私は、読みの熱っぽさはスポーツに向いてる。そして、込めたいところは、やりすぎかなぁと思うくらい込めてちょうどよさそう、とのことでした。
確かにフラットになりがちなので、表現も思い切って飛び込んでみたいと思います。
アフターで日常やスタジオでのお話を沢山伺えたのも、すごく勉強になりました。
ありがとうございました!
谷合 律子♪

情報番組の型と、張らないはり

遅ればせながら藤本先生授業のレポートを書きます。秋9B房本です。
藤本先生情報番組の型。
3番組のアバンから原稿を選択して読みアドバイスをいただく。
余裕を持って、力を抜いて、張らない張り。
テンションを上げ盛り上げながらも、コントロールする感覚が重要だと感じた。
起承転結。
私はヒルナンデスを選択。
バラエティーやアバンだと思うとつい声が高くなってしまう。思い込みが激しい。これを取り払いたい。
続いての原稿では”だいたい”いい感じ。こちらでは一番目の原稿より低い音が使えたが、今度は高音部になったとき、ところどころ音が聞こえずらい箇所があるとの指摘。思い返すと、高音の時に”喉が閉まっている”。絞り出すような感覚になってしまっているので、以前指摘された、”がんばって聞こえてしまう”という課題に共通するところもあると感じた。
また、入りの音の変化、語尾のバリエーション。特に入りが単調になりやすく研究が必要。
つい原稿に集中して前のめりになって読んでしまうが敢えて原稿を物理的にも離して読んでみることで、
クラスメイトの読みが変わっていくという体験もとても参考になり。
私はのめり込みすぎていたと実感。
張らない張り 構成とコントロール 変化と高低
ただ声を張り上げるのではなく、コントロールしながら気持ちをあげていく感覚。そして遊び。
やっぱり課題がたくさん見つかった。
コピーしながらも
初見原稿で今まで習得したと考えているものや気づいたもの、家でいろいろ原稿で遊びながら試行錯誤します。
そして、行ってよかった!アフターバーズ。もっと研究、分析。自分なりの見方を持って、それを詳しい人にぶつけてみる。漠然と分かったつもりではなく、詳細に。私は今ほんとうにビジョンが曖昧。明確にするには、もっとテレビやナレーター研究をして、相手を知る。
藤本先生、山上先生、充実した授業とレクチャー、ありがとうございました!