畠山先生 ストレートの基本/ベーシック

水Bの房本鈴代です。
畠山先生ストレートの基本。
曖昧なストレートの定義を3つの型で解説していただき、さらに、番組ごとの分析!
人・番組ごとに、
縦軸は表現技術(ストレート要素️バラエティー要素)
横軸は声(息もれがなく響きがある️個性的・ウィスパー)
で具体的に解説があり、同じストレートといっても、幅が広いこと。
その中で、自分は例えばどこに当てはまりやすいのか・または、狙っていくか、という視点に気づかされました。
自分自身で分析表を作ってみると、より視点が深まるとのこと。また、作ったらぜひ、見せてくださいとのことだったので、これは作ってみようと感じました。
その後、課題だった ストレート読み。
立ち位置によって高低・声のかけ方などかなりの違いがあることを改めて実感。
分析表やコピーチェックをとおして、より表現・高低はもちろん、
どんな声の出し方をしているか、
リズム、テンポ、なんのために、その表現が必要なのか、
細部までとっていく必要性を感じ。
まだまだ全然できていないのですが、課題がいっぱいあることが授業を通して整理されました。
一つ一つでもクリアしていけるよう、課題を持ち帰ります。
畠山先生、丁寧で新しい視点に気づかせてくださる授業、ありがとうございました!

ミキシング論 機械が苦手でも大丈夫

アドバンスコースで山上さんの「ミキシング論」の授業を受けたことで、テレビの見方がまた1つ変わりました。
先日、急遽1本サンプルが必要となり、他スタジオで収録することにしました。
スタジオバーズでサンプルを収録してからは、その満足度が全然違うため他所で録るのは気が進まなかったのですが、ミキシング論をできる限り活用したことで“一応それなり”のものを作ることができました。
番組の一部分をそのままコピーするために原稿を書き起こしてBGMも同じタイミングで変えようと、その番組のとおりに6曲準備していきました。
するとスタジオでミキサーさんに「(1分半で)こんなに曲を変えるんですか︎」と言われましたが、バーズで学んだという自信を持って「はい。TVなので。」と答え、その後も細かい指示を伝えていきました。
ここはリバーブきかせて。バシッと終わらせる感じで…この声を少し上げて…ココもう少し詰めて…と次々に授業で聞いた言葉を“知ったか”でそのまま言ってみる…。
初めは「え?あ…はい…。」という反応だったミキサーさんも徐々に「なるほど〜」と変わり、途中から「こんな感じどうですか?」「この部分、ちょっと遊んでみましたが(^_^)」と一緒に話し合いながら楽しく進めることができました。
山上さんの授業では「ミキサーさんも”あっこの人、分かってるな。ミキサーの大変さを理解しているな”って思うと距離が縮まりコミュニケーションも上手くとれて収録もやりやすくなる。」と教えてくださいました。
実際には、まだまだ機材の事は分かってないのですが、授業のおかげでミキサーさんのご苦労は理解でき、敬意をもって自分の意見を伝えようって思いました。どちらもプロとしてレベルの高い仕事をしてる感じがします(^^)
TVを見る時、シーン変わりでのナレーションの声の高さや表情などの変化を意識して聞いていましたが、今回の事で音楽や効果音の入り方も意識するようになりました。
自分にはまだ難しいかなぁと思ってたミキシング論、機械に弱くても活用できそうです。知るのと知らないのとでは違いますね。

田子先生/きっちりとはじける

お疲れさまです。
秋9期ネクストの谷合です。
先日は田子千尋先生の
『きっちりとはじける』授業でした。
初見でVTRに合わせて読む。
前情報がない中で、
いかに原稿から情報を読み取り、
予測して音が出せるか。
タイムコードではなく、
画やテロップに合わせる。
ずっと同じニュアンスにならないように調整する。
こうくるだろうなぁ、と予測を立てて、
きてもこなくても対応できるようにしておく。
ニュアンスや説明など、
思ったよりはできたけれど、
焦りました。
頭のタイムより、お尻のタイムを意識することの大切さを実感。
どこまで喋っていいのかわからないと、
とにかく巻いてしまい、
落ち着きなく聞こえました。
お尻のタイム!大事!!です!!!
そして録り終わった後、
田子先生の分析を聞いて、
すごくスッキリ納得しました。
予測の立て方が明確で、整理されていて、
ポイントを掴めば私でも確信を持ってのぞめるのではないか、と思えました。
問題はポイントをちゃんと掴めるか、ですね。
今回は一箇所、全く気づかない部分があったので悔しいです。
Qシートを作ったり、色々な番組をナレーションの観点で見て、自分の中に情報を蓄積していきたいです。
また、BGMや画の力ってすごいなぁ、と改めて思いました。
音や画が変わると、読みも自然と変わっていて。引っ張られすぎてもいけないのでしょうが、求められているニュアンスを掴むにはとても助けになりますね。
すごく楽しく勉強になる授業でした。
ありがとうございました!
谷合 律子

まだまだ

秋9土曜Bの蔵重綾子です。
一昨日は畠山先生の「ストレートの基本」でした!
NHKニュースのコピーは暗くなってしまい、特徴をとらえきれず。
聞き取る力以外に、ニュースだという先入観と表情の印象も違っていたと思いました。
もっと聞き取れるところがあるはず。
「明るさ」意識して、コピーを深めていきます!
今は、何度も聞いて同時に読んでいる中で、ちょっとずつ「ここはこうなってる!」が聞こえてきています。
するとハッとするし、少しでもわかるとうれしい!
「特徴が耳に飛び込んでくる」レベルを目指していきたいです。
そして、声の余裕も持てるように!
畠山先生、ありがとうございました。

大江戸さんのスタジオ現場見学

秋9期アドバンスの原です。
何名かのアドバンスメンバーがblogに書いていますが
今期アドバンスはレッスンのひとつとしてスタジオ見学がありました。
現場を・・・しかもトップクラスのナレーターの現場を直接体感できるというのは
とても貴重な経験値になります。
いくつかの現場のうち僕は今回大江戸さんの「ABChanZooえびチャンズー」(テレビ東京)スタジオ見学をさせて頂きました。
大江戸さんと当日まで一緒に行くメンバーと大江戸さんに簡単な打ち合わせをして待ち合わせ。
その際大江戸さんより「直ぐにおわりますよ」とのこと。
スタジオに入ってスタッフさんとご挨拶。雰囲気の良い現場だなと直ぐに思いました。
この雰囲気もおそらくは大江戸さんが普段から作ってきたものなんだろうなと思われます。
少しの会話をしてから大江戸さんは早速収録開始。
大江戸さんのプレイに関しては皆さんもよくご存知のとおりだと思うので今回はそれよりもスタッフさんとのやり取りについて
何よりも驚いたのはそのスピード。
収録はテスト本番でさくさくと進んでいきました。その進み具合は大江戸さん自身がスタッフさんの
「番組をこう作りたい」という意図を理解した上で行っているというのが聞いていてわかります。
映像との繋がりから合わなかったところに関してもスタッフさんからの要求に直ぐに応える。
若しくは別のものを大江戸さんから提案し録り直す。
そのときの会話のやり取りというのは最小限のものでした。
「次は・・・でお願いします。」
「ここはもっと自然にやったほうが良いですかね」
「OKです。それで頂きましょう」
とにかく無駄の無いやり取りでした。
少ない会話で「何をして欲しいのか」これを理解し実行するリアクションのスピード。
現場は本当にスピーディーに進み収録開始からかかった時間は20分ほど。
・・・正直これには驚きました。
ブースから戻ってきた大江戸さん。手にはイヤホンケースを持っていました。
「仕事のし易い環境を自分でつくる」
自分の声が聞こえやすいツールを用意しておく・・・現場に挑む際に自分のやり易い環境作りのひとつとして大切だなと思いました。
収録後はスタッフさんとの雑談に。
前回の収録で今回のロケ地がどこか分かっていた大江戸さんはその地に関する話をしていたのですが
このトークが実際に収録にいったスタッフさんと共通項があるため盛り上がる。
トークに関しても「何か話さなきゃ」というような雰囲気ではなく、
自然に話が途切れることはありませんでした。
自分たちが見学にいった番組が日曜日には放送されていたということ。
現場がいかに早くまわっていることが実感されました。
見学をさせていただいた大江戸さん、現場のスタッフさん本当にありがとうございました。

ストレートの基本

ベーシックの森千亜紀です。
本日は畠山先生の「ストレートの基本」の授業でした。
読み癖・・・
今日やったものの録音を聴いて、「あぁ、その通りだ」と。
早急に直さなくてはいけない、わかりやすい課題をいただきました。
ありがとうございます。
ヒントや課題を毎回たくさん頂くのですが、もっともっと自分でいろんなことを気がつけて追求できるようにならないと…と思います。
今の私は頭で考えるような時期ではなく、【とにかくやる!】な時期だと思っていまして、その【やる】が全然足りてないなと改めて思いました。
ストレートの基本という授業でしたが、ますますコピーの重要性というのが身にしみてわかりました。
今の自分に何が足りていないのか。
何をする必要があるのか。
これすら低レベルなところでしか考えられていないなと、物凄く悔しくなりました。
そして今日教わった、いろんな番組やナレーターさんを表にしてみる。
これは研究をしていく上で、すごくわかりやすくていいなと思いました。
ただ番組を観て、ただナレーションを聴いて…ではなく、もっともっといろいろな特徴に気がつけるような研究、観方をしていかないといけないなと思いました。
ストレートの基本という授業内容の感想から少しズレているかもしれませんが、今日もたくさんのことを気付かせていただきました。
ありがとうございました。
森千亜紀

雪山に登るとは?

土曜ネクストの伊賀崎(いがさき)です。
「雪山に登る」
この言葉から皆さんはどんな雪山をイメージするでしょうか?
バーズでは「雪山に登る」ことを「ナレーターになっていく様」だとオリエンテーションで説明していました。各々がそれぞれのイメージを抱いたと思いますが、私のようにただただその言葉と写しだされた雪山の写真を受け入れただけに止まった方もいたかもしれません。
——————-
先日、映画「エベレスト」を観てきました。実話を映画化したもので、感想をひと言でいうと“怖かった”です。IMAX3Dで見たので迫力も凄いし、音も体に振動が伝わってくるほどなので怖さが倍増されたかもしれませんが、それよりも何よりもあの常に危険と隣り合わせの状態でいることに胸中穏やかではありません!正直私には何故エベレストに登ろうとするのか理解できないです。登頂して皆でおにぎりを食べるとかそんなわけはなく、登頂しても景色を楽しむわけでもなくすぐに下山。本当にそんなところを登っていくの?という道ばかりで一歩間違えれば死の危険性がずーーーっとある。何故??と興奮状態で観ていたとき、ふと急にバーズオリエンテーションでの雪山の話が頭をよぎりました。
もしかしてこれが雪山・・・?
思えば私が知っている雪山はスキーやスノーボードで行った山くらい。テレビで観たのもこのエベレストを超えるものは記憶には残っていない。
映画では途中でリタイアしてしまう方が多かったです。また登頂はしたものの、嵐の接近で急に天候が悪化したため無事下山できなかった方もいます。エベレストでのルールを破って命を落とす方もいました。頂上まで行って無事に帰った方は若干名・・・。まさかの結末でした。
エベレスト登頂するためには日々のトレーニングは欠かせません。ベースキャンプで入念な準備もします。知識は絶対必要です!天候によっても左右されるので運も必要。
ナレーターを目指す上で当てはまることがありすぎて、ずっと頭の片隅にナレーターを置いたまま最後まで観てしまいました。
私にとっての雪山はエベレストかもしれません。
「テレビで売れること、生き残ることは雪山を登るように厳しい」これもオリエンテーションで伝えられたこと。今だとこの言葉がずっと、もっと自分の中に入ってきます。
漠然としたイメージではなく、よく言われているビジョンをしっかり持つことは本当に大切ですね。
エベレスト登頂には決断力、そして相当な覚悟も必要です。めざせ頂上!
伊賀崎知子