我々はただの仕出し屋で終わってはいけない(再投稿)

今回初めてブログの投稿をします。
秋17ブランディングの高尾 友記子です。
(先ほど投稿したところ本文が掲載されなかったため、再投稿させて頂きます。今度こそは載ってくれ……)

ブランディングのレッスンが始まり、早くも2ヵ月弱が過ぎました。
これまではFacebookの投稿も勇気を出せず出来ていなかったのですが、3度目の守破離を受け、“自分から発信する”ということにもっと積極的になろうと思い、最近はFacebookも意識的に投稿するようになりました。
その記事を見てくださった松田さんから、せっかくならブログにも上げたらいいんじゃない?と先日お会いした際に言って頂き、Facebook投稿の第一歩を踏むことが出来たなら、次はバーズブログの第一歩だ!と思い、今回投稿を決心しました。

さて、前回のレッスンは山上さんの「業界口座ブースワーク」でした。
もうとにかくスライドのセンスと、山上さんのトーク力に、終始笑いが止まりませんでした…。笑
でも面白さだけでなく、実際現場に行った時に必要となる知識が盛りだくさんで、目からウロコがぽろぽろ。
納得した分、首を縦に振りすぎて、頷きで首がもげる寸前でした。

局と制作会社、ADさんやAPさんなど、それぞれの仕事内容やポジションを学んだ後、初めての現場という想定のもと、簡単なロールプレイングを行いました。
ひとりひとり、実際に現場に来たナレーター役として実演をすることに。
100点満点中〇点という採点が行われるものの、最初は0点、次の人は5点と、かなり厳しい点数が…。
皆が実演しているのを見ながら、どこがダメなのかを考え、最後の最後で「あとひとりやりたい人?」という山上さんの問い掛けに、勇気を出して挙手…!
何が正解か、頭の中でのトーク例も組立られていない状態で、スタートしたエチュード。
まずは挨拶、手土産、名刺、相手の他の現場についてのトーク、、、
ひとまず自分のやろうと思ったことを詰め込みはしたものの、頂いた点数は……見事40点!!
皆の実演をカンニング&吸収した上での挑戦だったのに…、悔しい。皆、すまん。という気持ちでした。

その後実際に山上さんがナレーター役として、エチュードを実演してくださることに。
自分に足りなかったもの:元気と提案力、そしてナチュラルに相手の傍に座るというスマートな行動力。
「ただの仕出し屋で終わってしまってはいけない。その現場で次の仕事に繋げることが大事。」
なるほどぉ…、と唸らずにはいれませんでした。

私にとっては、まずは仕事を取らなければ、現場に入らなければという目標が第一、と思っていましたが、実際にその時が来た時に、どのように動けるかが仕事を続けていくためには大事なんだなと痛感しました。
「その時」のために、今出来ることをしっかりこつこつと積み重ねていきたいと思います。

仕事はもう、終わっている・・・

先週のブランディングクラス、山上トモ先生による「業界講座」を振り返ります。

誰も知ることのない明日をナレーターとしてどう進んでいくかという『戦略』
それを具現化していく個々の『戦術』
これを練る練るねするにも、まずはその戦場を知らねばなるまい。
パリピ孔明もまずは戦況把握と言っておられました。

なんとなく知っているようで、なんとなく知らない業界知識。
プロデューサーってどんな人?アシスタント〇〇ってどんな立場?
MAって何の略?音効ってどんな役割?
テレビ局、制作会社、ポスプロ会社、フリーランス、スタッフ派遣会社。
群雄割拠のテレビ業界…。
山上さんの体験談も交えて、ユーモアたっぷりに例示していただきました。

ディレクターといえども映像のプロであり、プロの視聴者ではあるが、
ナレーションや音響の専門家ではないので、そのディレクションを鵜呑みにすると
果てしない闇の向こうに手を伸ばしてしまうことも。
ディレクションで伝えたいのは「それではない」ということであって、
言葉通りに受け取るのではなく、伝えたいイメージを受け取り、
上手に翻訳することが重要なのだということでした。
それこそ「期待に答えるのではなく、期待を超える」ことになると。

玉石混交で玉虫色のパワーバランスで成り立っているテレビ業界で、
ナレーターとしてサバイブしていくために重要なこと。それは・・・。
「次なる才能を探すアンテナを張ること」―
そしてその才能とどう「仲間」になっていくか―
どんな人が「仲間」として受け入れられるかといえば、「頼れる機能」があることですよね。
それがナレーターであれば「ナレーションのプロ」であることだったり「ナレーションのコンサル」であったりといった機能を買われて、仲間として迎え入れられるので、やはり、従ってしまっては仲間にはなれない、と思った次第です。

どんな人がどんな番組をこれから作っていくのか、そのリサーチ力が、
明日も見えない孤独なレースを戦いぬく力になるのだということでした。

そして第2部にて行われた初現場での立ち居振る舞い講座。
答えは一つではないとのことでしたが、
「その日の現場は仕事が決まった時点で終わっている」
「その日現場に行くのは、次の仕事を獲る種を蒔くため」
との言葉に、
フリーランスとしての在り方が全て詰まっていると沁みました。

山上先生、ありがとうございました。
またの授業もよろしくお願いいたします。

17期秋ブランディングクラス
堀川輝幸

「楽しむ」が大事。

17期秋土曜コアクラス村田菜々美です。

【堀場さん バラエティの基本】
3回に分けて原稿を読みましたが、
第一声はどうしても緊張してしまいます。
今までのレッスンも思うように読めず

とても悔しく思っていました。

しかし今回目の前で堀場さんを見ていて
誰のを聞く時も、返答をする時も
とても楽しそうに見えて、羨ましく
私も楽しめば良いのだと考えが切り替わり
2.3回めは心を軽くして読めました。

楽しくないと面白いアイデアも浮かばない
アイデアを出さないとヒントももらえない

知らないことは好きになれないので
たくさん知識をつけてもっとナレーション
のことを愛せるようにしたいです。

「いいと思う」は悔しい言葉。
今日は不完全燃焼な1日でした。

課題は「文節の頭を強くする!」
なかなか難しい…。
新しい気づきをありがとうございました!

【アフターバーズ】
今まで声優のことを学んできた私は
より濃い知識、新しい知識に困惑中です。

ずっと水樹奈々さんを参考にしてきて
それを捨てなければいけないのかと
悩んでいたのですが、アフターバーズで
「捨てずに強みにすれば良い」
とお言葉をいただきモヤモヤした気持ち
が軽くなりました!ありがとうございます!

次回も楽しもう♪

村田菜々美

VOの役幅を開拓せよ

皆さんこんにちは。575以外のブログタイトルの「型」を思案中の、秋17期モードの北村です。

「私たちはライターじゃないんだから、ブログ書くときにうまくアウトプットしようなんて考えなくていいんだよ。それよりも、ちゃんと言葉として残しておくのが大事」と、コアのときのアフターバーズで墨屋先生にご助言をいただいたのですが、バーズの内外を問わずいろいろな方がこのブログを見ていると思うと、何か自分なりの工夫をしたいななんて考えてしまうものです。

さて、前置きが長くなりましたが、先日は狭川さんの「VO役幅のレッスン」でした。VO初挑戦ということで、久しぶりに座学→実践の流れでした。

座学の主な点は、

・VOは一人でたくさんのキャラクターを演じなければならない。

・「次もこの人呼んでみたい」というインパクトを与えるのが大事。

・音の緩急や高低、年齢設定などでパターンを増やす

・声優のように魂ごりごりはほぼNG

・逆に魂入れて面白くして良いときもある

ということで、いざ実戦へ。

やってみると、これまた難しい。ナレーションのとき同様、「悪くはないけど、可もなく不可もなくだからもう少しインパクトがほしい」とのことでした。

少し経ってから授業の録音を聞いたのですが、まあ単純にすべてが引き出し不足だったようです。前の大江戸さんの授業の際は、「ボイスオーバーいいですねえ」なんていうお褒めの言葉をいただいたので「なんでだろう?」とは思ったものの、よくよく考えてみるとあの時のボイスオーバーは犬だったので何でもありだったからだなあと。

ボイスオーバーは実在する人間に声を充てることがほとんどだと思うので、人間に充てるボイスオーバーも研究していきたいと思います。

余談ですが、その日の授業は「なんか新鮮」と思っていたのですが、よくよく考えたらクラスメイトがセリフをちゃんと読んでいるところを初めて聞いたからかもしれないという結論に至りました。

普段はナレーションを扱っているので、あまり聞けない声が聞けて面白かったです。

ということで、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

本日も笑顔120%な1日を。

サンプルはサンプルであってサンプルであらず

先週のブランディングクラス狩野社長による授業「トップサンプル」を振り返ります。

怒涛のトップサンプル19連チャン!

完成度の高いサンプルを通して狩野社長の私見を伺えます。

その中での話を抜き出すと

・キャリアのある人はOA音源を抜き出すのもアリ

・具体的に番組が思い浮かぶ構成、原稿である

・人間性、特技など、その人の個性を表している内容

・流行りネタ、話題の番組を取り入れるなど、トレンドにフォーカスしている

・テレビを研究していると思わせる内容

・声優出身、幅の広い人はキャラやVOなども入れてみる

・オフザケ↔︎シリアスのギャップがある

・素人感、オシャレ感など、統一感を出してピンポイントに提案している

などなど、良いサンプルにある要素を示していただけました。

個人的に全てのサンプルを通して思ったことは「全部楽しい」なと。

パフォーマンスに意思が宿っていて、それが聞き手の心をくすぐるんだと思いました。

当たり前ですが、とてもとても重要なことで、かつ失いやすいものだなと。

良いサンプルはどっか飛び出している部分があって最初から聞かせる勢いがあるな、というように思いました。

次回サンプルを作るときは、今回の授業で得た知見を少しでも取り入れられるようにしたいと思います。

狩野社長ありがとうございました。

17期秋ブランディング

堀川輝幸