営業の場での在り方

今期アドバンスコース、久道ゆきです。
新年一回目のレッスンは、狩野さんの「営業ストーリー」でした。

ここまでのレッスンでは武信さん、畠山さんに「どこに営業に行くか」「何を調べてから行くか」などを教えていただきました。
今回は、より実践的な「その場でどう振舞うか」。

「今日、今、名刺とプロフィールとボイスサンプルを揃って持ってる?」
と聞かれて固まってしまいました。
サッと渡せるものが、ホームページも載っていない名刺しかありません。
偶然出会うかもしれない「運」を掴めるかどうかは、準備をしているかどうかだと実感。

そして具体的な服装、色、姿勢、会話の技術について。
何を着ていくか。どんな姿勢で座るか。どんなスタイルの営業にするか。
自分の読みを選んでもらうために何ができるか。

営業をしたことがない自分には、考えつかないテクニック満載でした。
説得力を持って使いこなせるまで、今回のテクニックを意識していきます。

狩野さん、ありがとうございました!

バラエティの基本を受けて

水曜ベーシック栗原洋介です。
新年一発目は堀場先生による、バラエティ読みのレッスンでした。
実は私、昨年末にボイスサンプルをスタジオバーズで録りまして、そのとき担当していただいたのが堀場先生だったんです。
そのとき、堀場先生は私のやろうとしているナレーションに対して大きくメスを入れるようなことはせずに、ささやかだけれどもよく効くお薬のようなアイディアを提供してくださいました。

今回のレッスンでも、短い例文をみんなが思い思いの番組を想像しながら読み、それに対して堀場先生が新しいシチュエーションを追加してくださったり、意図をより効果的に伝えるためのアイディアを提供してくださったり、という形で進みました。
このテキストの前はどんな映像があるのか、この後はスタジオに戻すのか、VTRにつなぐのか、それはどんな内容なのか、といった具体的な番組構成をちゃんと想定すること。
その構成がナレーションを聴いたら見えてくるようにするにはどういった言葉のニュアンスや音の使い方、語尾の処理が必要になるのかといった適切な読みの選択。

そしてこの二つを基礎に我々はまず、いいボイスサンプルを作るべし、と。

アフターバーズでボイスサンプルを流していただいたんですが、その時に狩野さんから、番組構成とナレーションの型への理解がまだ足りないという指摘をいただきました。
自分で聴いていても、次第に見えてくる、テレビから流れるには頼りなく曖昧で雑で、つまり型が出来ていない部分。
早くそこをクリアし、次のボイスサンプルを録りたい!
そう強く思わされました。
目標は数多くあれど、まずはよいボイスサンプルを目指します!

堀場先生ありがとうございました。

ナレーター業もマーケティング

アドバンスの山本あづさです。

昨年の学長の3レッスン(メンタル論、戦略論、戦術論)で心に残ったことを振りかえります。学長、ありがとうございました!

● メンタル論

「考えたとおりに生きなさい。さもないと生きたとおりに考えてしまうから。」

自らの意思で主体的に生きなければ、日常生活に対する「反応」で人生が終わってしまうという、当たり前でありながら衝撃的な言葉でした。

漠然といつまでに何をしようと考えるのではなく、「練習と仕事そして人生の目標を詳細に設定する」ということを実践する1年にしたいと思います。

● 戦略論

普段企業ブランドのマーケティングに携わっていますが、商品が異なるだけで、そこで使われる戦略や理論がナレーターにも通用するという視点が全く欠けていたなと反省しました。

例えば、

– ブランドプロミス=ナレーターとしての強み

– Key iconic asset=与えたい印象に応じたお決まりのルック(髪型、メイク、服装など)

– Selling line=ナレーターとしてのキャッチコピー

-コンテンツマーケティング=自分のSNSでの発信

自分を1商品として捉えて、ブランドビルディングを考えてみたいと思います。

● 戦術論

『マーケティングとは挑発であり、噂になることを待つのではなく、噂を作り上げること。』ナレーションの技術を磨けば売れるということではなく、どのように自分を商品化するかという思考を持つことが大切。品質が良いにのにこしたことはないですが、良し悪しに関係なく、売り方によって人気商品になるというのは、どのカテゴリでもあるなあと思いました。

アドバンス後半に向かう前に…

こんばんは。
今期3期目アドバンスの久保田です。
2018年も8日目が終わろうとしていますが、
いかがお過ごしでしょうか。

スクールバーズも冬休みが終わり、
いよいよ今週から後半スタート!
毎回濃い授業を自分に落とし込む前にもう次の授業がぁ
…となってしまっていた、10月からのアドバンスの授業。
冬休み中にゆっくり復習しておりました。

全部をここで振り返っていたらとっても長くなったので(汗)、
ここでは特に印象に残ってることを書き記します。

この半年間は、
①ナレータープレイヤー側(山上さん・田子さん)
②営業論(武信さん・畠山さん)
③メンタル論・戦術・戦略(義村さん)
とカテゴライズして振り返りました。

①プレイヤー側のお話
特にボイスサンプル論が刺さりまくりでした。
やりたい気持ちとリアリティのバランス。
自分のナレーションを売るための「パレット」の考え方。
そして、自分のパレットは自分で決める。提案していく。
それがボイスサンプルの構成となるということを学びました。

次の授業で、猪鹿蝶の先輩方のボイスサンプルを聞きながら、
一つ一つの狙いを伺い、ここまで考え抜かれてるんだ…と
目から鱗が落ちまくりました。
自分のナレーションの現在地の見方が、変わりました。
使えるところ、どんどん発掘・開発しないと!

そして、田子さんのスタジオ見学は本当にありがたい機会でした。
ナレーションはもちろんのこと、スタジオでの佇まい・気配り等々、
こうありたいという姿を見せて頂きました。

②営業論
私はフリーで活動しているので、今後さらなる営業が必須です。
ナレーターの営業はなんか特殊なことをしているような気がして、
ただただ尻込みしていましたが…そんなことなかった!
今の自分でもできそうなことがこんなにたくさんあったんだと
これまた衝撃でした。

売上げを上げるということの考え方、
そして下準備の重要さを改めて思い知らされました。

③メンタル論・戦術・戦略
メンタル論の軸になってたアドラー心理学。
本は、バーズブログで紹介された頃に読んでいました。
「過去には感謝を。現在には信頼を。未来には希望を。」
当時、この言葉にとても救われてたことを思い出しました。
もう一度じっくり読みなおそうと思います。

そして、戦術・戦略!
「弱者としての戦略」や「自分の軸」・「ブランディング」の話は、
勢いとか強みとか…バーズ生にはお馴染みの17か条だ!
というように、以前バーズで一度は聞いている話と繋がっていたんです。
それを今回、戦術・戦略という中で改めてお話を伺うことで、
今までのいろんなお話がすとんと腑に落ちました。

今回じっくり復習してよかったと思いました。
授業だけでなくアフターバーズで聞いた話も、どこかでリンクしてる。
圧倒的な情報量!…正直、消化しきれていません。
わかったつもりになっていただけで行動に移せていないことが
ほんとにたくさんあります。

営業論の授業の時、武信さんは静かにおっしゃいました。
トッププレイヤーなら誰でも普通にやっていることだと。
やるかやらないか。
やらなきゃ追いつけないだけだと…。

いま思えば、テレビナレーターになりたい!と、
ただただやりたい気持ちだけでバーズに飛び込んだ自分でしたが、
その想いを現実にするためのヒントを既にたくさん頂いてます。
きちんとたわわに実らせるために、ヨチヨチでも前進し続けます!

長文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

今年もどうぞよろしくお願いします!

changing wall into stairs in lesson

アドバンスクラス、かつきちこと、林です。

ヘミングウェイの世界一短い小説よろしく、シックスワード(6単語)でタイトルをつけてみました。学長の授業はシックスワードを思わせるほど濃い内容が凝縮、洗練されていました。

「メンタル論」
アドラーの心理学、スポーツメンタルトレーニングを用いて、不安定な自営業であるプレーヤーの「日々の在り方」から現場で最高のパフォーマンスが発揮できる「ゾーン集中」のお話まで、プレーヤー用に再構築して教えていただきました。

「戦略論」
まず、売れていくには段階があり、それぞれの段階で行うことが違うこと。
自分の位置を把握し、敵を知り、顧客のニーズに焦点を当てる。
ランチェスター理論を中心に、ネットでの戦略やブランディングまで教えていただけます。

「戦術論」
売ることとは、相手の気持ちを考えること。
その相手をイノベーター理論で見つけ、アナログとデジタルの両面でアプローチします。
そして、実際に使用する営業ツール(ボイスサンプル、キャッチコピーなど)の説明は自分で作ろうとすると必ず出てくる疑問の解答編でした。
また、芸能の生命線「リピーター」をつなぐ心理戦。知らなければついついやってしまいがちな事ばかりでした。

「まとめ」
目の前の壁を階段に変える「戦略論」
一段ずつ登るための「戦術論」
登り続けるための「メンタル論」

ようやく、授業内で紹介があった本を読み終えましたが、もっともっと、この凝縮された授業の理解を深めていきたいと思います。
ありがとうございました。

前半の3ヶ月を振り返って

脱・まな板の鯉
アドバンスの園田扇子(そのだせんこ)です。

10月から始まった、アドバンス。
年末を機に、振り返らせていただきます。
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●山上さんによるボイスサンプル研究

買い手・聴き手の視点が、如何に大切で
買い手・聴き手の視点を入れて、どうボイスサンプルを組み立てていくのか
を、ホワイトボードを使って絵具のパレット形式で図解していただきました。

それまで、まな板の鯉よろしく
なんとか調理してください状態で臨んでいた自分の考えの足りなさを自覚。

レッスン後、自分をパレット化しようとして描き切るのに唸ること数日。
たくさんの課題が見つかり、やっと自分がどんな靴を履いているか足元を見ることができました。

また、「信用」という実体のないものを
具体的なものに落とし込みしていただいたのには、かなりの衝撃でした。

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●武信マネージャーによる営業論、畠山マネージャーによる制作会社解説

ナレーターが売れるにはどうすればよいか、を
ロジックツリーを用いて具体的な解決策にまで掘り下げていただきました。

営業経験が全くないため、どう動けばいいのか見えず不安しかなかったのですが、
コンサルタント時代に触れたロジックツリーが出てきたことで

考え方のとっかかりを掴むことができ
どういった営業先があるかを知ることで、具体性をもって営業を考えられるようになりました。

また、HPや番組表といった誰でも見ることができるものから
営業するうえで必要な情報を、どう読み取って収集するかを説明いただいたときは

チルチルとミチル気分になりました。

欲しい買い手の情報はすぐそこにあるじゃないかと。

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●義村学長によるメンタル・戦略・戦術

自立するための方法を順を追って説明いただくなかで
ハッとさせられたのが、パーソナルブランディング。

営業ツールとしてHPを作らねば、と思ってはいたものの
自分をブランド化する、ということが目から鱗でした。

色の選択1つとってもブランディングは始まっているんだと気付いてからは

道を歩いても、様々な色の組み合わせが目に飛び込むようになり

参考材料の多さに目移りしては、自分の足元を見るということを繰り返し、
目下、HP作成中です。

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前半の3ヶ月。

じゃあどうすればよいか、という具体的な行動レベルで話してくださる講義。

事務所での講義に加えて、
あおい先生のスタジオ見学では、原稿のチェックの速さに目を見張るだけでなく

さらに、チェックしながら会話するという
トッププレイヤーの現場の在り方を学べる貴重な機会をいただきました。

本当にありがとうございます。

脱・まな板の鯉。

ベルセルクのガッツも言ってました。
「お前 何十年も修行して達人にでもなるのを待ってから戦場に出るつもりか?」
「今、手持ちのコマでやりくりするしかねぇだろ。」
「無い知恵絞って考えろ、自分で。」

ハンター×ハンターのプーハットも言ってました。
「理に依って無理に進む」

来年はレッスンを通して見えた、沢山の課題に取り組みつつ
実際の行動に移して進んで行きます!

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
皆さま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

園田扇子

12/16 発声2

土曜ベーシック 連続投稿失礼いたします。こりん星 です。

12月そして今年最後のレッスン発声2。

最後にやった響の変化。
ペアになって、相手に向かって「おはよう」を飛ばす。無意識に普段やっているのに、意識的にやってみると結構難しい。

どうしたらお題通りに飛ばせるか?
身振り手振りを使ったり、イメージしながら何も考えずに言ってみたり、言葉の最後を変化させるなどなど。

それを原稿前にした時にどう向き合うか?色んな見方があるなぁと思いました。