(この文章は2017年スクールバーズ設立時のHPに、スクール理念を書いたものです)
 

義村:ナレーター事務所「ベルベットオフィス」代表取締役の義村透です。このページを訪れてくれてありがとうございます。 いよいよナレーター養成所の【スクールバーズ】が開校しました!ナレーター事務所のトップブランドベルベットとアトゥが手を組んで本格的にナレーター養成を行います。この最強タッグに加えてボイスサンプル作成のスタジオバーズから生まれた「コーチング技術」でナレーターとして一段成長させていこうと思ってます。このスクールについてみんなの抱負を語って下さい。
 
狩野:ナレーター事務所アトゥ・プロダクション代表取締役、狩野貴子です。今回いっしょにスクールをやらせていただけて光栄です。ベルベットのスーパープレーヤーと義村社長の後ろ姿を追ってここまで来たって感じだったので。特にマネージャーとしてのありかた、考え方は尊敬の対象なんですよ。
 
義村:いきなりおだて過ぎだってw狩野社長も女手ひとつで、仕事に厳しいトッププレーヤーをよくマネージメントしてるよ。それに、独立前から注目してたけど、ほんとによく現場にいるよね。頭が下がるよ。
 
狩野:いや、ただ現場が好きで、ものを創ってる人たちが好きなだけですよw
 
山上:あの・・・抱負の方を先に語っていただけると・・・
 
狩野:あ〜ごめんねw 私は売れるナレーター、使えるプレーヤーが欲しいのが、本当のところなんですよ。『アトゥ』のトッププレーヤーがメインでやっている番組で、まだまだ入れる余地があるのに、取りこぼしたりしてるんですよね。中堅、若手がいないので・・・かといって単純に人数だけ増やそうとは思ってはいないんですが。
 
山上:!!ということは『アトゥ』に入れるチャンスは大いにあると思っていいんですか?
 
義村:それは『ベルベット』も同じ状況なんだよね。その辺りのことは後で話すとして・・・あ、山上の紹介しなくちゃね。『ベルベット』の 永遠の若手です。ヒップホップなナレーター目指したんだけど・・・まあ飛び道具っていうか・・・(笑)同時に、『スタジオバーズ』を任せることができている、もっともクリエイティブで信頼できている人材ですね。
 
狩野:『アトゥ』でも『スタジオバーズ』を利用させてもらっているけど、プレーヤーの生理が分かっていて、演出がどんどんすごくなっているのがわかるもん。 実をいうと、山上君が応募のときのデモテープと履歴書見せてもらったときは、この人だけは絶対にないって思いました・・・(笑) いまの山上君をみてると、義村社長の人材を見抜く目が卓越して素晴らしいんだなと思いますね。
 
義村:そうそう。山上の資料は誰に聞かせても見せても、可能性がないって評価だったんだよね。それで養成所3つもいってるし。でもそれで「よーし誰も出来なかったマネージメントをやってやろう」とガッツが出たw
 
山上:僕のことはそのへんで終わりにしてですね・・・(^_^;)スクールの概要をお話ししておきますね。細かなところは別のページを見ていただくとして・・・私たちにしかできない、スクールの3つの特徴としてはですね…

1『TV番組を主眼に置いたナレーター育成』

「いま」の感性と表現を、バラエティから報道までの第一線の現役のプレーヤーが伝えます。そして教えます。

【ベーシック】での実技は、自由に表現するための基礎力(発声・滑舌など)を伸ばすことからテレビの表現まで視野に入れた授業内容になります。経験のある方でももう一度自分を見直すことができるカリキュラムとなっているのではないでしょうか。

 【ネクスト】はより現場を意識し、<テレビ番組で本当に必要な技術>を身につけるための実技コースとなっています。 TV番組のナレーター養成を中心にやっているナレータースクールはいまのところないと思います。バラエティを教える現役講師ってのがまずいないでしょうから。

2『マネージメントの視点で生徒を見守る』

トップクラスのナレーターが全てのジャンルでこれだけそろっている事務所はないんです。そしてそれをマネージメントしている、広範囲な視野をもったトップマネージャーが見守ってくれる。これは「ベルベット」「アトゥ」両事務所の独壇場ですよね。

3『自立したプロを目指す』

こうすれば売れるっていうポイントはあるんです。もちろんそれは簡単ではないですが、【アドバンス】の講座のなかで学び取ってもらえればと思います。

狩野:山上君、ちょっと言い回しが硬くなってない?(笑)ベーシックは初心者の方でもOKですよ。でもプロを目指そうと思っている方ですよ。『自立したプロを目指す』のはアドバンスコースですね。このコースでは私が営業論をやらせていただきます。専門的になりそうなので、こちらは勉強や仕事の経験があるかたがいいですね。
 
義村:それと主に【アドバンス】になりますが、山上君の「コーチング技術」でプレーヤーの意識改革をやっていきたいと思ってます。【ベーシック】でもさわりだけやりますね。
 
山上:「コーチング技術」は最初は僕自身が義村社長からそうコーチング&マネージメントしていただいたことの延長の発想なんです。どういうことかというと、プレーヤーの意識改革なくしては自らの殻は破れないんですよね。そのことは『スタジオバーズ』のボイスサンプル創りで多くのナレーターの方と出会って体感してきました。そしてボイスサンプル演出の過程でコーチング技術が自然と身についていったんです。ほんのすこし意識を変えるだけで、表現や行動が大きく変わっていくのを目の当たりにすると、僕自身もうれしいですしやりがいを感じますよね。
 
狩野:『スタジオバーズ』の掲示板でも目からウロコが落ちたってみんな書いてくれてるよね。あれって恐いくらいだね(笑)
 
義村:あんなに絶賛していただいてると、やらせっぽく見えない?(笑)でも本当に自然とみなさんが書き込んで頂いて、ありがたいことです。「コーチング」の部分はボイスサンプル作成ビジネスコースの「カウンセリング」の部分になるよね。

 

山上:個人と講義では少し違う部分が出てくるでしょうが、基本は同じですね。「コーチング」のことはこのへんにして、スクールの本質的な部分をお聞きしたいのですが。 ずばり『ベルベット』も『アトゥ』もスクールを卒業すれば所属できるんですか。
 
義村:いい人材は、もちろん採用していくつもりです。でもハードルは当然厳しいですよ。単に卒業しただけでは採用しません。何故なら、養成の目標は「自立したプロ」だからなのです。その状態ならどんどん採用していきます。
 
狩野:『アトゥ』も同じです。生徒や卒業生にはなんらかのサポートをしたり仕事を入れられたらと思ってます。あ、でも全員に仕事を振るって話ではないですよ。プロの仕事の水準はクリアしてる人で、うまくはまる仕事があればですよ。それと、私たちにとっては「自立したプロ」にとってそれでも入りたいと思われるブランド価値の高い事務所でなければと思うと、気も引き締まってきます。
 
義村:「自立したプロ」がなぜ事務所に入るのかということは、 velvetのBBS(「ナレーションの虎」事務所論) で書いたからそちらを見てもらって。その前に話さないと行けないことが・・・。自分で仕事をとれるようにしていく。それは、つまるところ、私の考える『マネージメント=プレーヤーの人生を考える』ことにつながっている、ともいえます。 『自立したプレーヤーすなわち自由なプレーヤー』だと思っています。そんなプレーヤーが欲しいですね。
 
山上:マネージメント哲学になって来てますが、もう少し分かり易くお話を…
 
義村:『一匹の魚を与えても一食にしかならない。魚の釣り方を教えれば一生食べていくことができる』 中国の故事であるんだけど。仕事をとる仕組みを知らない人にいくら仕事を入れても、仕事がつながっていかないってことを、自分のマネージャー経験の中で痛感したんだよね。プレーヤーの人生という、大きな視点での教育を模索しているのです。
 
狩野:ほんとそうですね。事務所に入って伸びる人は1本1本をつなげられるプレーヤーですよね。それまではプレーヤーが営業するのはいけないっていう、意識は両方にありますもんね。
 
山上:自分の価値を下げるから、自分で営業しないってことにも一理あるとは思うんですが・・・昔のスターのような発想があるんでしょうかね。
 
狩野:確かにその考えも根強くあるのよね。でも大きな事務所で飼い殺しされているプレーヤーたちを見ると、その人たちの人生の責任はどうするんだろうと、ふと思うのよ。プレーヤーたちもぶら下がったまま、生きてきてしまっている責任も当然あるんだけどね。
 
山上:大手事務所だけでなく、中小事務所でも同じでしょうね。だからいろんな所で軋轢が起こってますよね。
 
狩野:なにも、営業できなければナレーターになれないっていう訳ではないのよね。当然向き不向きはあるわけです。ただ、そういったことも視点として持っておくほうが、プロとしての責任感や事務所との関わり方も変化してくると思うんですよ。
 
義村:最後になりますが、スクールバーズではナレーター業界の将来を担っていける人材を育てていきたいと思っています。ちゃんと将来の設計図を描くために、きちんと「自分に投資」してみてください。スクールのなかに飛び込んでみて下さい。きっと何かの発見がありますよ。

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