色付けの濃淡

ワクチン2回接種完了しました。副反応のおかげでお布団と仲良しでした。
土曜コアクラスの境 耀介です。

今回は目黒先生の「報道の色付け」の授業。
冒頭に少し見せていただいた、実際の現場で使った原稿にはVの絵変わりやSEのタイミングなど、読む文章以外の情報が想像以上に多く記載されているのは個人的にはなかなかの衝撃。
今回はそういったタイミングなどを想像しながら、その中で表現するという内容でした。

まず指摘されたのは色付け云々の前に「口型を意識しすぎている」という点。
夏休み期間中に「滑舌や口型をちゃんと練習しよう!」と色々息巻いていたものが少し行き過ぎていたようです。
基礎となる部分をしっかり指摘していただけるのは大変助かる限りなので、夏休み明け最初の授業が目黒先生で良かった。。

表現の面では「聞いてる人にその意図を想起させる」ための色付けが必要との指摘が。
なんとなく文末に上げて終わらせる、と考えていたのは誤りでは無かったのですが、その目的が明確になれば読み手としての迷いが無くなり素直に表現できることを痛感しました。

また今回の授業では「文頭を強く読むのは1段落に1回程度」という指導もありましたが、過去の堀場さんの授業では「文頭は強く、文末は強くするか印象づける」という説明もあったので、頭の中で「???」となり思考停止してしまう場面もありました。
その辺りの考え方について教えていただいたのは、番組ごとの「色付けの濃淡」という観点。
番組に合わせて表現することは至極当たり前ではありますが、最近は個人的にバラエティや情報など、濃いめの色付けをコピーしていた自分にとっては、かなりハッとする言葉でした。。
実際に指導を受けた時の録音を聞いてみると、報道番組の読みに近いかな?とも感じ、改めて番組の色に自分をアジャストすることの重要性を実感できました。

授業カレンダーを見ると、次回は説明会との文字が。え?冬に参加した説明会からもう半年が経つの…?と、大変に戦慄しています。
あれから成長できたのだろうかと考えつつも、不安を追い払うためにもコピーに励みたいと思います。

以上、境でした!