【ナレーション表現】個性とは美意識である
投稿者:セバ子2003/06/13 23:09個性って・・・
はじめまして。私は喋りを勉強している学生です。今とても悩んでいることがあるので、聞いてください。
皆さんは個性って何だと思いますか?わたしのナレーションを聞いた人は皆口を揃えて「よくあるナレーション」「正統派だね」と言います。正統派が悪いわけではないんですが、それだけではいけないと思うのです。
私にしかないものが何なのか、どうやってこの壁を越えたらいいかわかりません。
皆さんもこんなことで悩んだことはありますか?もしあるならどうやって乗り越えたのでしょうか?とても答えづらい質問でスミマセンが、何でもいいのでアドバイスをいただけたらと思います。
Re: 個性って・・・
はじめまして、こんにちは(^_^)さあ、難しい問題ですねえ。
まず、あなたは自分自身のナレーションを「正統派」だと思っていますか?あなたが、「個性的」なナレーションをしていると思うプロのナレーターは誰ですか?では、他の人はどう思っているでしょう?
自分が「正統派」もしくは「個性的」と正直に感じるもの。多くの他人が「正統派」もしくは「個性的」と思うもの。この辺にヒントがあるような気がします。
ちょっとおおざっぱですが、いきなりたくさん考えると混乱するのでまず一つ、考えてみては?
Re: 個性って・・・
ナレーションの虎へようこそ。「正統派」のナレーションを身に付けられたのですね。それは一つの武器ですよ。無自覚な表現は癖です。自覚的な表現が個性になって行くのだと思います。
個性とは美意識である。
その表現が良いと感じる心です。「正統派」のナレーションを修得できたのなら、その表現が美しいと感じることが出来たのだと思います。なんらかの個性的な表現を良いと感じることが出来るのであれば、きっとそれを修得できると思います。
「正統派」のナレーションは多くの人が良いと感じていたのでしょう。その感じ方も時代とともに変化してきたと思います。いまは平凡なナレーションと、多くの人が感じているのかもしれませんね。あなたが感じる個性的な表現が、次の時代を創って行くかもしれませんし、時代に受け入れられないかも知れません。
壁を越える第一歩は「感じる」ことです(^o^)