【ナレーションの練習/技術】滑舌が悪い
投稿者:ユウカ2004/04/27 12:44活舌
はじめまして。ナレーションのお仕事をしているものです。
現場で活舌が悪い、破裂するなどと言われてしまいます。日々、トレーニングはしているのですがいま自分のしていることが正しいのかどうかよくわからなくなってしまいました。
何か良い方法があれば教えていただけないでしょうか。宜しくお願いいたします。
Re:活舌
はじめまして。プロの方ですよね。プロとしてアドバイスします。
滑舌は、言葉の意味をハッキリ理解していれば良くなるはずです。それでもダメなら、鍛練のみ。ご自分の基礎を鍛え足りて無いだけだと思います。指摘されて直らないなら、一度、思いっきり凹んだ方が良いと思いますよ。
では、お互い頑張りましょうね。
Re:鍛錬
はじめまして。ナレーションの虎へようこそ
>滑舌は、言葉の意味をハッキリ理解していれば良くなるはずです。それでもダメなら、鍛練のみ。
同感ですね(^_^)ではその「鍛錬」について、いくつか・・・
まず、滑舌が悪くなる原因として考えられる事には、前出の「日本語の理解度」の他に「身体的要因」があると思います。これには、
1.主に肩や首に変な力が入ってしまっている。
2.鼻がつまっていたり、喉が腫れていたりというような、疾患系。
3.心肺機能が弱く、すぐに苦しくなってあせる。結果、読むスピードが早くなってしまい、滑舌がついていかない。
4.体に疲労がたまっている。
まあこれくらいでしょうか。2.は一時的なもので仕方ありませんが、普段から滑舌で悩んでいる方には1.の場合が結構多いように思います。
最近、やおへいさんという方のカキコにもありましたが、やはり基本は腹筋と背筋だと思います。腹式呼吸を支えるのはこの二大筋肉だからです。ここを鍛えて、正しい腹式呼吸がなされていれば、まず肩や首の力が抜け、しゃべりやすくなるはずです。私は実際、これで飛躍的に改善しました。
これであまり改善が見られなければ、心肺機能を高めてみるとまた違ってくると思います。これは、心肺機能を高めるようなスポーツをするのもいいですし、家でひたすらナレーションの練習をし続けるのもいいと思います。
例えば、テニスをするための能力を向上させるのにひたすら素振りをするのと同じように、しゃべるための能力はやはり、たくさんしゃべることによって向上していくものだと私は思います。これらはもちろん、読む文章(日本語)が頭の中できちんと理解できている事が大前提です。あと、当たり前の事ですが、疲労は残さないようにすること。
・・・ああ、長くなってしまいました(^_^;)以上、私の経験則ですが、お役に立てたらうれしいです