【ナレーターになるには】表現とは行動である
投稿者:ちい2003/09/12 16:34ナレーター・声優になりたい30代半ば女性(笑)
1年前にこちらに相談させていただき、ありがたいアドバイスをいただいたものです。現状のご報告と、今後のアドバイスをいただきたいと思い書き込ませていただきます。アドバイスをいただいてから、以下のような行動をしました。
①知り合いを通じ大手の事務所の面接を受けることができましたが、ナレーター事務所ではなく顔出しのところだったため、年齢的にも経験的にも残念ながらお互いにNGでした。
②以前にも経験があったのですが、新たにコミュニティFMのパーソナリティとして番組を持ちました(現在進行形)。
ただ、ナレーター・声優という意味では、タイトル通りまだ希望は叶っておらず、近くまで来ているようでなかなか辿り着かなくて、どうしたらいいものかと悩んでいます。
ニュース読みなどのアナウンスや簡単なナレーションであれば自信があるので、デモテープをナレーター事務所に送ろうかと思ってみるものの、芝居・演技を学んだことがないのでダメだろうと思ってしまい、逆に、じゃあ演技を学ぼうと思っても、今から養成所に行くのは、以前お叱りを受けたように「受け身スタンス(養成所に行けば何とかしてもらえると思っている)」で何も進歩がないのではないかと思ってしまい、月日だけが流れ、年齢を重ねていくことに、焦るばかりです。前回ご相談させていただいてから1年経ってしまったことにも、自分で驚いています。
私はナレーターの道に進みたいのだ、とあと10年早く気づいていたら…。後悔しても仕方ないのに、そんなことばかり思ってしまいます。私はどうしたら良いのでしょうか…(;_;)
自分の道さえ決められない情けない人間は、この世界に入る資格はないでしょうか。。。ぜひ、アドバイスをいただきたく、よろしくお願いします。
Re: ナレーター・声優になりたい30代半ば女性(笑)
この掲示板、時々のぞいてます。ずいぶんお悩みのようですね。少しきついことをいいます。覚悟してください。
多少なりとも、この世界で仕事をしているならば、現状が厳しいのは承知のうえですよね?
それでもナレーターや声優になりたいという強い想いがあるのなら、新しいものを受け入れることを楽しみ、タフな精神をもち、覚悟を決めて進めばいいのです。(^-^)/
もう疲れたというなら、現状に幸せを見いだすか、あるいはきれいさっぱり忘れることです。(> <;)
表現方法に自信がないのであれば、養成所にいくのも一つの選択肢です。この場合、もちろん受け身ではなんの収穫も得られないでしょうが、全てのものを講師やほかの生徒たちから盗んでやる、というくらいの気概あれば有益なものとなるでしょう。
または、失敗することなど恐れずにデモを作って、事務所なりどこなりに送ってみてはいかがですか?失敗すると、失うものはそんなに大きいですか?(私個人は、過去その2つともやりました。養成所で得たものは、財産のひとつです。デモは、送って失敗しました。だからといって、失ったものなど何もありません)
あなたは、自分に対してとても誠実で、かしこくて、そしてほんの少し臆病なんでしょうね。
あなたは、背中を押してほしいのですか?
それとも、情熱を消してほしいのですか?
年齢・結婚・ナレーター様ありがとうございます
「年齢もいっていて結婚もしているナレーター」さん、お返事ありがとうございます。
>少しきついことをいいます。覚悟してください。
全然きつくなかったです。むしろ温かさを感じました。
>もう疲れたというなら、現状に幸せを見いだすか、あるいはきれいさっぱり忘れることです。(> <;)
まさにそのとおりです。現状打破できないことに少し疲れていて、でも夢を捨てきれない、宙ぶらりんな状態なのだと思います。
>失敗すると、失うものはそんなに大きいですか?
これには、ハッとさせられました。失うことは…ないです。結局自分が傷つきたくないだけなのですね。
>あなたは、自分に対してとても誠実で、かしこくて、そしてほんの少し臆病なんでしょうね。
かなり臆病なんだと思います。拒否されるのがとても苦手で、「打たれ弱い」のです。
>あなたは、背中を押してほしいのですか?
>それとも、情熱を消してほしいのですか?
これは鋭い問いかけでした。……今、どちらなのか、自分でもわからないのです。もう少し考えてみたいと思います。ありがとうございました。
Re: 表現とは行動である
ナレーションの虎へようこそ。いままでのやりとりの繰り返しになるかもしれませんが書いておきます。
誰もが将来に対する不安をもっています。そして不安は恐怖を生みます。恐怖に捕われると行動ができなくなります。きっとこれは人生の選択のすべてに内在する神様が与えた試練だと思います。もちろん私も例外ではないです(^_^;)
恐怖を克服する方法。最悪の事態をはっきりイメージします。そしてそれが自分にとって受け入れられることなのかそうでないのか。受け入れられないのなら諦めて素早く別の道を探すことです。もし、受け入れることが出来るなら行動が出来ると思います。
行動した後悔より行動しない後悔の方が痛手は大きいです。
私もお勧めしたい本があります。
「チーズはどこへ消えた?(扶桑社)」。
自分が変化(すなわち行動)することを受け入れることは痛みを伴います。たくさんのプレーヤーを見て来て思うことは、必ずしも技術の上手い順番に売れているわけではないということです。売れる要素はさまざまです。ただ売れている人の共通点は大胆になにかを選択して行動したということです。誰もが無理だと思うことを成し遂げたときにこそ、大きな成果があるのだとおもいます。
「表現とはすなわち行動である」
大窓王さま、ありがとうございます
>恐怖を克服する方法。
>受け入れられないのなら諦めて素早く別の道を探すことです。
>もし受け入れることが出来るなら行動が出来ると思います。
そうですね。受け入れられるか否か、それをまず見極めなければいけないのですね。
>行動した後悔より行動しない後悔の方が痛手は大きいです。
まさにその通りですね。私は今、どうするべきか悩んでいますが、もし「最悪の事態」を受け入れられないと判断し、行動を起こさず諦めてしまったら、一生後悔してしまうかもしれません。その後悔を受け入れることができるか否か。それも判断材料にしなければいけないということがわかりました。
まだしばらく悩む日が続きそうですが、ただ訳もなく焦るのではなく、きちんと結果を考えて悩むことができそうな気がしてきました。今の私にとっては、それだけでも進歩です。
今日もコミュニティーFMでパーソナリティの仕事をしてきました。しゃべっている時は自分が悩んでいることも忘れてしまいます。
アドバイス、ありがとうございました!