【ナレーションの練習/技術】スムーズな読み
投稿者:アラかめ2010/06/11(Fri) 14:30スムーズな読み
いつも、メルマガ楽しみにしています。謎の配達人さんの経験談は現場のリアルさ厳しさを表していて、生半可な気持ちじゃだめだと、教えてくださいます。
質問なのですが、私はスムーズに読むことができず、咬んでしまいます。
何度か下読みしたものでも、だめなんです。滑舌も影響あるかと思いますが、それ以外に注意、訓練する方法がありましたら教えていただけますか?
噛みますよw人間だもの
山上です。アラかめさんメルマガの感想ありがとうございます。また当分書けるパワーをいただけました^^
> 質問なのですが、私はスムーズに読むことができず、 咬んでしまいます。
誰でも噛みますからご安心ください。人間だもの。トッププロだって噛み噛みですw今日びの機材はとても優秀ですし録り直せば済む話です。ミキサーでもある僕個人は「良き作品にするために、収録スタッフはプレイヤーを精一杯バックアップするもの」と思っています。スタッフをぐっとこさせることができれば、誰かがきっと助けてくれます。噛むことに縛られず、ぐっとこさせる良きプレイに集中なさってください。
>何度か下読みしたものでも、だめなんです。滑舌も影響あるかと思いますが、それ以外に注意、訓練する方法がありましたら教えていただけますか?
うんうん。練習しすぎると「ああやろう、こうやろう」と邪念でますます噛みがちですよね。なので逆説的に、下読みすらしないってのもおすすめです。(黙読はokです)下読みしない訳ですから「反射」で読むしかありません。なので、基礎をガッツリやっとく必要があります。いざって時までは「これが一体何の役にたつのかなあ…」と自問自答しちゃうくらい、むりやり口がばがば開けて、舌ベロンベロン回して、不必要にでっかい声出してみてください。
本番は積み重ねが問われるのみです。他の人からみたら笑われてしまうくらい試行錯誤して、いっぱい積み重ねちゃいましょう。
噛む理由がメンタル的なことであれば、なおのこと試行錯誤しまくって自信つけるのがてっとり早いと思います。
技術の訓練方法は100人に問えば100通りの方法論が返ってくると思います。でもアラかめさんが「だめなんです」ってほど読めない状態であれば、方法論そのものよりも「アラかめさん自身がひとつひとつ発見していくことで、パワーにしていくこと」が大事なんじゃないでしょうか。訊いて答えをもらうのは楽なのですが、発見する喜びを失うことでもあると思うのです。
『だめなんです』で終わらせずに「どんな風にスムーズに読みたいか」「問題はどこか」「できることは何もないのか」などをじっくり自分自身に問いかけてみてください。そしたら”なんだかわからないけどやってみる”という試行錯誤への行動力が生まれると思います。
もし、オリジナル訓練のおかげでオリジナルなプレイができるようになったら、素敵ですね~
Re: オリジナルの練習
早々の返信ありがとうございます。地方のアナウンスの基礎科を経て、上のクラスに所属したばかりです。
<オリジナル訓練>が大事と聞き、すごく嬉しかったです。目下、自分に足りないものをカバーすべく,本を買い、滑舌やボイストレーニングなどをしています。これでいいんだと背中を押していただきました。もっともっと<むりやり口がばがば開けて、舌ベロンベロン回して、不必要にでっかい声出し>をがんばります。
噛んでしまうのも自分を問い直せば、ナレーター志望にあるまじき、プチ活字アレルギーもあるのかもしれません。黙読が苦手なのです。
でも、プロは黙読が頭の中で声になると本に書いてありました。自分を反省して、ちゃんと黙読をしてみます。文章読解も甘かったので、ストイックに取り組んでみます。自分の欠点を認め、トレーニングを工夫、発見してみます。
また、コピーの仕方もまったく不十分であったこと、スクールバーズブログさんに教えていただきました。
正直なところ、実はアラフォーの私。(ほんとは、アラの後ろに4付けそびれたんです)今、こんなに必死なっても報われないよと自問自答することもありますが、やらないより、まずはトレーニングあるのみ!
こんな素人の私が投稿するのも、気がひけたのですが、いつも、メルマガでいろいろなことを教えていただいていること。いつも楽しく読んでることお伝えしたかたんです。